日本で数少ない現代貨幣理論の論者(MMTer)。 報道では外国人労働者と報じられる、日本の移民問題ですが、みなさまは「日本がすでに移民大国化している」とご存知でしょうか?, 日本はすでに、世界トップクラスの移民流入数なのです。 日本がいつのまにか「世界第4位の移民大国」になっていた件(芹澤 健介) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)は2018年6月の記事です。 入管法の2度めの規制緩和が行われたのは、2018年末ですから、さらに移民・外国人労働者流入数は加速すると予測されます。, 移民・外国人労働者には、どのようなデメリットがあるのか? 解説したいと思います。※なお移民の定義は国連の「外国人がその国に、12ヶ月以上滞在していること」です。, 報道や政府は「人手不足だから、移民・外国人労働者受け入れはやむを得ない」といいます。本当でしょうか?, 資本主義において、人手不足というのは福音です。少なくとも、労働者にとっては。 なぜなら、労働者が少ない=労働市場が売り手(労働者)有利=企業は雇用環境や所得をあげて、労働者を確保する、となるからです。, 企業にとっても、悪いことばかりではありません。 労働者の所得が上がる=国内需要が高まる=企業の売上があがる、のですから。, この循環に、移民・外国人労働者が入ってきたらどうなるでしょう? 人手不足が解消されてしまい、労働者は低所得に甘んじることになります。 それどころか、移民・外国人労働者が増えてくれば、彼らと労働市場で競争しなければなりません。 労働者の競争とは、「いかに自分が低賃金で働けるか」競争です。, 経営者はともかくとして、労働者で移民・外国人労働者拡大に賛成するのは、自分で自分の首を絞めるようなものです。, 現在、ヨーロッパでは極右と呼ばれる、反移民政党がメジャーになりつつあります。ハンガリーのオルバン首相、ポーランドの法と正義、フランス国民戦線、ドイツのための選択肢、イタリアの五つ星運動。 イギリスでも今年に設立されたばかりの、ブレグジット党が世論調査で第1位でした。参照:英新党「ブレグジット党」、欧州議会選で国内首位見通し=調査 – ロイター, これだけ反移民政党や政治勢力が、ヨーロッパでメジャーになったのは、いくつかの理由があります。, 生活実感として、ヨーロッパでは移民への拒否感が高まり、反移民政党が支持されているのです。, 2018年の入管法規制緩和は話題になりましたが、じつは2014年にも入管法を規制緩和しています。実際に、日本における移民・外国人労働者の拡大のグラフをご覧ください。, 2014年から2017年にかけて、4年間で移民・外国人労働者が激増しております。2014年の入管法改正で、在留資格と上陸審査の緩和が行われた結果です。, 2018年には特定技能1号、2号を新設したことで、在留の更新が容易になり、永住の道を開いたとも囁かれております。 私の見解では、移民・外国人労働者の増加スピードは2014年~2017年より加速すると診断しています。, 安倍政権が愛国保守? 移民・外国人労働者拡大を見れば、真っ赤なウソだと常識的に理解できるはずです。, ヨーロッパでは特に顕著ですが、自国の文化や慣習、常識を移民・外国人労働者の拡大が破壊してきたという面が存在します。 2015年頃まで、多文化共生とスローガンを掲げ、「移民に配慮しよう!」としていたのですから当然です。, 自国文化と合わない、移民の自由を認めるとは、自国文化と自国民の自由を制限することに他なりません。 文化が異なる国民同士だと、どうしてもどちらかが”我慢”させられるのです。, ヨーロッパは日本より先に、移民・外国人労働者拡大をして、現在の惨状を招いています。それを後追いする必要はありません。 また「ヨーロッパのように日本は失敗しない」などという保証はなく、むしろ「ヨーロッパで失敗しているのに、日本で成功する」という予測こそ楽観的すぎると断じるべきでしょう。, 3年ほど前に嵐山に、旅行に行きました。その際に川流しの屋形船に乗ったのですが、受付のおじさんが申し訳なさそうに、小さな声でこう聞いてきました。「中国人と一緒やけど、大丈夫?」, なんでも、中国人はうるさい人が多いので、辟易としているとのこと。 上記の話はもちろん、観光客の例ですが……こういった衝突が、移民・外国人労働者拡大をすれば、随所で起こるのです。, 外国人労働者の国籍別割合で、一番多いのは中国です。おおよそ全体の3割です。 移民拡大は、近代民主主義国家において、一度受け入れると不可逆的になります。, だからこそ、ヨーロッパの反移民政党などは「移民受け入れをこれ以上しない」ということを掲げます。強制送還などが不可能だからです。 解決には2~3世代ほど、すなわち100年近い単位で時間がかかることでしょう。, 国際政治の舞台では、中国の台頭が著しい昨今です。将来的に中国からの、人口侵略がないともいい切れません。, 「難しいこともわかりやすく」政治・経済コラムをメインに発信。2019年まで16年間自営業→SEO/ウェブ制作/ウェブライター/進撃の庶民管理人などで活動中。 左右や保守・革新にこだわらず「庶民(自分含む)のためになる政治経済情報」をブログで掲載。, Twitterでブログの更新をお知らせしています。 そうした社会保障の支出も問題となっている。, 英国がEU加盟国である限り、EU市民は英国に定住し働き、英国の年金や国民保健サービスを受ける権利を主張することができる。移民によるそのような社会保障制度へのアクセスは社会の負担にもなりうる。, さらに、「移民がイギリス人の仕事を奪ってしまう」と考えて、移民受け入れに反対していた人たちは以前から多くいた。 ヨーロッパに押し寄せる難民はどこからくるのか 「移民問題」は、現在のヨーロッパが抱える最大の問題の一つです。その起源は、ヨーロッパが進めた「帝国主義」にあります。 ヨーロッパの場合、「移民を受け入れよう」という理想が現実を越えて先走ってしまった面があると思う。, 今のヨーロッパの各国(フランスやオーストリアなど)で、「移民を追い出せ!」と主張する極右政党が支持をのばしいるのは、そのことも原因にあるはず。 ・移民をどう受け入れたらいい?, それを決める国民投票が行われる。 その国に昔からいる人たちと外からやってきた移民の人たちとが共存していくには、その国がコントロールできる範囲で移民を受け入れることが、絶対に大事。, AFP通信の記事(2016年9月20日)で、サルコジ前大統領経験者が「(外国人も)フランス人らしく暮らすべきだ」と言って話題になっている。, サルコジ氏は「フランス人になりたければ、フランス語を話し、フランス人らしく生きろ。機能しない統合ではなく、同化が必要だ」と持論を展開。「フランス人になれば、『この国を愛している』と言わねばならない」と語った。, 日本で政治家がこんなことを言ったら、きっと大問題になる。

http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/52072995.html, エントリーと全く関係ありませんが、上記(まさお)が衝撃的だったので紹介いたします。コラかと思いました(笑)。, 労働者が少ない=労働市場が売り手(労働者)有利=企業は雇用環境や所得をあげて、労働者を確保する, 日本がいつのまにか「世界第4位の移民大国」になっていた件(芹澤 健介) | 現代ビジネス | 講談社(1/3), 日本は外国人労働者にどれだけ支えられているか?知られざる現実と課題 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン, http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/52072995.html. 移民の増加によって、介護福祉士や清掃業者などの給料が下がると経済学者は言っている。, こうした背景があってイギリスでは、無制限に移民を受け入れることは現実的には不可能であるとし、EUから離脱して移民の受け入れを制限するべきだと考える人たちが多いのが現状だ。, 「移民を受け入れることで、自分たちの仕事が奪われてしまう」という不安をもっている人たちは、ヨーロッパの他の国にもいる。, EUの理念には、加盟国国民はEUのどこにも自由に行くことができるし働くこともできる、というものがある。, そうした「移民は、ヨーロッパ全体で受け入れるべき」という考え方をしている人たちからしたら、「イギリスが移民を受け入れないのはズルい」となる。, イギリスの措置は、このEUの基本理念に反すると他の加盟国やEU当局は批判しているのだ。, フランスのオランド首相は、23日の国民投票でイギリスのEUからの脱退か決まった場合、フランス国内にいる移民をイギリスに「送り込む」というようなことを言っている。, 国民投票でEU離脱承認となれば英国とフランスとの間の協定に変更が加わりフランスに留まっている移民が英仏海峡トンネルを通って英国へ流入するだろうと繰り返し示唆している, 移民問題というのは、本当に複雑で難しい。 ©Copyright2020 ゆかしき世界.All Rights Reserved. 今のイギリスでは、昨年のパリでのテロ事件を受けて「移民と共に、テロリストもイギリスに入ってくるかもしれない」という不安が広がっている。, EUに加盟しているために、イギリス政府はEUからの移民のバックグラウンド・チェックが十分にできない。 そのためイギリスの治安に影響がでると言う。, 移民を受け入れることで、その国にメリットはある。 また移民を受け入れた場合、病院での治療費をある程度イギリスが負担することになっている。 この選挙の結果は、イギリスだけではなくてEU全体にとても大きな影響を与えることになる。, 前回の記事で、ロンドンに住んでいるイギリス人の友人の話を書いた。 他の人がやらないような仕事をしてくれたり、働いてくれたら当然税収もあがったりする。, 「移民を受け入れよう」という理念や理想もとても大切。 「みんな善良な人たちで、私に出会うと親愛の情をこめてあいさつをし、子供たちは真珠色の貝を持ってきてくれ(中略)根と親切と真心は、日本の社会の下層階級全体の特徴である(アンベール 幕末), ・イギリスの移民受け入れ反対の理由(テロ・医療費・仕事) ヨーロッパの難民・移民問題をわかりやすく解説 難民 とは、政情不安定な故郷で戦争や人種・宗教などの理由で差別・迫害などにあって、政情的に安定している国に庇護を求めて逃げ込んできた人達のこと … ・事実にもとづく歴史認識で韓国と付き合うためのてがかりを提供する。 移民問題というのは、本当に複雑で難しい。 失礼な言い方だけど、「移民を受け入れろ!」「いや、これ以上はムリだ!」といったヨーロッパでのやり取りを見ていると、ババ抜きをしているように見えてしまう。 ・移民をどう受け入れたらいい? 報道では外国人労働者と報じられる、日本の移民問題ですが、みなさまは「日本がすでに移民大国化している」とご存知でしょうか? 日本はすでに、世界トップクラスの移民流入数なのです。 日本がいつのまにか「世界第4位の移民大国」になっていた件(芹澤
2015年欧州移民危機(英: European migrant crisis )もしくは2015年欧州難民危機(英: European refugee crisis)は、地中海やヨーロッパ南東部を経由してEUへ向かう100万人を超す難民・移民 により引き起こされた社会的・政治的危機。

・外国人と英語で話ができるようになる。, 「broaden your horizons」

例えば司法大臣のマイケル・ゴーブ氏は、英国はEUを離脱することと移民の数をコントロールすることを考えている。 過激派とのつながりや犯罪歴などを調べることができないのだ。, こうした不安や恐怖から、「イギリスは、EUから離脱すべきだ」と考える人びとは多い。 今まで、東南アジア・中東・西アフリカなど約30の国と地域に旅をしてきました。それと歴史を教えていた経験をいかして、読者のみなさんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。 日本や世界の歴史や文化の知識を深めていきましょう。 でも、フランスではこの発言は支持されている。, 移民の受け入れには、受け入れる側の努力はもちろんだけど、移民の側もその国で一緒に生きていくための努力も大切だ。, ・外国人から見た不思議な国・日本の姿を伝える。

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