皆さんは映画を見るときに実話を元にした作品を探すことはあるでしょうか。僕は実話を元にした映画作品が好きです。なぜなら実話作品ほど映画を通して、信じられない体験をしているように感じているからです。また、実話だからこそ、学ぶべきことがあるように感じます。今回は黒人社会の差別や奴隷などがテーマの本当にあった実話映画のオススメ7作品を紹介していきます。, この映画の舞台は、南アフリカ共和国が舞台です。南アフリカ共和国で初めて黒人大統領となったネルソン・マンデラは、アパルトヘイト(黒人差別)の象徴的なスポーツであったラグビーを黒人差別を乗り越えるための新生南アフリカ共和国の象徴として働きかけました。当初こそ、白人や黒人の理解が難しい局面はありましたが、白人のスポーツとして嫌っていた黒人の理解が徐々に受けられるようになり、ラグビーの国民人気が高まっていきます。そして、自国開催となったラグビーのワールドカップでは、予想外の快進撃を見せることになり決勝戦ではオールブラックスと戦うことになります。。。, インビクタスは”屈服しない”征服されない”といった意味があります。この映画を通して屈服しない強さが何なのかを教えてくれるはずです!, バイオリン奏者だった黒人のソロモンは、奴隷ではなく自由黒人として妻や子供たちと暮らしていましたが、ある日奴隷として売られることになってしまいました。自由黒人として権利を主張するソロモンですが、やむなく奴隷として差別的扱いを受けますが、奴隷反対主義者との出会いから、故郷に帰ることができます。自由黒人として、家に帰ることができた黒人のソロモンですが、これが実話であることに驚愕を覚えます。差別的扱いを受けた結果、命を失う奴隷もいたであろうことを考えると、人間の尊厳とは何なのかを考えるきっかけとなる映画作品となっています。, 歴史上有名である「ルワンダの虐殺」が繰り広げられた中で、虐殺から人々を守るために1,268人をホテルに匿ったことで国際的に賞賛された「ポール・ルセサバギナ」の実話映画作品です。話は、フツ族が繰り広げるツチ族に対する虐殺から救うストーリーですが、国連など世界から見て見ぬ振りをされたにおもうこの作品を見ると、もし国際社会の行動に勇気がもっとあるものであったら、もっと違うストーリーになっていたかもしれません。民族同士の争いが過激になると、悲劇が繰り広げられることを痛感させられた映画作品です。, アメリカで「最も意外な大統領」と評されるエイブラハム・リンカーンが凶弾によって暗殺されるまでの最後の4ヶ月をストーリーにした映画作品です。黒人にもオープンに接するリンカーンは、黒人奴隷の解放を宣言し、南北戦争において北部の勝利を導きました。しかし、この映画を見ると、奴隷解放宣言を出すことやその後においても如何に大変な業績であったかが分かります。目先の利益や、些細なことに囚われず、とにかくスケールが大きくて、全ての人が幸せに暮らせる未来をしっかり見据えた、素晴らしいリーダーの感動の物語です。, ルワンダの首都で教師として派遣されていたジョーは、ツチ族とフツ族の争いがあった中でも校長のクリストファー神父や子ども達と共に、穏やかな日々を過ごしていました。ところが、ルワンダ大統領を乗せた機体が撃墜されると、状況は一変します。ツチ族が大統領機を撃墜したと考えるフツ族は鉈を持ってツチ族を虐殺する民兵となります。国連軍監視下の学校には、たくさんのツチ族の人達が、助けを求めて押し寄せますが国連軍は受け入れを拒みますが、クリストファー神父は国連軍の反対を押し切って、全員を学校の敷地内へ避難させます。フツ族による虐殺は続くものの国連軍は行動を阻止することはおろか、ルワンダを見捨ててしまいます。, 国連軍で構成された各国の軍が撤退していき、最後のベルギー軍が撤退すると、学校の中に残された2,500人の避難民はフツ族によってわずか数時間で虐殺されてしまいます。, アフリカでライオンを倒して勇者であったシンケは、ある日突然黒人奴隷として囚われ、奴隷船に奴隷として扱われます。その中で反旗を翻し、白人の乗組員を殺して船を乗っ取ります。船を乗っ取った後、白人にアフリカに行くように命令しましたが、アメリカにつくことになり、そこで黒人たちは投獄されます。戦いは法廷の場に移り、様々な圧力と弁護士とともに立ち向かいながら、人としての尊厳を勝ちえるまでの映画作品です。, タイタンズを忘れない 特別版【Disneyzone】 [ デンゼル・ワシントン ], アメリカの公民権運動以降でも人種差別が強く根付いている1971年に、ヴァージニア州の州立高校にデンゼル・ワシントン演じるハーマン・ブーン(黒人)がフットボールチームのコーチとして白人と黒人の混合チームに就任します。人種差別は尚、根強いものがありフットボールチームはうまくいきません。そうした目には見えない人種という壁を、お互いを理解し合うことで、チームとしての強い絆が生まれ始めます。黒人側や白人側それぞれの様々な圧力が存在しながらも、それを乗り越えるチームは試合でも快進撃を続けます。そんな上手く行った中で、チームに悲劇が訪れた時、悲劇が訪れたチームメイトに対して愛おしむ場面に黒人も白人もありません。人種差別という壁を乗り越えた絆の強さを強く感じる感動映画作品です。, 「映画やアニメ、ドラマの動画が最大31日間無料!!」マルチデバイス対応で外でもみれます。動画約8万本、書籍、漫画、雑誌も読み放題!, 人種差別はあってはならないものだと思います。ただ、その差別をしないためには、過去にどんな差別がなぜ起きているのかを理解する必要があると思います。, 映画「インビクタス 負けざる者たち」は、数々の映画で賞賛される映画作品を作っているクリント・イーストウッドが監督です。, 奴隷解放によって、差別がすぐに無くなった訳ではありません。その後も、白人しか泊まれないホテルや白人による黒人の差別は根強いものでした。本当に、人種差別のわだかまりが解けるには時間がかかります。, 目先の利益や、些細なことに囚われず、とにかくスケールが大きくて、全ての人が幸せに暮らせる未来をしっかり見据えた、素晴らしいリーダーの感動の物語です。, ルワンダの首都で教師として派遣されていたジョーは、ツチ族とフツ族の争いがあった中でも校長のクリストファー神父や子ども達と共に、穏やかな日々を過ごしていました。ところが、, 大統領機を撃墜したと考えるフツ族は鉈を持ってツチ族を虐殺する民兵となります。国連軍監視下の学校には、たくさんの, ツチ族の人達が、助けを求めて押し寄せますが国連軍は受け入れを拒みますが、クリストファー神父は国連軍の反対を押し切って、全員を学校の敷地内へ避難させます。フツ族による虐殺は続くものの国連軍は行動を阻止することはおろか、ルワンダを見捨ててしまいます。, 【ネタバレ】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』エンドロールはある?あらすじや感想を共有!, 1回1,000円から? Copyright © 2019 dolly9 All Rights Reserved. !イオンシネマ映画を前売り券やムビチケ以上にお得に割引で観る方法. 映画やドラマで学ぶ黒人差別やその歴史 2020年に入り、すでに何人もの黒人が白人警官によって殺されている。黒人の命にも価値があると叫ぶBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)ムーブメントが大規模に広がるアメリカでは、白人が黒人を奴隷とみなしていた歴史的過去があり … アメリカでは誰もが知るハリエット・タブマン。幼い頃から奴隷として働かされていた彼女が、あるとき脱走し、奴隷解放運動家として活動するまでを描いた伝記映画【ハリエット】は2019年アメリカで公開されると、第92回アカデミー賞に2部門ノミネート。高い評価を得ます。今回は日本での公開が迫った【ハリエット】の主人公ハリエット・タブマンの実像と主演を演じたシンシア・エリヴォのプロフィールを中心に、作品の魅力をご紹介します。, ハリエット・タブマンは黒人奴隷の父母を親に持ち、生まれついた頃から奴隷としての人生を余儀なくされていました。5歳からメイドや子守として働き、やがて同じ奴隷の男性ジョン・タブマンと結婚します。それまでの奴隷主が死去すると、ハリエットは渋る夫を残して、北部のフィラデルフィアへ逃亡します。解放主義者の支援を受け奴隷生活から脱却したハリエットは、やがて自身も奴隷解放運動に身を投じます。1861年に南北戦争が勃発すると、ハリエットは北軍の看護師、スパイ、斥候を務めます。北軍の勝利で南北運動が終結した後ハリエットは自伝『ハリエット・タブマンの生涯の情景』を発表。黒人退役兵のネルソン・デービスと再婚します。晩年はニューヨークに移り住み、ここでも元奴隷や戦死した黒人兵の遺族らへの支援を続け、多くの仲間たちに看取られながら93歳で死去しました。, アメリカの奴隷や黒人差別を物語るとき日本人でもすぐに思い浮かべることができるのはキング牧師、そしてリンカーン大統領ではないでしょうか。映画【ハリエット】の主人公・ハリエット・タブマンは日本ではあまり知られていません。そしてハリエット・タブマンが奴隷制度に立ち向かっていた1800年代、同じ『ハリエット』の名前を持つ女性が他に2人いたこともまたあまり知られていません。ひとりは小説『アンクル・トムの小屋』の作者で知られるハリエット・ビーチャー・ストウ。もうひとりは奴隷として酷い差別を受けながら自由を勝ち取った『ある奴隷少女に起こった出来事』の著者ハリエット・アン・ジェイコブズ。同じ時代に生まれた3人のハリエットは、それぞれのやり方で自由を求めて戦っていたのでした。, 映画【ハリエット】で主演を務めるシンシア・エリヴォ。アメリカで誰もが知る活動家を彗星の如く現れた新人が演じるのは、やや違和感があるかもしれません。しかし彼女はスクリーンにはあまり馴染みがないものの、ミュージカル界ではすでにブロードウェイのステージを数多く経験。2013年には、アフリカ系女性作家アリス・ウォーカーのピュリッツァー賞受賞作『カラー・パープル』のミュージカル版で主役のセリーを演じ、その小さな体から放たれる力強く、メッセージ性の強い歌声は高い評価を得ています。2016年のトニー賞では主演女優賞を獲得。エネルギッシュな歌声と繊細な演技への支持は今やミュージカル界に留まらず『ホテル・エルロワイヤル』『ロスト・マネー偽りの報酬』(ともに2018年公開)など多数の映画に出演しています。, 監督 ケイシー・レモンズ キャスト シンシア・エリヴォ,レスリー・オドム・Jr,ジョー・アルウィン,ジャネール・モネイ 公開 2019年, 舞台は1848年アメリカ・メリーランド州ドーチェスター郡。ミンティ(シンシア・エリヴォ)はブローダス一族が所有する農園の奴隷として、日夜過酷な労働を強いられていました。ある日、奴隷主だったエドワード・ブローダスが急死するとミンティは次の奴隷主に売られる前に脱走。奴隷制のないペンシルバニア州を目指します。執拗に追ってくるエドワードの息子ギデオンから何とか逃げおおせたミンティは、フィラデルフィアで奴隷制度廃止運動家のウィリアム・スティル(レスリー・オドム・Jr)と運命的な出会いを果たします。自由な市民として新しい人生を歩み始めたミンティはハリエット・タブマンへと改名。女性実業家マリー・ブチャノン(ジャネール・モネイ)の支援もありメイドとして働き始めます。しかし自由な生活の一方、残してきた家族のことが気がかりになりふたたびメリーランドへ。命の危険を顧みず、奴隷制度廃止運動家たちの秘密組織『地下鉄道(アンダー・グラウンド・レールロード)』に参加したハリエットは奴隷たちの逃亡を手助けします。, 映画【ハリエット】の魅力は、命の危険を顧みず黒人たちを自由の地へ導いたことから「モーセ」と呼ばれたハリエット・タブマンをシンシア・エリヴォがどう演じたのかという点でしょう。小柄なシンシアが過酷な状況でひたむきに自由へと突き進む演技は、賛否が分かれるところ。大袈裟で重厚さに欠けるという意見もありますが、映像で描かれる以上にの凄惨な差別や奴隷制度があったことを鑑みると、伝記映画の入り口として多くの人の共感を得られるとも考えられます。, ストーリー展開は好みが分かれるところですが、トニー賞、グラミー賞と名だたる賞に輝いてきたシンシア・エリヴォは第77回ゴールデングローブ賞でも主演女優賞と歌曲賞にノミネート。そして第92回アカデミー賞でも主演女優賞、主題歌賞のダブルノミネートを果たしています。【ハリエット】はミュージカル女優として、歌姫として、今もっとも旬な女優をスクリーンで観る貴重なチャンスです。, ハリエット・タブマンは2020年の20ドル紙幣の新肖像になることが、ほぼ決定的。このタイミングでアフリカ系アメリカ人で、奴隷だった彼女が紙幣に載ることは、世界情勢が混迷を極める中でふたたび彼女の求心力が求められているともいえるのではないでしょうか。何が正しいのか、どこに希望を求めればいいのか、わかりにくい時代だからこそシンシア・エリヴォ演じるハリエットの生き方から何かのヒントを得られるかもしれません。. 映画【ハリエット】の日本公開は2020年3月27日!シンシア・エリヴォの演技に注目, 実写映画【進撃の巨人】が何故、あんな評価になってしまったのか…ネタバレ含み徹底解明!, 映画【ドクター・デスの遺産】医師のモデルは実在する!だが、実際は本人の話ではない?, 映画『ドクター・スリープ』のネタバレと結末考察!原作小説や前作『シャイニング』の関係についても. ハリエット・タブマンは黒人奴隷の父母を親に持ち、生まれついた頃から奴隷としての人生を余儀なくされていました。5歳からメイドや子守として働き、やがて同じ奴隷の男性ジョン・タブマンと結婚します。それまでの奴隷主が死去すると、ハリエットは渋る夫を残して、北部のフィラデルフィアへ逃亡します。解放主義者の支援を受け奴隷生活から脱却したハリエットは、やがて自身も奴隷解放運動に身を投じます。1861年に南北戦争が勃発すると、ハリエットは北軍の看護師、スパイ、斥候を務めます … この映画の舞台は、南アフリカ共和国が舞台です。南アフリカ共和国で初めて黒人大統領となったネルソン・マンデラは、アパルトヘイト(黒人差別)の象徴的なスポーツであったラグビーを黒人差別を乗り越えるための新生南アフリカ共和国の象徴として働きかけました。 監督はローランド・エメリッヒ。 主演、メル・ギブソン 『パトリオット』(The Patriot)は、2000年製作のアメリカ映画。アメリカ独立戦争を背景とするドラマを描く。. 映画ではなくいわゆる海外ドラマですが、グイグイと惹き込まれる素晴らしい作品なので紹介。 1977年制作と古いものの、アメリカで社会現象まで引き起こした人気ドラマで、今見ても全く色褪せません。 アフリカ系アメリカ人作家『アレックス・ヘイリー』の先祖の実話に、脚色を施した同名小説を映 …