大学へ進学するための受験方法は主に4つあります。そのうちの1つが指定校推薦です。 ちなみに4つの受験方法とは、「 一般入試 」、「 公募推薦 」、「 ao入試 」、そして「 指定校推薦 」です。 今の保護者世代には聞き慣れないものが2つほどありますね。 指定校推薦枠は、多くの場合、3年で見直しをされる。つまり3年間利用実績がなければ、特に難関大学の場合、推薦がなくなることが考えられる。 すると高校側の教員は、指定校推薦枠を埋めるために、生徒にその大学の指定校推薦を勧める。 指定校推薦とは. tel 047 (422) 5516. fax 047 (422) 9129 指定校推薦とは、大学が特定の学校に推薦枠を与え、それを受けて学内選考を行い、学校長の推薦を得られた生徒が出願できる推薦入試のひとつです。ここでは指定校制推薦の枠がある大学を、人数枠とともに掲載しました。 船橋市立船橋高等学校 〒273-0001千葉県船橋市市場4-5-1. ただ、有名大学指定校推薦でも行きたい学部の推薦があればいいのですが。有名大学の看板学部はないかもしれません。 一般受験する子は、かなり少ないですよ。 どこの高校を受験するにせよ、頑張ってく … ✍おすすめの参考書随時更新中 新学期が始まって2週間、高校でも本格的に授業が始まりましたね。入学したばかりの高1生はいきなりテストがあったりオリエンテーションがあったりで、なかなか授業が始まらずにやきもきしてたのではないでしょうか。, 当学院の高校部も本格始動しています。ウチの塾のカリキュラムはズバリ「指定校推薦」をターゲットに組まれています。高校の上位20%を目指して学校の成績を出来るだけ上げるシステムです。, 例えば「指定校推薦」なんて名称もそう。これから高校に入ろうという元:中3生には何のこっちゃ分からないでしょう。, そこで、大学入試の制度の1つである指定校推薦について、全く知らない方にも理解出来るように、ごくやさしく説明をしたいと思います。ていねいに説明している分、ちょっと長いのはご勘弁を。, ちなみに4つの受験方法とは、「一般入試」、「公募推薦」、「AO入試」、そして「指定校推薦」です。今の保護者世代には聞き慣れないものが2つほどありますね。このあたりはまたの機会に解説しようと思います。, 指定校推薦の「指定校」とは、大学が「特定の高校を指定」して学生を募集する事を意味します。大学が高校に対して「おたくの高校は良い生徒さんがいるので○名受けていいよ」と指定するのです。, 指定されるかどうかは、その大学に入った先輩の実績が影響するようです。大学で活躍をしている学生の母校なら、同じような良い学生が集まる可能性は高いですからね。, 反対に、せっかく指定校推薦で入学したものの、真面目に通わず授業についていけないあげくに辞めてしまったなんて醜態を犯すと、次の年から募集が無くなる、なんてこともあるようです。恨むなら先輩を恨みましょう。, そのため、毎年どの大学から何人募集が来るかは流動的です。突然思わぬ上位大学から募集が始まったり、逆に無くなったりを繰り返します。, 高1のとき「あ、私の行きたい大学からは募集がないや」なんて油断していると、突然高3のとき募集が来ていて悔しい思いをすることもあるので注意しましょう(私がそれで痛い目を見ました)。, 指定校推薦の募集は、「○○大学△△学部□名」のように細かく決まっています。たいてい1学部につき1~3名です。, およそ高3の9月に高校内で募集を行い(私立はもっと早いところも)、校内選考を行います。同じ学科に定員を超える人数が集まった場合、ふるいにかけるシステムです。, 評定平均とは、成績の平均のことです。高校によって通知表の成績は10段階だったり5段階だったりしますが、これを全て5段階にして、平均をしたものを「評定平均」と言います。, だから、もし誰かと指定校推薦の希望がカブった場合、評定平均で勝負します。0.1でも高ければ勝ち。上位の生徒が枠を勝ち取ります。, また、大学によって最低基準が決まっています。さすがに最低基準が無いと、早稲田のような上位大学を希望した生徒がたまたま平均3.0でも受かってしまうからです(高校のオール3は成績下位です)。, 上位校はだいたい4.0以上、中堅校は3.5~3.6前後のことが多いですね。ギリギリでも基準を超えてさえいれば出願は出来ますが、他にライバルがいたら負けてしまいます。出来るだけ基準を大きく超えているにこしたことはありませんね。, 指定校推薦は、校内選考を通過すると、次に実際の試験が待っています。とはいえ、学力試験があることはまれで、多くの大学は面接と小論文がほとんど。, 当然試験に向けて全力で準備をします。このときどうしても不安になるのが「ホントに受かるの?」ということ。, 理由は簡単で、そういう制度だからです。大学側は最初から受からせる前提で募集をしますし、高校側も受かってくれないと威信に関わるので全力のサポートをします。落ちるはずありません。, 高校の先生は生徒を油断させないように、「落ちることもあるからな!」とたびたび注意をしてくると思いますが、スルーして構いません。もっとも、元々指定校推薦を受けるような成績を取っている生徒なら言われなくても勉強しますよね。, まあ、「ほぼ」100%と言ったのは、完全にナメてかかって大学に対して失礼な事をすれば不合格になることもあるからです。600文字の小論文を200文字くらいで出したり、願書の志望動機すらまともに書かないなどの行為です。そりゃ受かるわけないでしょう。, ちなみに志望動機を書くのもなかなか大変です。普段作文をしない高校生が突然文章を書くと悲惨なことになりがちですので、ぜひ下の記事を参考にしてみてください。, とりあえず、私も含めた親世代の常識である「ふつう大学は一般入試で入るもの」という常識は過去のものです。時代は変わっていますし、大学の序列も格差もかなり変わっています。指定校推薦は大学・高校・家庭・本人全てにメリットがあり、考えようによってはWin-Winの制度です。, 現在の大学一般入試はかなり激戦です。もちろんそれは名の知れた大学に限定されますが、大学を希望する人が積極的に受験するのはそういう有名大学でしょう。, 先ほど挙げた4つの入試制度をハードルの低い順に並べると、指定校推薦、AO入試、公募推薦、一般入試の順です。, そのハードルの低さの理由は、何と言っても「学校の勉強が出来れば良いから」に尽きます。どんなにレベルの高い大学を受けるとしても、学校の勉強の善し悪しで決まります。早慶上智理科大を受ける場合、入試問題の難易度は学校レベルとは比較になりません。, 指定校推薦なら学校の成績のみが基準。テストの問題もそれほど難しいわけではありません。余裕ですよね。, この近辺である神奈川県西部の学校を挙げてしまえば、西湘高校から大学入試をするとき、敵は秦野、小田原、そしてそれ以上の連中です。高校生は他の高校の勉強がどんなものか知らないでしょう?ハッキリ言って、教科書のレベルから段違いですからね?, 指定校推薦のライバルは、自分の高校の生徒のみ。しかも高校生の半分近くは放っておくと部活やバイトに精を出して勉強を最優先にしないですから、実質ライバルは半分くらいです。, 私が指導している生徒はほぼ上位にいますが、塾からしてみたら、勉強法を教え、勉強のペースを細かく指示していますので、高校の成績は中学よりはるかに取りやすいのです。, 先ほど説明したとおり、校内選考で受かればほぼ大学合格は確実。もっと言ってしまえば、高3の1学期の成績で資料は全てそろいますから、夏休み前には事実上勉強は終了してしまいます。, とはいえ、大学に入ってからポテンシャルが落ちていては仕方ありません。勉強しなくて良いわけではありませんが、受験のプレッシャーにずっとさらされ続けるよりはかなり気が楽ですよ。, 大学も早く真面目な生徒を確保出来ます。高校も生徒の進路を早く確定できます。保護者も2~3月までずっとやきもきする必要はありません。, 何より、早々と受験のプレッシャーから解放された本人は、それまで2年ちょい頑張り続けて来たご褒美時間をもらえるのです。免許を取ろうが資格を取ろうがバイトをしようが、自由です。, 大学受験って、受けるだけで多大な費用がかかるんですよね。最近は同じ大学を何度も受けられるようにした受験料搾取システムもといチャンスが多いシステムになっています。気がつくと延べ10校を超え、受験料だけで20万オーバーとか、平気で起こります。, 指定校推薦なら本命1点勝負ですから、受験料はミニマムです。浮いたお金で大学で使うPCでもねだっちゃうと良いんじゃないでしょうか。10万以上あればいいPC買えますからね。, 冗談はさておき、一般入試は本当に多額の費用がかかります。受験料だけでなく、交通費や郵送費もバカになりません。それが最小限ですむなら、先々の生活に投資が出来ます。大学に通うには服も買わないといけませんしねぇ……, 神奈川県の公立高校入試(とほとんどの私立高校)は、中2と中3の成績が使われます。これと同じ感覚で高校生活を過ごしてしまうと、高1は部活や遊びに時間を費やし、高2から本気出す、という大失敗するパターンに陥ります。, 指定校推薦の対象となるのは、高1~高3夏までの評定平均です。すなわち、高1でコケようもんなら、その時点で勝負権を失います。, 正直言って、この記事を書いている4月現在から狙わないといけません。先行逃げ切りが必須な制度ですので、情報不足は致命傷ですね。, 指定校推薦の対象となる成績の期間は上で書きましたが、科目はもちろん「全科目」です。だから、誰しも苦手科目は多少(全部?)ありますが、決して「捨て科目」を作ってはいけません。, 得意科目をいくら頑張っても100点を超えることはできませんし、評定も5が上限です。打算的な話ですが、100点を取る必要は無く、90点でもどうせ5になりますから、結果は変わらないとも言えます。, 一方、苦手な科目は大きなマイナスになりがちですから、むしろ得意科目はそこそこにして、苦手科目を徹底的に頑張った方が総合的にはプラスになることが多いですよ。, 高2、高3と進んでいくと理系・文系に分かれていきますので、苦手科目は減っていきます。コース選択については別の記事で解説をしています。, 高校のレベルによって、指定校推薦のリストに並ぶ大学のレベルにかなりの格差が出ます。, トップレベルの高校には早慶上理と呼ばれる最上位層の大学から何人分も枠が来ます。年によっては、誰も推薦に出願しないで枠が余ってしまうこともあるほどです。, これが2番手校だと、早慶上理はあって数枠、ほとんどがGMARCHに変わります。さらに3番手校だと、GMARCHは1~3枠くらいに減ってきます。もはや学年トップレベルじゃないと、GMARCHの推薦は取れないレベルです。, とはいえ、逆にこの地域だと東海や神奈川大など、地元有名大学の枠はたくさん来ますので、出願する対象には困りません。, 指定校推薦を狙っているなら、高校を受験する際にどのような大学から募集が来ているのかを調べておくと良いでしょう。もちろん毎年変動はありますが、レベル帯はつかめるはずです。, 高1生はそろそろ後悔しているころだと思いますが、勉強しない期間が出来ると中高生の学力はガタ落ちします。高校入試後のたった1ヶ月程度遊んだだけで学力は地に落ちます。それが指定校推薦が実質決まる10月からとなれば、半年間もの間まともな勉強をしないことに。, もちろん学習習慣がついているからこそ指定校推薦を利用できる訳ですから、それを失わないように今まで通り勉強を続けておきましょう。さもないと、大学に入った直後いきなりついて行かれない事態に陥ります。, ⇒指定校推薦は大学に入ってから困る?心配性なアナタに送るナイショの話(個人ブログ), たいていの高校生が指定校推薦制度をまともに理解するのが入学後しばらくしてから。そこまで存分に勉強して成績を取っていた人ならともかく、得てしてサボり気味の人ほど情報不足なんですよね。, ここまで読んでもらったら指定校推薦がどんなものか分かって頂けたと思います。案の定長い記事になってしまいましたが、この程度の情報収集さえ億劫に思うようなら、恐らく指定校推薦を受けるために必要な「周りが油断しているときに頑張れる根気」が欠けていると思います。, 注意点はあれど、それを上回るメリットがたくさんある指定校推薦、周りの雑音はシャットアウトして、ぜひトライしてみましょう。, 4つの入試制度をハードルの低い順に並べると、指定校推薦、AO入試、公募推薦、一般入試, 英語を本気でなんとかしたい!神奈川県公立高校入試攻略「関係代名詞」をわかりやすく解説してみた. 家庭教師兼マンツーマン塾講師歴15年。 理解の遅いわが子が4か月の中学受験対策で、模試E判定から国立大学附属中学に合格できた経験も踏まえて、理解が遅い子どもに悩む人にたちに、何か参考になる情報を発信します!現在進学高校から旧帝大現役合格を勝ち取るために爆進中(^^)のわが子をサポート中です!, ~理解が遅いので塾には向きません…そんなわが子が中学受験をしたいと言い出した!ことから始まった先取り学習で戦う親子の目指せ旧帝大現役合格!大学受験奮闘記~, 2020年度の大学入試から国公立大学の個別試験(2次試験)を中心に調査書が点数化され、調査書が重視されることになって、受験の合否の一部に利用されます。ここでは大学入試に採用される調査書の点数化のこと、高校卒業認定(高卒認定)や通信制高校卒の受験生の調査書対応についても説明します。, コロナ禍の影響を受けた大学受験。例年に比べ指定校推薦での受験が増え、受験者数の増加に伴い、口頭試問が面接に加わるなど、受験生の不安を煽っています。指定校推薦であれば大学合格すると思っていたら、落ちたというケースも増えています。そこで、今回は指定校推薦でも落ちる可能性があるかどうかが受験前にわかる方法をこっそり教えます。, 多くの大学入試で、推薦入試の面接がオンラインになっています。オンライン面接になるとインターネット回線のトラブルが心配になりますね。大学の中には回線トラブルでオンライン面接が中断した場合は不合格になることもあると通達しています。今回はオンライン面接が安心して受けられる、ネット回線がトラブルにならない方法を紹介します。, 大学受験で理系を選択する場合、物理・化学・生物から専門理科を2科目選択し履修します。今後の大学入試では進学したい学部学科によっては、選択科目の科目内容によっては大学を受けることができなくなります。今回は理系大学への進学のハードルが高くなる話第2弾です。お子さんを理系大学進学させたい保護者必見です。, 高校数学で多くの高校生の負担になる数Ⅲ。現状の大学受験では数Ⅲを履修していなくても、学部学科が特定されますが大学受験できる理系大学もあります。ところが2020年度の大学入試改革を境に、一気に数Ⅲ履修の必須化が加速しそうです。今回は理系大学への進学のハードルが高くなる話です。お子さんを理系大学進学させたい保護者必見です。, 大学入試改革が行なわれ指定校推薦や公募制推薦に初の口頭試問が追加され、多くの受験生は答えられないと落ちるのでは?と不安でしょう。すでに大学入試の指定校推薦や公募制推薦が始まり、合否が発表されている大学もあります。今回は今からでもまだ間に合う!大学入試の指定校推薦や公募制推薦の口頭試問対策として出題ポイントを紹介します。. 指定校推薦とは、大学が特定の学校に推薦枠を与え、それを受けて学内選考を行い、学校長の推薦を得られた生徒が出願できる推薦入試のひとつです。ここでは早稲田大学に指定校制推薦の枠がある学校を、人数枠とともに掲載しました。 高校3年生の夏休み前の3者懇談で、いよいよ本格的に指定校推薦の意思確認がとられる高校も多いです。なかなか成績が上がらない、一般で大学受験することが厳しい、だったら、合格が確約される指定校推薦にしようと考えるご家庭も増えてきます。 指定校制の場合は、夏から秋にかけて校内選考が行われるため、自分の高校はどの大学の推薦枠があるのかを早めに確認してください。 ここで紹介するスケジュールは一般的な例ですので、実際は各大学のホームページで確認してください。 過去10年ほどの間、私立大学・短大において、学校推薦型選抜(旧指定校推薦入試)の入学者比率が増え続けてきました。2018年度は全体の4割以上にも上り、一般選抜に次ぐ規模を占めています。出願条件や選抜方法は大学・短大ごとに多種多様ですが、基本は学業成績や課外活動実績をもとに「高校で何をどう頑張ったか」が評価されます。他の入試との違いは何か、自分の強みを生かせるのはどのタイプなのかを知るために、まずは主な用語と仕組みを理解しましょう!, 端的に言えば、高校での取り組みや実績をもとに、受験生の個性や意欲を評価するのが学校推薦型選抜です。大半は高等学校長の推薦が必要で、学業成績やスポーツ・課外活動実績などについて一定の水準が求められます。書類審査や小論文、面接、プレゼンテーション、実技などで選抜されるケースが多いですが、大学入学共通テストの結果を活用する大学や学力試験を課す大学もあるため事前に調べておきましょう。また、多くの大学が専願制を採用しているため、他校との併願ができない場合がほとんど。万が一不合格だった場合、一般選抜で再チャレンジすることは可能です。, 学校推薦型選抜は、大きく「公募制(公募推薦)」と「指定校制(指定校推薦)」に大別され、どちらも大学が求める出願条件を満たし、高等学校長の推薦を得ることが必要です。公募制の場合、全国の高校から広く出願できますが、指定校制では大学が指定した高校の生徒だけに出願資格があります。ほとんどの私立大学が両方を採用しています。なお、公募制については、総合型選抜に組み入れている大学もありますが、出願条件・資格などは学校推薦型選抜のそれと変わりません。, 大学が求める出願条件を満たし、高等学校長の推薦があれば出願でき、全国の高校から広く出願することが可能です。既卒生(浪人生)の出願を可としている大学もあります。, スポーツや文化活動で優秀な成績を収めたこと、委員会活動やボランティア、地域活動などに取り組んだことなどをアピールできる選抜方式です。専門学校や総合学科高校出身者の定員枠を設けている場合や、成績基準がない場合などもあります。, 大学が指定した高校の生徒にのみ出願資格があり、現役生、専願に限られます。推薦枠は少人数のため希望者が多い場合は校内選考が実施され、成績、課外活動実績、生活態度などで評価されます。狭き門ですが、推薦枠を獲得すれば合格率はかなり高くなります。, 国公立大学の学校推薦型選抜は公募制のみで、多くが現役生に制限しています。また、私立大学に比べて募集人員が少なく、成績基準も厳しくなっています。学力試験を実施する大学もあり、2019年度は93大学、233学部でセンター試験(現:大学入学共通テスト)が課されました(※)。(※)文部科学省「平成31年度国公立大学入学者選抜の概要」, 一部の国公立大学医学部では、地方の医師不足緩和のため、卒業後に一定期間地元の医療に従事することなどを条件とした地方枠推薦選抜を行っています。公立大学では、医学部に限らず県内・市内の高校を対象とした推薦選抜を行う場合もあります。, 出願条件に成績基準がある場合、高校での成績を数値化した「全体の学習成績の状況」か「学習成績概評」の最低基準が示されます。「全体の学習成績の状況」は、高校1年次から3年次の1学期までに履修した科目の成績(5段階評価)を合計し、科目数で割った数値です。この評定平均値をもとにA~Eの5段階で成績を表したものが「学習成績概評」で、どちらも指定の基準をクリアすれば出願が可能となります。, スポーツ・文化活動枠の推薦選抜の場合、競技種目等の指定があり、全国・県大会など大学が定める大会での上位入賞が条件となります。生徒会活動や地域活動などに打ち込んだことをアピールする場合は、活動実績の証明が必要です。その他、志望学部学科に関する分野のコンテスト(例:ディベート甲子園、数学オリンピック)での実績や、英検、TOEIC(R)、簿記、コンピュータ系の資格・検定の取得・合格者が評価されるケースもあります。, 一般的に、高校の成績と面接・小論文による人物評価によって合否が決まりますが、大学によっては大学入学共通テストの結果を活用したり、学力試験を実施したりする場合もあります。志望理由書では、志望理由や自分の強みをうまくアピールできるよう書き方を工夫しましょう。小論文や面接では表現力や論理的思考力が試されます。, 学校推薦型選抜は11月から出願が始まります。担任や顧問の先生に書類を書いてもらう期間も考慮しなければならず、小論文や面接などの対策も必要になるため、余裕をもって準備しましょう。, 「学習成績の状況」「学習成績概評」が足りているか、専願か併願か、現役・既卒の指定はあるかなどを早めにチェックしておきましょう。高校2年次の終わり頃に成績を計算してみて届かなければ、高校の先生に相談し、成績向上のための対策を立てましょう。, 志望理由書(自己推薦書等)は、その後の面接などのベースとなるので十分に練って書きましょう。ただし自分の思い込みだけで書くのはNGです。高校の先生など第三者にチェックしてもらい、分かりやすく伝わりやすい書類を作成しましょう。学力試験がある場合は、並行して受験勉強も必要になります。, 出願受付は11月に開始され、早い大学では12月に合格が発表されます。一般選抜に先行して実施されるため、資料・願書は早めに請求しておきましょう。指定校制の場合は、夏から秋にかけて校内選考が行われるため、自分の高校はどの大学の推薦枠があるのかを早めに確認してください。, ここで紹介するスケジュールは一般的な例ですので、実際は各大学のホームページで確認してください。, 6月頃から大学のホームページなどで入試情報が公開されるため、出願条件や出願時期などを確認しましょう。過去問題をホームページなどで公開している大学もあります。, 各大学はオープンキャンパスや学校見学会で入試説明会を行っています。志望理由を明確にし、面接でうまくアピールするためにも一度大学を訪れておくのをおすすめします。, 学習記録(学習成績の状況)や生活態度などをまとめた「調査書」、担任や部活動の顧問が推薦理由を記入する「推薦書」、入学動機などをまとめる「志望理由書」「自己推薦書」「エントリーシート」などがあります。, 与えられたテーマに沿って書く「課題論述型」と、長文を読んで関連テーマについて書く「文章読解型」が中心。出題内容は専攻分野に関するものから時事問題までさまざまです。, 提出した書類の内容をもとに、個人またはグループ面接が行われます。理系の大学・学部では、専門分野に関する口頭試問が行われる場合もあります。, 出願時に入学希望者自身が作成した資料等について、口頭での発表を求められる大学があります。. 大学に入学するにあたって、僕は指定校推薦を選びました。 指定校推薦にはあまり良いイメージを持っていない方が多い、という印象がありますが、今回はなぜ僕が指定校推薦を選んだのかを記したいと思います。一応大学の受験生を対象に書いていきます。 しかし、実際に、私の経験から指定校推薦で落ちた・不合格になった例を見たことがあります。, 塾講師・家庭教師として受験業界に身をおいて10数年。これまでに2件、指定校推薦に落ちた例を見たことがあります。, そんな発想になってしまったのか、定かではありませんが、面接官が唖然としていたとのこと。, 多数の付属高校が併設され、付属高校以外からも指定校推薦の枠が全国レベルで大きいので、まれに落ちることもあります, 面接にのぞむ態度が大学側で相応しくないと判断されれば指定校推薦であっても否応なしに落とします。, ちなみに、髪を染めていった生徒の高校では、翌年からその大学の指定校枠がなくなりました。, 遊びに誘われたうちの1人の男子生徒が言った何気ないひと言がきっかけで、会計を済まさずにお店を出て行ってしまったのです。, 万引きが見つかり、指定校推薦を受けた生徒は直接万引き行為を行なってはいませんが、一緒にいたという理由で連帯責任で同罪とみなされ、指定校推薦に落ちるという結果になってしまったのです。, ここからは一般的に言われている指定校推薦に落ちる理由として挙げられている理由を具体的にみていきます。, しかし、なかには、生徒欲しさに、評定の条件がゆるい指定校推薦を課す偏差値の低い私立大学もあります。, そもそも、ある程度の有名大学では留年するかも…というような怪しい成績の生徒は指定校推薦に出願すらできません。, なので、指定校推薦を利用するのであれば、日頃から慎重な行動をとるように意識しましょう。, また、指定校推薦の合格とは、いわゆる内定合格の扱いのため、内定取り消し、つまり落とされる、不合格になることも十分あります。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, ✍このブログと登場人物の紹介