この世代はg1勝ちをしていない馬でもトゥザワールドやトーセンスターダムなど実力馬がひしめき合うような、まさに実力拮抗の世代と言えた。3冠最終戦の菊花賞にはイスラボニータが天皇賞参戦のため回避していた以外は、概ねクラシック戦線を盛り上げた優駿が集っていた。 All Right Reserved. アーカイブス2020年11月号は「田中将大 伝説の24連勝、楽天 球団初の日本一」. Sponichi Annexに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての著作権はスポーツニッポン新聞社と情報提供者に帰属します。. トゥザワールドは日本の競走馬である。馬名の意味は世界へ向かって。母のトゥザヴィクトリーより連想。主な勝ち鞍は2014年の弥生賞。全兄に日経賞など重賞5勝、有馬記念3着2度の実績を持つ同馬主、同厩舎のトゥザグローリーがおり、同馬も2014年の有馬記念で9番人気ながら2着に好走している。 トゥザワールドの最終追いは朝イチのCWコース。鞍上には川田。最終追いの併走パートナーに選ばれたのは抜群に攻め駆けする4歳オープンのラブリーデイ。2馬身後方から追走しスムーズにペースアップ。直線に向いて仕掛けると桁が違った。ラスト1F11秒7の瞬発力を駆使して豪快に2馬身突き放す圧巻のデモンストレーション。このド迫力の動きにも川田は淡々としたものだ。, 「けさも非常にいい動きだった。いい状態で本番に向かえそうです。前走(セントライト記念2着)から極端にガラッと変わった感じはないけど、それを維持できていると思います」 今日の菊花賞でトゥザワールドが16着に大敗しましたが、敗因は距離ですか?考えたくないですが故障でも発症してしまったのでしょうか? 距離ですね。右回りコースは1着4回、2着2回と安定してるのでむしろ得意なはず。それで負けるのだから距離でしょう。1600〜2200までかな?る 第51回 報知杯弥生賞(GII) 1着; 第74回 皐月賞(GI) 2着; 第81回 東京優駿(GI) 5着; 第68回 朝日杯セントライト記念(GII) 2着; 第75回 菊花賞(GI) 16着; 第59回 有馬記念(GI) 2着; 良血馬トゥザクラウンが伝説の新馬戦で初陣 トゥザワールドの全弟 Copyright © SPORTS NIPPON NEWSPAPERS. そのトゥザ一族でも抜きんでた能力のあったトゥザグローリーやトゥザワールドが菊花賞では全くでしたから、菊花賞との相性はすごぶる悪そうです。フェアリーポルカの走りを見ても中山2500mとか面白いかもしれませんね。 ターキッシュパレス. 【菊花賞】トゥザワールド圧巻デモ11秒7!豪快に2馬身突き放す [ 2014年10月23日 05:30 ] 競馬. Copyright © SPORTS NIPPON NEWSPAPERS. 秋の淀で行われる3冠最終章「菊花賞」。3000メートルという誰も経験したことが無い長距離で行われることなどから「最も強い馬が勝つ」と言われることもある競走である。三冠達成の瞬間やクラシックホースの勝利、真夏に鍛えぬいた上り馬の激走など、様々な名シーンが誕生した菊花賞。今回は歴史ある菊花賞の中から、1頭の奇跡の駿馬が誕生した2014年の菊花賞を振り返る。, 2011年という特別な年に誕生したサラブレッドによって、熱き戦いが繰り広げられた2014年のクラシック。, 皐月賞はイスラボニータ、日本ダービーはワンアンドオンリーと、それぞれ別の馬が栄冠を手にしていた。この世代はG1勝ちをしていない馬でもトゥザワールドやトーセンスターダムなど実力馬がひしめき合うような、まさに実力拮抗の世代と言えた。3冠最終戦の菊花賞にはイスラボニータが天皇賞参戦のため回避していた以外は、概ねクラシック戦線を盛り上げた優駿が集っていた。, 実力拮抗の菊花賞。実はこのレースにはタイトルホルダーの各馬に匹敵するほどファンの期待を受けた「夏の上り馬」がいた。トーホウジャッカルである。神戸新聞杯で3着に入線してギリギリで菊花賞出走にこぎつけた同馬は、ここまで波乱万丈な競走馬人生を送ってきた。2011年3月11日、東日本大震災当日に誕生したこの馬は、2歳時に患った腸炎の影響でデビューが大きく遅れてしまっていたという。本来の馬体重よりも大きく減ってしまい、「デビューできるかどうか」という瀬戸際まで立たされてしまったこともあった。ようやくデビューできたのは3歳の5月──ワンアンドオンリーが世代の頂点に立った、その前日のことであった。デビュー戦、2戦目と苦しいレースとなりなかなか勝ちあがることが出来なかったが、3戦目に初勝利を挙げてから才能が開花。3戦2勝2着1回という好成績でトライアル神戸新聞杯に挑み、見事菊花賞の切符を手にしたのだ。, 「史上最速の菊花賞制覇」という偉業に挑む同馬にファンは期待を抱き、レース当日の単勝オッズはダービー馬ワンアンドオンリー、弥生賞馬トゥザワールドに続く3番人気に支持された。, 秋晴れの京都競馬場で、レーススタート。1週目の向こう正面での先行争いはすんなりとサングラスがハナに立ち、続いてシャンパーニュとマイネルフロストと、隊列はかたまっていった。トーホウジャッカルはこれまでの中団でのレースではなく、先行5番手でのレースを選択。さらに人気のトゥザワールドやワンアンドオンリーも先団に付け、やや中団が広がる形でレースが進んだ。, 前半1000mは60秒9というペースで流れ、各馬が2週目に突入。迎えた2度目の坂越えで2番手のシャンパーニュがスパートをかけ、一気に先頭に立った。3番手はトーホウジャッカルとワンアンドオンリーらが並び横一線、そのまま直線に向いた。, 直線に入るとコーナーワークで先頭に立ったマイネルフロストを交わしてトーホウジャッカルが先頭に立つ。伸び脚としては内の方がよく、最内を通ってサウンズオブアースが迫ってくる。ワンアンドオンリーは伸び脚が鈍く、変わってゴールドアクターが3番手浮上も前2頭までは迫れない。, 史上最速での菊花賞制覇を成し遂げた。タイムは3分1秒0という破格のレコードタイム。まさにレースにおいても「史上最速の馬」となったのだ。, ゴールを過ぎた瞬間、トーホウジャッカル鞍上酒井学騎手はスタンドに向けて大きく手を突き上げた。鞍上にとっても会心の勝利だったのだろう。デビューからわずか4か月余り、さらに多くの試練を乗り越えての菊花賞制覇は京都競馬場での名シーンの一つだと言っても過言ではない。, 京都競馬場の歴史──そして菊花賞の歴史に名を残すため、今年も優駿が淀の坂越えに挑む。, 競馬観戦歴7年。普段はタイムを中心とした予想も行っている。好きな馬はゴールドシップ、好きなジョッキーは内田騎手。, [重賞回顧]グランドスワンの下で羽ばたくマイル王への戦い〜2020年・スワンステークス〜. もっと見る. 今日の菊花賞でトゥザワールドが16着に大敗しましたが、敗因は距離ですか?考えたくないですが故障でも発症してしまったのでしょうか? 距離ですね。右回りコースは1着4回、2着2回と安定してるのでむしろ得意なはず。それで負けるのだから距離でしょう。1600〜2200までかな?る All Rights Reserved. 【菊花賞】トゥザワールド圧巻デモ11秒7!豪快に2馬身突き放す [ 2014年10月23日 05:30 ] 競馬. 競走馬トゥザワールドの名鑑ページです。馬主や調教師、血統情報などの基本データから、条件別・競馬場別・距離別のレース戦績や次走情報など、スポーツナビ競馬では中央競馬の情報が満載! トゥザワールドの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者・レースの全データがご覧いただけます。 もっと見る.  1番人気に支持された皐月賞で2着、続くダービーは初めて連対を外す、まさかの5着。川田は「春に関しては申し訳なさしかない。最後のクラシックでいい結果を出したい」と前を向いた。. 信濃川特別2020勝ち馬。 不良馬場の信濃川 … トゥザワールドの血統・成績データ 父親:キングカメハメハ 母親:トゥザヴィクトリー(母父サンデーサイレンス) 調教師:池江泰寿(栗東) 年齢:3歳牡馬(記事作成2014年12月時点) 主な勝鞍:弥生賞(g2) 主な重賞成績:有馬記念(g1)2着、セントライト記念(g2)2着、皐月賞(g1)2着、弥生賞(g2)1着 トゥザワールドの血統・成績データ 父親:キングカメハメハ 母親:トゥザヴィクトリー(母父サンデーサイレンス) 調教師:池江泰寿(栗東) 年齢:3歳牡馬(記事作成2014年12月時点) 主な勝鞍:弥生賞(g2) 主な重賞成績:有馬記念(g1)2着、セントライト記念(g2)2着、皐月賞(g1)2着、弥生賞(g2)1着 トゥザワールドは日本の競走馬である。馬名の意味は世界へ向かって。母のトゥザヴィクトリーより連想。主な勝ち鞍は2014年の弥生賞。全兄に日経賞など重賞5勝、有馬記念3着2度の実績を持つ同馬主、同厩舎のトゥザグローリーがおり、同馬も2014年の有馬記念で9番人気ながら2着に好走している。, 9月28日、阪神競馬場芝1800mの新馬戦で川田将雅を鞍上にデビュー。前目の競馬となり、直線よく追い込むも逃げたバンドワゴンを捕らえきれず、6馬身差の2着に敗れた。10月、京都競馬場での未勝利戦は先に抜け出した馬をきっちり捕らえ、初勝利をあげた。11月、京都の500万下条件・黄菊賞では直線内から抜け出して2連勝となった。, 1月、3歳オープンの若駒ステークスは直線外目から抜け出して3連勝。重賞初挑戦となった3月の弥生賞では直線抜け出して、追い込んできたワンアンドオンリーとゴール前で並んだ体制になるも、ハナ差(4cm[1])制して4連勝、重賞初制覇となった。皐月賞は最後の直線でイスラボニータとの一騎討ちになるも2着に敗れた。日本ダービー(東京優駿)では、単勝オッズ3.9倍の2番人気を背負うが後方からの競馬となり5番枠を生かせず、弥生賞と異なり先行したワンアンドオンリーの5着に敗れた。秋はセントライト記念から始動しイスラボニータの2着。菊花賞では2番人気に支持されたものの、直線に入った頃にはすでに手応えがなくなっており、16着と大敗した[2]。有馬記念では川田がエピファネイアに騎乗するため[3]、デビュー以来初めてウィリアム・ビュイックに乗り替わりとなった。末脚を伸ばし、9番人気ながら2着と好走した[4]。, オーストラリアに遠征。3月のザBMWに1番人気で出走、中団でレースを進め、4コーナーで大きく外を回って前に並びかけ、直線でハートネルと並んで脚を伸ばしたものの2着[5]。続く4月のクイーンエリザベスステークスに出走したが、12着と殿負けに終わった[6]。その後、右前脚に屈腱炎を発症、休養していたが10月19日に、所属するキャロットクラブのホームページで現役を引退することが発表された。引退後は北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで種牡馬となる[7][8]。, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=トゥザワールド&oldid=79044870.