20戦7勝 ゴールドシップについて ルーラーシップの種牡馬としての活躍. (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 次に血統表を眺めていると【Seattle Slew】や【Riverman】の名前を見かける。この2つはNusrullah[ナスルーラ]とPrincequilloを組み合わせた、いわゆるナスキロ血統で「ルーラーシップとナスキロ血統は相性が良い」という仮説が有力になる。, そしてさらに特徴としては、シアトルスルーやリバーマン以外のところにもプリンスキロが入っている場合が多いようだ。そこで上記3頭のプリンスキロのクロスを8代目まで確認すると以下の通りとなる。, キングズラッシュ 2007年 ノーザンファーム生産 父キングカメハメハは現役時代NHKマイルカップを制した快速馬でありながら、それまでの常識を打ち破って日本ダービーまで勝ってしまった名実ともに最強馬の一頭に数えられる馬でした。 当時は今とは時代が違い重賞レースがスローで流れることも少なかったので、短距離型の馬と長距離型の馬とは比較的住み分けが行われており、レース内容とともにかなりの衝撃を与えたレースでした。マイルのGⅠを勝つようなスピード馬が2,400mのGⅠ、しかも日本ダービーを先行し … 主な競争成績 ノーザンファーム生産 続いて、 ルーラーシップの種牡馬としての活躍 についてまとめます。 ルーラーシップは、2013年より社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度産駒からg1馬キセキやダンビュライト、ムイトオブリガードなどの活躍馬を送り出しています。 ルーラーシップ産駒まとめ ・母方に「サンデーサイレンス」で能力アップ ・母父はSS直仔でもOK ・ナスキロ血統と相性の良さそうだ ・特に【Seattle Slew】【Riverman】には要注目 ・Princequilloのクロスは歓迎 (文=桜木悟史) @satoshi_style. ルーラーシップ産駒の特徴まとめ; 個人的なルーラーシップ産駒の感想 血統. ルーラーシップ産駒の特徴まとめ; 個人的なルーラーシップ産駒の感想 血統. 得意のまくり、伸びるのかどうかは気分次第。 ・母方に「サンデーサイレンス」で能力アップ ・ナスキロ血統と相性の良さそうだ Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. 5代目にSeattle Slew、Princequillo 5x7x8のクロス, イブキ: 種牡馬考察 キングカメハメハ系 (ルーラーシップ編①) | POG is the spice of life !! 4代目にSealltle Slew、Princequillo 8×7のクロス, ダンビュライト Paper Owner Game(POG)と競馬をメインに気分次第に綴っております。, RivermanやNasrullah×(Princequillo×Count Fleet). バックナンバーは コチラ 3歳時に皐月賞、菊花賞、有馬記念を制したが、年 …, キタサンブラック(Kitasan Black)の種牡馬情報です。 続いて、 ルーラーシップの種牡馬としての活躍 についてまとめます。 ルーラーシップは、2013年より社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度産駒からg1馬キセキやダンビュライト、ムイトオブリガードなどの活躍馬を送り出しています。 この記事では、種牡馬「ルーラーシップ」について特集します。ルーラーシップの血統や現役時代、種牡馬としての特徴、産駒の傾向などをご紹介します。, ルーラーシップの父は、サンデーサイレンス系全盛期の中でキングマンボ系ながら、2010年、2011年とリーディングサイヤーに輝いたキングカメハメハ。キングカメハメハの種牡馬としての特徴は、スピードの持続力、コーナーでのスピードの乗りなどスピードの総合能力に優れること。そして、芝だけでなくダートもこなして短距離・中長距離の距離も問わない、さらに道悪も苦にしないという万能血統であること。その上でキングマンボ系らしく母系の個性を引き出す特徴も兼ね備えている点です。サンデー系が飽和する現在の日本競馬の血統事情において、サンデーサイレンスの血を持たない種牡馬として、今後、系統を発展させていくことが予想されます。, 母エアグルーヴは、日本の名牝に数えられる一頭で、現役時代は天皇賞(秋)やオークスなどを勝つ活躍をみせています。通算成績は19戦9勝。1997年に牝馬として26年ぶりの年度代表馬に選出された名牝です。牝系は、社台グループを代表する牝系の一つであるバロクサイド牝系。社台牝系でおなじみのノーザンテーストを父に持つダイナカールから牝系が発展しており、名牝エアグルーヴ、その仔であるアドマイヤグルーヴ、さらにその仔である二冠馬ドゥラメンテと活躍馬が出ています。この牝系の代表馬の一頭であるアドマイヤグルーヴを例に取ると、バロクサイドからノーザンテースト、トニービン、サンデーサイレンスと配合を重ねており、日本競馬への適性が高いことが牝系の特徴といえます。, ルーラーシップの配合としては、社台グループの代表である名門牝系バロクサイド牝系の基礎能力を活かしつつ、万能血統でスピード能力に優れるキングカメハメハを交配することで、競走馬としての総合能力が極めて高いことが特徴的です。またHyperion(ハイペリオン)、Nasrullah(ナスルーラ)の血量が濃いことから、ストライドで走り、力強く、長くいい末脚を発揮する血統背景といえます。, ルーラーシップは2007年5月にノーザンファームで生産され、その後、一口馬主クラブ法人であるサンデーレーシングの所有で栗東の角居勝彦厩舎からデビューしました。, 遅生まれであったことから、デビュー戦は2歳12月の阪神芝2000mとなります。このレースで2着に3馬身1/2差をつけて快勝したルーラーシップは、その後も安定した活躍をみせ、皐月賞こそ出走できなかったものの日本ダービーでは5着、秋初戦となった鳴尾記念で古馬相手に初重賞制覇を果たし、暮れの有馬記念は3歳馬ながら6着と健闘します。, その後、古馬になったルーラーシップは本格化を果たし、持ち前の力強い末脚を武器にさらなる活躍をみせます。古馬初戦の日経新春杯の勝利を皮切りに、金鯱賞、AJCCのG2競走を勝利。そして5歳春には、香港で行われたクイーンエリザベス2世Cを勝ち、念願のG1制覇を果たします。ラストシーズンとなった5歳秋には天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念と3戦連続3着という結果を残します。最終的にG1は海外G1を1勝のみで、国内G1では勝ちきれない印象が強かったルーラーシップですが、レースでみせる競走能力は非常に高いものを示しています。, 通算成績は20戦8勝。現役引退後、2013年に社台スタリオンステーションで種牡馬入りしています。, ルーラーシップは、2013年より社台スタリオンステーションで種牡馬となり、初年度産駒からG1馬キセキやダンビュライト、ムイトオブリガードなどの活躍馬を送り出しています。, 代表産駒は菊花賞馬キセキ、豪州のコーフィールドCを勝ったメールドグラースなどがあげられます。, サンデーサイレンスの血を持つ繁殖牝馬が溢れる現在の日本競馬の配合事情において、サンデーサイレンスの血を持たない種牡馬として希少性は高く、今後、父であるキングカメハメハの系統の発展を担う中心的種牡馬といえます。, ルーラーシップ産駒の特徴を一言で表すとすれば、母父である「トニービン的な競走能力」の遺伝といえます。, トニービンが内包するNasrullah×Hyperionに由来した力強く伸びのある末脚、欧州的で豊富なスタミナとパワー、ストライドな走りを産駒に伝えます。, 馬場適性は、母系の個性を引き出し万能血統であるキングカメハメハの後継種牡馬らしく、芝だけでなくダートも走ります。ただし、主戦場はあくまでも芝です。, 距離適性については短距離馬、マイル馬も出しますが、基本は2000m以上。2000m以上の芝レースになると、いずれの距離も勝率は10%を超える好成績です。, ストライドな走りから、大箱コースを得意としており、直線が長く力強い末脚が活きる東京、新潟コースで力を発揮します。またどちらかといえば、右回りより左回りの方が良績です。, ルーラーシップ自身が古馬になって本格化したように、産駒も遅めの成長型で古馬になってメキメキと力をつけてきます。, 2016年の産駒デビューから2019年末時点の産駒の勝利数は307勝。芝・ダート通算では、勝率9.4%、連対率18.3%、複勝率27.1%。特別競走に限定すると、勝率11.1%、連対率21.5%、複勝率31.8%と成績が上昇し、大舞台に強い側面も持ちます。, 馬場適性:芝◎ ダート〇距離適性:2000m~3000m成長型:遅め道悪適性:得意特性:大箱◎、成長力〇、道悪〇スピード能力:スピードの持続力に優れ、キレも兼ね備えるタイプ。上り3Fの瞬発力勝負から4F・5Fの持続力勝負にも対応できる。, 以上、この記事ではルーラーシップの血統や現役時代、種牡馬としての特徴、産駒の傾向などを特集しました。, 【参考書籍・サイト】・勝ち馬がわかる血統の教科書 亀谷 敬正著・パーフェクト種牡馬辞典2019-2020 栗山 求/望田 潤監修・サラブレッド配合史 笠 雄二郎著・血統論 笠 雄二郎著・覚えておきたい 日本の牝系100 平出 貴昭著・覚えておきたい 世界の牝系100 平出 貴昭著・血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog 望田 潤氏・Wikipedia, 小学5年生の時にTVで見た、フサイチコンコルドの日本ダービーをきっかけに競馬にはまる。予想はラップ・血統を重視。毎週、週初めに重賞レースの予想のポイント、週末に予想印をブログやYouTubeで公開しています。, Nasrullah(ナスルーラ)の血量が濃いことから、ストライドで走り、力強く、長くいい末脚を発揮する血統背景, サンデーサイレンスの血を持たない種牡馬として希少性は高く、今後、父であるキングカメハメハの系統の発展を担う中心的種牡馬, 【ルーラーシップ産駒・種牡馬の特徴】非サンデー系の希少血統!力強い末脚とスタミナが武器!. 日本軽種馬協会が運営する国内最大級の競馬情報サイトjbisサーチの、ルーラーシップの血統情報:5代血統表に関するページです。競馬に関する膨大なデータを手軽に検索・入手できます。 Northern Dancer 5+5 × 4 父は日本ダービー(GⅠ)などGⅠ・2勝、重賞4勝し、種牡馬として数多くの活躍馬を送り出しているキングカ … ルーラーシップの種牡馬情報。2019年までの種付け料の推移や種付け頭数を掲載。イチオシは2018年の配合相手と幼駒情報。ほかに代表産駒や血統、近親馬などをまとめています。 キタサンブラックについて 勝ち上がった産駒18頭の内、母の血統表内にRivermanを持つ産駒は5頭。 これはルーラーシップの父キングカメハメハの持つMill ReefとRivermanが同じ . Nasrullah × (Princequillo×Count Fleet) の配合構成、それと同時に父キングカメハメハの持つGold Diggerが 牡 キングズラッシュ (母母父サンデー、Seattle Slew、Riverman、母ND無し), 牡 レジェンドセラー (母父スペシャルウィーク、Riverman、母ND5×5), 牡 ダノンディスタンス (母母父サンデー、Nureyevクロス、母ND5×4、母優秀), 牝 ビートマッチ (母父サンデー、母ND5×5、Kingmambo≒ジェイドロバリー), 牡 ダイシンクイント (母父アグネスタキオン、母ND4×5)牡 アドマイヤプリヴ (母父アドマイヤベガ、Nureyevクロス、母ND5×5×5、母優秀), 牝 プリンセスルーラー (母サンデー無し、Nureyevクロス、Riverman、母ND4×5), 牝 キタノユーリン (母父ディープインパクト、Kingmambo≒ジェイドロバリー、母ND5×5), ルーラーシップ自身が5代血統表内にNorthern Dancerを3本抱えており、現状, 産駒の母自身にNorthern Dancerの血量を12.5%以上もつ勝ち馬は出ていない。, これはルーラーシップの父キングカメハメハの持つMill ReefとRivermanが同じ, Nasrullah × Count Fleet (Teddy、Blue Larkspur、Sir Gallahadなども同じ), もう一つが名牝Specialを増幅するNureyevやジェイドロバリーとの組み合わせで, あと今後どう考えても伸びてくるはずの母父ディープインパクトとの組み合わせ。ディープインパクトのAlzaoとキングカメハメハのラストタイクーンが, ⇒ 母の血統表内のNorthern Dancer血量は12.5%(4×4ぐらい)まで, ⇒ RivermanやNasrullah×(Princequillo×Count Fleet)構成の血脈を持つ母, にほんブログ村ペーパーオーナーゲーム ブログランキングへ一口馬主 ブログランキングへ. 略歴 今年の2歳世代がデビューとなったルーラーシップ産駒。この記事を執筆時点で3頭が新馬戦を勝利しており、上々の滑り出しをきっている。そこでまだサンプル数は少ないが、ルーラーシップ産駒の勝ち上がり3頭の血統表を見たところ、ある共通点が見られたので紹介したい。, キングズラッシュ(リコリスの2014) ルーラーシップの競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者・レースの全データがご覧いただけます。 ・母父はSS直仔でもOK Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014106010/, まず、当然の共通項ではあるが、母系に3頭ともサンデーサイレンスが入っている。キングカメハメハ×エアグルーヴ×サンデーサイレンスの相性の良さはドゥラメンテで実証済みであり、またルーラーシップ自体にSSが含まれていないことからSS系牝馬と交配しやすいのがルーラーシップの売りであり、生産地もそれを期待して交配しているので当然の結果といえる。, この点は重要で、たとえばクロフネやローエングリンなどは活躍馬が「母父サンデーサイレンス」に限定されがち。逆に例えばハービンジャー産駒はアグネスタキオンやスペシャルウィークなどのSSの直仔が母父に来ても活躍はできる。この点、ルーラーシップ産駒は後者に分類されそうで汎用性が高そうだ。さらにいえば、キングズラッシュのように母父シンボリクリスエスで母母方にサンデーサイレンスが入る形でも配合としては成立するようで、現段階の見解としては「母系の3~4代目までにサンデーサイレンスが入っていればSSは効果を発揮する」ということが言えそうだ。. Northern Dancer 5+5 × 4 父は日本ダービー(GⅠ)などGⅠ・2勝、重賞4勝し、種牡馬として数多くの活躍馬を送り出しているキングカ … 出遅れ癖がありながらも、直線一気の豪脚で掲示板をほとんど外さなかったルーラーシップ。国内のG1ではあと一歩届かないレースを続けていたが、香港のクイーンエリザベス2世カップ(GⅠ)では圧倒的な強さを見せ、初GⅠ制覇を海外で成し遂げた。2012年の有馬記念3着後に引退、種牡馬入りし、産駒は2016年からデビューしている。, 父は日本ダービー(GⅠ)などGⅠ・2勝、重賞4勝し、種牡馬として数多くの活躍馬を送り出しているキングカメハメハ。, 母の母はオークス(GⅠ)を優勝し、繁殖牝馬として日本でもトップクラスの牝系を築いているダイナカール。, 2代母のダイナカールはオークスを優勝するなど一流の競争成績を残したが、繁殖牝馬として日本ではこれ以上ないほどの子孫を残している。, 4番仔のエアグルーヴはオークスを母娘2代で制したほか、天皇賞・秋を優勝するなど牡馬顔負けの成績を挙げた。産駒にはルーラーシップ、アドマイヤグルーヴなど、孫にはドゥラメンテがいるなど繁殖牝馬としても優秀だ。, 他にも、2番仔のカーリーエンジェルからはオレハマッテルゼが輩出するなど、今ではダイナカール牝系として日本でもトップクラスの一族となっている。, ルーラーシップはその一流牝系にキングカメハメハを配合したことから種牡馬として重宝され、しかもサンデーサイレンスの血を含まないため配合しやすく一流牝馬が多く集まっている。, デビューは2009年12月27日と遅く、有馬記念の裏開催、阪神芝2000mの新馬戦だった。このレースでは3馬身2分の1差で快勝したが、その後は引退まで悩まされる出遅れ癖と不器用さで出世が遅れる。, やっとダービートライアル・プリンシパルステークスで快勝し日本ダービー(GⅠ)出走にこぎつけたが、ダービーはスローの切れ味勝負に対応できず5着に惨敗。, ダービー後、重賞を勝ったり負けたりを繰り返しながら実力をつけると、2012年4月29日に香港で行われたクイーンエリザベスⅡ世カップ(GⅠ)を4馬身差で圧勝し、初GⅠ制覇を海外で成し遂げる。, その後は、GⅠ競争でオルフェーヴル、ジェンティルドンナ、ゴールドシップという歴史的名馬を前に2~3着と惜敗し、2012年12月の有馬記念(GⅠ)を最後に引退。社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。, すべて1800m以上の距離に出走し、重賞を制した距離は1800~2400m。重馬場に強く、不良馬場で行われた2レースを快勝している。ちなみに、やや重以上の馬場での3着以内率は100%である。, 初年度産駒は2016年にデビュー。サンデーサイレンスの血を持たず、日本屈指の血統であることから、初年度は200頭を超える牝馬に種付けし、その後も毎年200頭以上を相手に種付けする大人気種牡馬となっている。, ・ムイトオブリガード(アルゼンチン共和国杯・GⅡ/2019、2020年5月末時点), ・メールドグラース(コーフィールドカップ・豪GⅠ/2019、他重賞3勝、2020年5月末時点), ・Hush Writer(ニューカースルゴールドカップ・豪GⅢ/2019、2020年2月末時点), ・フェアリーポルカ(中山牝馬ステークス・GⅢ/2020、他重賞1勝、2020年5月末時点), 世代限定戦は短距離でも走らないこともないが1600m以上になると勝ち鞍が増え、距離が長いほど勝率の高くなる。短距離は長距離血統にありがちな力任せに走っている印象で、上級条件になると頭打ちになることが多い。母系がスプリンター血統ではない限り割引した方がいいだろう。, 古馬になると、1600m以下はほぼ走らなくなり、1800m以上が主戦場になる。3000m以上の勝ち鞍はキセキ1頭しかないが、そのうち出てきそうだ。, どちらも長距離になると勝率が上がるため、スタミナがある長距離血統ということがわかる。, 世代限定戦は短距離の出走自体が少なく、勝率も低い。大飛びで不器用な面が目立つため、1600m以下は忙しいのだろう。, 1800mになると出走数がグンと多くなるのも、不器用な面が影響しているものと思われる。ゆったりと運べる中距離以上が良いのだろう。, しかし、古馬になると1400mの勝利数が増える。ただ、これはアディラート(グリーンチャンネルカップ/L)が4勝しているためで、基本的には苦手な距離だ。しかも、1200m以下はまだ3勝しかしていない。, 古馬も基本的には中距離以上が良い。しかも1900m以上になると勝率も高くなるため、今後は長距離に期待できそうだ。, デビューは芝が多い。そのまま芝で勝利を挙げて出世するタイプが多いが、時計に限度がある産駒だとダートへ鞍替えし勝利を挙げるパターンが目立つ。, ルーラーシップ産駒は不器用なタイプが目立つが、パワーとスタミナが豊富である。そのためダートも十分こなせる。, ただ、出世するのは芝馬が多い。ダートは重賞に出走する自体が少なく、まだ重賞の勝利を挙げられていない。OPEN特別勝ちした産駒はいるためそのうちダートでも活躍馬が出てくるだろうが、出世するのは基本的には芝である。, 特に勝利数も勝率も高いのは東京競馬場である。東京はコーナーが緩く直線も長いため、不器用なルーラーシップ産駒に向くのだろう。, 他は京都外回り、新潟外回り、小倉競馬場、北海道が得意な傾向だ。東京も含めたこの得意コースは、母父のトニービンの得意コースでもある。トニービンは大飛びで長く脚を使えるという特徴があるため、ルーラーシップ産駒はその特徴を受け継いでいるようだ。, 苦手なのは阪神競馬場と中京競馬場である。どちらも最後の直線に急坂があるため、大飛びが多いルーラーシップ産駒は厳しいのかもしれない。思えばトニービン産駒も苦手にしていたように思える。, 京都と阪神の勝利数が多く、中山と札幌は少ない。何故こうなるかと言うと……よく分からない。おそらくだが、栗東の調教師は美浦と比べるとルーラーシップ産駒を積極的にダートに使っているからかもしれない。, おおまかに言うと、スピードに優れた種牡馬は牝馬の活躍が多く、スタミナとパワーに優れた種牡馬は牡馬の活躍が多くなる。そのため、ルーラーシップは産駒にスタミナとパワーを伝える種牡馬ということだろう。, 芝はGⅠの勝率こそ低いが、全体的に見ると勝率は高めとなっていて特に2勝クラス以上の勝率が高い。, これは、ルーラーシップ産駒が大飛びなタイプが多いためだと思われる。大飛びの馬は一瞬のキレ勝負だとモタつくため対応できず、ある程度ペースが流れた方が良いことが多い。そのため、クラスが上がるとペースも速くなるため、そうなると勝率も上がるのだろう。, ダートは新馬戦の勝利数も勝率もかなり低い。おそらくサンデーサイレンス系との配合が多く芝向きと思われているため、ダートから使うこと自体が少ないためだろう。, ただ、ダートもOPEN以上を除けばクラスが上がる毎に勝率も上がっているため、ダート向きの配合が増えればダートの一流馬をそのうち出すかもしれない。, そもそもルーラーシップはサンデーサイレンスの血が含まれていないため、飽和するサンデー系牝馬との配合が多くなっている。ただ、上級クラスで走っているほとんどがサンデー系との配合かサンデーの血を含んでいるため、サンデーとの相性は良いようだ。, 他は相性が良い系統は特に見当たらないが、ノーザンテーストの血を持つ牝馬との産駒で出世する馬が目立つ。ルーラーシップ自身もノーザンテーストの血を含んでおり、クロスになるため出世する馬が多いのかもしれない。, ダートもサンデーサイレンス系との相性は悪くない。OPENを勝っているアディラートの母父はマンハッタンカフェだし、2勝クラス以上を勝った馬のほとんどが母父サンデー系である。, 芝もダートも配合云々よりも、サンデー系の血を含んでいるか、繁殖牝馬の質が高いかのほうが重要なのかもしれない。, 例えば、代表産駒のキセキの2代母はロンドンブリッジだし、ダンビュライトは近親にクリソベリルがいる。, 2歳の早い時期から使える馬が多く、それなりに早熟性はある。ただ、3歳以降も勝率が落ちず、5歳まで8%台と高い数字をキープしている。これは晩成型とされるステイゴールドと同等の数字なので、完全に晩成傾向である。, 代表産駒のキセキやダンビュライトのようになかなか勝ちきれずもどかしいレースをしながら実力をつけ、スタミナが要求される展開で一発決めるのが勝ちパターンとなることが多い。, 馬場は不問である。パワー・スタミナ系が多いのでどちらかというと馬場は重い方がいいのだが、そこまで気にしないほうがいいだろう。, 上がりは遅いほうが良い。母父トニービンの遺伝の影響か、大飛びでエンジンの掛かりが遅いタイプが多い。そのため、スローのヨーイドンのようなディープ産駒が得意な条件だとキレ負けすることが多いため、ペースが流れて上がりが掛かるか、長い直線のロングスパートが得意である。, 直線の伸びは外伸びの方が良い。上記の通り大飛びでエンジンの掛かりが遅いため、揉まれずに外をノビノビと走った方が末脚を発揮できる。, 前後は不問である。代表産駒のキセキは菊花賞を優勝するまでは上がり3ハロン32秒台を出すなど差し馬として活躍していたが、ジャパンカップでは逃げて速い一定のペースで2400mを走りぬいた。ようは、大飛びが活躍できる条件であれば脚質は問わないということだろう。, 馬場は不問に近いが、どちらかというと軽い方が良い。若干ではあるが、脚抜きが良くなるほど成績が良くなる。ルーラーシップは基本的に芝血統なのでそうなるのだろう。, 上がりは遅い方が良い。大飛びで緩急が苦手なため、決め手はあまり無い。速いペースで逃げ先行して押し切るのが得意。, 枠は外枠有利が得意。データでは6枠より外の成績が良い。大飛びで不器用だし、芝血統なので内枠で砂を被ったり揉まれたりするよりも、外をノビノビと走った方が実力を発揮しやすい。, 前後は若干前有利が得意。ダートも基本的には大飛びで一本調子のタイプが多いため、逃げ先行押し切れる条件だと実力を発揮しやすい。, 個人的には、ダートも走れるトニービンと思っている。キセキが2着に粘ったジャパンカップのように、ルーラーシップ産駒は長距離でペースが流れると好走するというイメージがある。, ダートもそれなりに走れるというのは、ダイナカール牝系にあるのではないか?ダイナカール牝系だけではなく日本の名牝系は、スタミナとパワーが優れていることが多い。それがダートに合い、ダートも"こなせる"のだろう。, トラックバイアス(馬場のクセ)と血統を研究している【北野栗毛】といいます。 サトノクラウンについて ・特に【Seattle Slew】【Riverman】には要注目 http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014106211/, イブキ(ピサノドヌーブの2014) ルーラーシップの種牡馬としての活躍. パーマリンク, Proudly powered by WordPress | Theme: Yoko by Elmastudio, http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014106211/, http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100093/, http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014106010/. http://db.netkeiba.com/horse/ped/2014100093/, ダンビュライト(タンザナイトの2014) 日本軽種馬協会が運営する国内最大級の競馬情報サイトjbisサーチの、ルーラーシップの血統情報:5代血統表に関するページです。競馬に関する膨大なデータを手軽に検索・入手できます。 勝って …, サトノクラウン(Satono Crown)の種牡馬情報です。 ・Princequilloのクロスは歓迎, 2016年度デビュー新種牡馬の分析[オルフェーヴル、ロードカナロア、ノヴェリスト、エイシンフラッシュ、ヘニーヒューズ], カテゴリー: POG関連, 一口馬主関連, 管理人のコラム | トラックバイアスと血統を通じて予想支援します。, 【ルーラーシップ】種牡馬の特徴 牡馬優勢の長距離血統で晩成傾向(2020,6,20更新), 【オルフェーヴル】種牡馬の特徴 芝ダート兼用の中長距離血統!?(2020,6,5更新), 【ノヴェリスト】種牡馬の特徴 芝の中長距離が得意で晩成型が多い(2020,6,11更新), 【ブラックタイド】種牡馬の特徴 早熟気味で器用な産駒が多い(2020,7,9更新), 【ロードカナロア】種牡馬の特徴 晩成気味で時計が掛かる馬場が得意(2020,6,5更新), 2020,11,8 日曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、福島競馬場), 2020,11,7 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、阪神競馬場、福島競馬場), 2020,10,31~11,1 トラックバイアス結果 (東京競馬場、京都競馬場、福島競馬場), 2020,11,1 日曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、福島競馬場), 2020,10,31 土曜日 トラックバイアス予想 (東京競馬場、京都競馬場、福島競馬場). 日本軽種馬協会が運営する国内最大級の競馬情報サイトjbisサーチの、ルーラーシップの種牡馬情報:産駒一覧(現役馬)に関するページです。競馬に関する膨大なデータを手軽に検索・入手できます。 今回はルーラーシップ産駒の特徴や成績を振り返り、芝・ダート別の傾向や距離適性、重馬場適性など分析していきます。 ルーラーシップは2007年生まれの競走馬です。現役時代には香港のgⅠクイーンエリ …  …. 3代目にRiverman、6代目にPrincequillo+6代目にPrince Bio, ちなみに新馬戦は3着だったが、メイクデビュー東京でいい末脚を見せたレジェンドセラーも5代目にRivermanが入っており、かつPrincequilloの7×8のクロスを含んでいる。, ぜひこれからルーラーシップを検討される方は母系の【Seattle Slew】【Riverman】に注目してもらいたい。, ちなみにまだ現段階では牡馬優勢とは断言できないが、勝ち上がった3頭も含めて牡馬のほうがここまでは結果が出ている。体格的な問題で牡馬のほうが結果が出やすいかもしれないという懸念と、それでなくても牡馬のほうが仕上がりが早いかもしれないということを最後に付け加えておきたい。, ■ルーラーシップ産駒まとめ ルーラーシップの血統表の競走馬データです。競走成績、血統情報、産駒情報などをはじめ、50万頭以上の競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者・レースの全データがご覧いただけます。 高らかに歌声響く、キタサン祭り 今年、内国産の初年度産駒が1歳馬になる新種牡馬には、アイルハヴアナザー、キングズベスト、ストリートセンス、タートルボウル、ルーラーシップ、ディープブリランテ、スマートファルコンなどがいますが、僕が断然注目、そして期待しているのはルーラーシップです。, ・現役時代の実績以上に、能力があったと思われる(出遅れ癖が無ければ国内GⅠも勝てたのでは), ルーラーシップ自身は、サンデーサイレンスの血が無くても芝中距離でサンデー系と互角以上に渡り合っていましたが、種牡馬としてはサンデーの血を取り入れたほうが成功の確率は上がるでしょう。, ルーラーシップを母父サンデーサイレンスの牝馬につけると、ドゥラメンテと4分の3同血になるんですよね(サンデーサイレンス、キングカメハメハ、エアグルーヴが共通)。ドゥラメンテが今後どれほどの馬になるかはわかりませんが、母父サンデーサイレンスのルーラーシップは無条件に評価したいですね。, 母父アドマイヤベガの牝馬にルーラーシップをつけると、エアグルーヴ≒ベガ(トニービン、ノーザンダンサー、ナスルーラ、ブラッドフォードが共通)日本が誇る2大名牝のニアリークロスが発生します。どれだけ効果があるかわかりませんが、字面だけで相当豪華ですね。, http://www.jbis.or.jp/horse/0001186748/pedigree/, 成功する配合は結果が出る前に狙わないといけないと思うので、ぜひとも狙いたい2頭ですね。, ディープ×母父ストームキャット、ディープ×母父キングカメハメハ、キングカメハメハ×母父ストームキャットが結果を出しているのは、ラストタイクーン≒ストームキャット≒アルザオのニアリークロスが効果的であることの証左だと考えています。, ですので、母方にストームキャットかアルザオを保有しているルーラーシップ産駒が良いのではないかと思います。, 中でも母父ディープインパクトは魅力的ですね。サンデーサイレンスの血とラストタイクーン≒アルザオのニアリークロスですから、理論的にもばっちりです。, ちなみに、母父ディープインパクトのルーラーシップ産駒は7頭いて、以下の4頭がノーザンファーム産です。, ネコマチです。前のブログにログインできなくなったため、新しくブログをはじめました。. 母エアグルーヴの8番仔。国内G1戦績は、5回2番人気に支持され、2着1回、3着が3回の人気先行型。香港のクイーンエリザベスCを勝ってG1馬となっている。, 初年度産駒からは菊花賞馬キセキ、2年目から桜花賞3着、オークス2着のリリーノーブルが誕生。産駒は中距離で重賞の勝ち数を伸ばしている。サンデーサイレンスを内包しない血統が強み。種付け料も順調に上がっているが、ロードカナロアやドゥラメンテが優先され、繁殖の質はそれほど変わっていない。マイルやG1での実績を積み上げていかないと600万円は高額に映る。, エアグルーヴにはじめてキングカメハメハがつけられた配合。血統表にはサンデーサイレンスの名前こそないが、ノーザンテースト、トニービン、キングカメハメハが重ねられていて、配合自由度はそこまで高くない。重賞産駒の多くは母系にサンデーサイレンスが含まれている。, ゴールドシップ(Gold Ship)の種牡馬情報です。 ・種付け料は 250 万円なので、産駒の価格はさほど高くなさそう ・現役時代の実績以上に、能力があったと思われる(出遅れ癖が無ければ国内 g Ⅰも勝てたのでは) とまぁ、こんな感じです。 どんな配合のルーラーシップ産駒が良いのか。