「屍人荘の殺人」の時同様、衝撃を受けました... 賛否両論でそうな作品です。 すると「典博がその日、被災地に行っていて行方不明になっている」ことを知ります。, そしてその事を秋一に告げます。 ・厳正なる抽選の結果当選された方には、WHAT’s IN? 翌朝、目を覚ました秋一は典博の寝ていたソファに目を向けますがその姿はありません。, 出ていってしまったかと肩を落とす秋一がベランダに視線を移すと... ・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。 監督:大友啓史 流木の焚火に照らされた日浅は、「知った気になるなよ。人を見る時はな、その裏側、影の一番濃い所を見るんだよ」と今野を見つめたまま言う。, 突然の態度の変化に戸惑う今野は、朝まで飲もうと言う日浅の誘いを断り帰宅。 それにしても中村倫也さんの使い方。 映像が綺麗で俳優陣もとてもよかったが、説明的なところがなく自分には難しかったしかし綾野剛の切なさや松田龍平の虚無的な表情... 「影裏」を観ました。原作も未読で、何の予備知識もなく観ました。景色がキレイで派手な演出もなく、役者の演技でみせてくれます... 「Yahoo!映画」はYahoo! ・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。 Copyright (C) 2020 GYAO Corporation. ほぼ綾野剛&松田龍平でストーリーは完結します。, 時系列も観ている流れと異なるため、整理するのが必要だったり映画は尺がある分ついていくのがやっとになる人もいるかもしれません。, 何よりタイトルにもある「影裏」の部分をもっと描いてほしかったというのが私の率直な意見です。, 物語も淡々と進んでいくので刺激を求める人には向いていません。 秋一は典博に捜索願が出していないことを知り実家を訪ねますがそこで衝撃の事実を父から聞かされます。, 父親と典博は絶縁しておりその理由が「4年間東京で大学に通い卒業していたはずの典博に卒業はおろか、通ってもいなかった」。 かなり個人的な意見ですが、正直予告で期待した程の内容では無かったな... リアルを求める人には向いているでしょう。. 二人で酒を酌み交わし、二人で釣りをし、たわいもないことで笑う…, まるで遅れてやってきたかのような成熟した青春の日々に、今野は言いようのない心地よさを感じていた。, 夜釣りに出かけたある晩、些細なことで雰囲気が悪くなった二人。 続きをみる. 酔ったその晩、そのまま寝落ちする典博と秋一。, ふと目を覚ました秋一は典博への高まる気持ちとお酒の勢いも手伝って突然唇を奪い、強引に押し倒そうとします。, なんとか抵抗し、秋一も冷静になりその日はそのまま眠ることに。 Blu-ray&DVD発売記念!映画『影裏』プレゼントキャンペーン開催! 2020.07.10 『影裏』のBlu-ray&DVDのリリースを記念して、パネル展示を開催が決定しました! 2020.05.29. Copyright (C) 2020 Yahoo Japan Corporation. ・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。 配給:ソニー・ミュージックエンタテインメント <綾野剛「影裏」インタビュー>人生で影響を受けたもの明かす「“共有する”ということが本当の付加価値」 0. tokyo女子部のアカウント(@whatsin_t_joshi)のフォローをお願いします。 All Rights Reserved. 横には新しいパートナーが寄り添っていました。, 国外でも絶賛され、第2回海南島国際映画祭でベストアクター賞も受賞した松田龍平さんの演技に注目です。 ただ、そんな姿を見てももう昔のようには戻れない。 配給協力:アニプレックス, 【STORY】 「第157回芥川賞」を受賞した沼田真佑の小説『影裏(えいり)』が待望の映画化。物語に惚れ込んだ大友啓史監督がメガホンを取り、主演には監督と製作陣の熱望により綾野 剛、松田龍平がキャスティングされた。, 転勤で盛岡に移り住んだ今野秋一は、同い年の同僚・日浅典博と出会う。慣れない土地で心を許せるのは日浅ただひとり。たくさんの時間をともに過ごし、親友と呼べるまでに仲を深めていった。しかし、日浅は突然会社を辞め、姿を消してしまう。今野は日浅の足跡を辿りはじめるが、これまで自分が見てきた彼とはまったく違う顔を知ることになる。, 主人公の今野を綾野、失踪する謎の男・日浅を松田が演じる。いまや日本の映画界になくてはならない存在のふたり。インタビューでは、お互いの印象や受けた刺激など、撮影期間を振り返り語ってもらった。, 綾野 今回、大友さんが監督で日浅を龍平が演じると聞いて、出演を決めました。龍平とはプライベートで先に出会っていて、お互いに普段の姿を知っているからこそ共演にはある種の緊張もありましたが、「タッグを組んでひとつの作品をつくれる」というワクワク感のほうが大きかったです。「ようやく、このふたりが共演してくれた」と喜んでくれている方も多いのではないでしょうか。, 綾野 もともと龍平の無駄のなさが好きでした。僕はわりと無駄が多いほうなので、「自分に無いものを持っているイイ男」と思っていたんです。お芝居も感覚だけでやるのではなく、思ったことや感じたことを表に出す彼にしかできない表現で、今回それを目の前で見せてもらいました。撮影を通して、僕が松田龍平という人間をなぜ好きなのかが明白になりました。唯一無二の存在です。, 松田 綾野くんはしっかり者という印象があったので、お芝居でもキャラクターをかっちり固めてくるのかなと思っていたんですが、実際は現場の感覚を大切にするタイプでした。僕は自分が演じる日浅についてあれこれイメージして撮影に臨みましたが、同僚や家族から「実はこういう一面もある」と語られる部分もある人物なので、考えれば考えるほどどう演じたらいいかわからなくなってしまったんです。シーンのほとんどが綾野くんとふたりでのお芝居だったんですが、彼が場の空気感をつかんで柔軟に演じる人だったから、安心して身を委ねることができました。, 今野も日浅も内に秘めるものがある人物でしたね。役づくりは苦労されたのではないですか?, 綾野 今野に関してあらかじめ決めておいたことはありません。現場で大友さんとロケーションとディスカッションを繰り返して、少しずつ輪郭をつくっていきました。今野を演じるというより、今野を生きるという感覚。盛岡に行ってその感覚がさらに強まりました。, 松田 日浅はつかみどころのない人物だと感じました。人は誰かとコミュニケーションを取るとき、大事に思っているかや好きなのか、その気持ちの大きさなどが相手に伝わるものですが、日浅は誰に対してもフラットに接するので、何を考えているかわかりづらいんです。いつでもどこでも”日浅は日浅”。狙ってキャラクターをつくったわけではなく、自然体でいることを意識することでできあがっていった感じがしています。, 松田 そうですね。ずっとフラットに生きてきた日浅が今野にぐっとはいりこまれているのがおもしろい。日浅はあそこまで他人に入ってこられたことがないから、かなり動揺したと思うんです。翌日には何もなかったかのようにまた元に戻りましたが、間違いなく日浅の中では大きな変化があったはずで。その気持ちの揺れが、失踪前の今野とのやりとりにつながっていると思います。, 綾野 今野は日浅がいたからこそ存在したともいえます。ふたりの関係性の在り方は原作とだいぶ違いますが、仕上がりに大友監督の、原作や原作者の沼田さんに対する敬意を感じました。, 松田 繊細で感覚的な部分は映像にすると伝わりにくいので、思い切って変えたぶん、わかりやすく観やすくなっているのではないかと思います。原作と違っていることに対して沼田さんはどうお感じになるかなと思っていたのですが、お会いしたときに「おもしろかった」と言っていただけたのでよかったです。, 松田 映画、役者という仕事との出会いが一番大きいですね。数えきれないほどたくさんの人と関わりながらひとつの作品をつくりあげていくこの仕事を20年以上やらせていただいていて、そのなかでチャンスやきっかけを与えてくれた方や、よき方向へ導いてくれた方が何人もいらっしゃいます。僕は器用にこなせるタイプではないのですが、すばらしい作品に呼んでいただき、とても恵まれていると感じます。本当はもっと器用になりたいし、いろんな役をうまく演じたいと思ってはいるけど、ここ2〜3年はいろんな役を器用にこなすというよりは、演じる役に徹底的に向き合って、自分自身に落とし込んでいくことに重点を置きました。苦しい作業ではありますが、ただ苦しいだけじゃなく演じていて気持ちいい瞬間もあるんです。本作でもまさにその感覚があり、「映画っておもしろいな」とあらためて思いました。, 綾野 この仕事との出会いが僕の人生を変えてくれました。これまでいろんな方とご一緒させていただきましたが、デビュー作『仮面ライダー555』の石田秀範監督から言っていただいた「きみには映画が合っている。テレビサイズではなく、スクリーンサイズの表現でいい」という言葉はずっと心に残っています。僕は「どこまで無茶といわれる役を自分自身に落とし込めるか」をひとつのテーマとして挑み続けています。挑戦することによって自分の真価も問われますが、常に緊張感のある状況に身を置くことが成長につながると信じています。アスリート気質なんです。 2月14日(金)より、全国ロードショー! 2020年2月15日 8時0分. ©2020「影裏」製作委員会 大ヒット上映中 綾野剛×松田龍平初共演 監督:大友啓史 原作:沼田真佑「影裏」(文春文庫刊) 2020.07.29. http://www.office-saku.com/artists/ryuhei_matsuda.html, 出演:綾野 剛 筒井真理子 中村倫也 平埜生成/ 國村 隼 /永島暎子 安田 顕 松田龍平 ほか 綾野剛「なぜ松田龍平を好きなのかがわかった」現場で感じた理由 2020.2.13 米アカデミー賞の発表で映画界が盛り上がりを見せるなか、今週末も邦画、洋画ともに話題作が続々と公開されますが、そのなかでも注目を集めているのが芥川賞受賞作を豪華キャストによって映画化した『影裏』。 今野は、転勤で移り住んだ岩手で日浅に出会う。慣れない地でただ一人心を許せる存在。まるで遅れてやってきたような成熟した青春の日々に、今野は言いようのない心地よさを感じていた。しかしある日、日浅は突然姿を消してしまう。日浅を探し始めた今野は、日浅の父に捜索願を出すことを頼むが、何故か断られてしまう。そして、見えてきたのは、これまで自分が見てきた彼とは全く違う別の顔。陽の光の下、ともに時を過ごしたあの男の“本当”とは?, http://www.office-saku.com/artists/ryuhei_matsuda.html. そして綾野剛が演じる青年の抱えている悩みを冒頭から丁寧に描写されていて、あれ?このシーンいる? 実写化でどのあたりが面白くなったのでしょう?松田:よりメッセージが伝わりやすくなっています。実際、登場人物の繊細で感覚的な部分は、それだけ大胆に表現しないと、作品を観ている人にはなかなか伝わりづらい。男同士の濃密な世界にはなりますから、思い切って演技をしました。, 2人の本格的な共演という意味では、『影裏』が初めてになると思います。現場でお互いにどのような印象を受けましたか?綾野:松田さんは実はすごくチャーミングな人で。僕からすると、彼特有の無駄のなさ、忖度のなさがもともと好きでした。逆に僕は自分自身を、わりと無駄が多い男だと思っています。それは言い方を変えると、サービスなのかもしれません。松田さんのお芝居を見ていると、感覚だけで演技をしているのではないと分かります。彼にしかできない無駄のない表現を、僕は目の前で見ることができて、自分自身が松田龍平という人をなぜ好きなのかということは結実したと思っています。, 松田さんはいかがでしょう?松田:綾野くんはしっかりしていて、芝居もかっちりやるというイメージがありました。でも、実際は現場での感覚をちゃんと受けながら、とても柔軟にお芝居をしているんだなという印象を持ちましたね。『影裏』は、今野が日浅の別の一面を知っていくという物語でした。綾野さんはこの撮影を通して、改めて知った松田さんの「裏の顔」はありますか?綾野:映画では初めてでしたが、そもそも先にプライベートで会っていたので難しいですね。思っていた通りの人ですから。ただ、プライベートで知っているからこそ、映画で共演するときには緊張しました。でも、それも一瞬で抑えられる。ちゃんと熱意を持ってお芝居をやっている人です。松田:日浅という人物に関して、ある程度自分の中でイメージを持って現場に入ったんですが、自分がイメージを作れば作るほど、かえって分からなくなって。, イメージを膨らませると、かえって苦しくなると?松田:そうですね。とくに日浅は、周囲の人から語られる部分が多い。彼自身は誰にも依存しない、とてもフラットな人です。そのぶん周りから、日浅ってこういう部分があるよ、と語られることで作られている客観的な人物像がありました。でも、それを意識しだすと、いろんな情報がありすぎるんです。なので、なるべく自然に、フラットに演じようと思いました。撮影中は、とにかくその場で起きる感覚を大事にして演じました。, そうした自然な姿勢が、日浅のフラットな役に繋がったのですね。松田:面白いのが、ずっとそうやって生きてきた日浅が、今野と出会うことで、内面をぐっと攻められる。そこまで他人にぐっと入ってこられたことはないので、やはり日浅は動揺したと思います。それでも次の日にはフラットな日浅がいるんですが、そこに間違いなく大きな変化があったはず。その気持ちの揺れが、物語の後半へ影響するのだろうなとは考えました。, 物語では、今野と日浅が出会って、少しずつ変化していきます。ではご自身の経験で、刺激を受けた出会いや、自分を変えた出会いを教えてください。松田:やっぱり映画ですね。映画作りは一人でできる仕事ではありません。たくさんの人たちと関わってひとつの作品を作るという仕事を20年以上続けてきて、最近とくに、映画に救われてきたし、恵まれていると強く感じますね。, 「恵まれている」とは?松田:結局のところ、僕はいろいろ器用に演じられる人間ではないのかもしれません。それしかやらなくてもいい役があるということには救われますね。今回も、現場で自分自身を役や作品に落とし込むという感覚がたくさんあって、やっぱり映画は面白いなと思いました。, 綾野さんはいかがですか。綾野:やっぱり映画です。デビューは『仮面ライダー555』で、その時の石田監督に「君は映画が合っていると思うから、テレビという小さい画面でなく、スクリーンという大きい画面での表現のままでいいと思う」と言われました。当時その意味はよくわかりませんでしたが、俳優をやるうえでの挑戦する感覚が、自分に合っていると感じました。, 「挑戦」とはどういうことでしょう?綾野:僕は、変化がなければすぐ楽な方向に逃げてしまう体質だと思っています。だからこそ役者として自分の進化が常に問われている、という感覚を自分に与え続ける。元々自分自身アスリートだったので、どこまで無茶を自分に落とし込むことができるのかという挑戦の感覚が必要でした。それはやはり、ひとりで演技をしているわけではないからです。今回で言えば、今野が存在したのはやっぱり日浅がいたからであるというのを、確信をもって言えることが、自分にとっての幸せなのではないかと思います。, 松田さんとの共演だからこそ、この作品でも挑戦できたと。綾野:そうですね。先ほど松田さんが恵まれたと言っていたのは、そうして作品と向き合ってきた証拠だと思います。だからこそ、高揚や緊張もありましたが、松田さんと共にひとつの作品を作ることができるのは楽しかったです。またそういう風に思える作品が、早く生まれてほしいと感じます。, 今野は、転勤で移り住んだ岩手で日浅に出会う。慣れない地でただ一人心を許せる存在。まるで遅れてやってきたような成熟した青春の日々に、今野は言いようのない心地よさを感じていた。しかしある日、日浅は突然姿を消してしまう。日浅を探し始めた今野は、日浅の父に捜索願を出すことを頼むが、何故か断られてしまう。そして、見えてきたのは、これまで自分が見てきた彼とは全く違う別の顔。陽の光の下、ともに時を過ごしたあの男の“本当”とは?, 映画『影裏』公開時期:2020年2月14日(金)出演:綾野剛、松田龍平、筒井真理子、中村倫也、平埜生成、 國村隼、永島暎子、安田顕 監督:大友啓史原作:沼田真佑『影裏』(文藝春秋)脚本:澤井香織音楽:大友良英, 新作コンビニスイーツ&ドリンク特集 - おすすめ人気アイスや和スイーツなど一挙紹介, 東京都内のおすすめ展覧会特集 - 美術館・博物館で楽しめるアート作品&開催スケジュール, 関東のおすすめ展覧会2020〈東京・神奈川ほか〉美術館・博物館での開催情報&アート作品, 【全国イルミネーション2020-21】 東京・横浜・大阪他、クリスマスを彩るデート&ナイトスポット, 映画『影裏』綾野剛×松田龍平にインタビュー、初共演の2人が語る“素の顔” - 芥川賞受賞作を映画化, 映画『ドクター・デスの遺産』刑事役・綾野剛×北川景子にインタビュー、“安楽死”題材のクライムサスペンス, 井ノ原快彦&道枝駿佑にインタビュー、映画『461個のおべんとう』で“親子役”父と息子の心地良い関係性, 2021年公開「実写化映画」のオススメ作品、人気コミックやアニメ原作の洋画&邦画を一気見せ, 映画『朝が来る』辻村深月の人気小説×河瀨直美監督、異なる人生を歩む“2人の母”の物語, 2020年「実写化映画」の注目作はコレ!人気コミックや小説が原作、ハリウッド版作品も, 【特集】2020年公開オススメ「ミステリー&サスペンス映画」その展開を予測できるか?, 小説『騙し絵の牙』映画化 - 大泉洋の主演を見据えて描かれた異色の文芸作品、全員クセモノの騙し合い, 映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』笑福亭鶴瓶×綾野剛×小松菜奈、帚木蓬生のベストセラー小説を実写化, ミステリー小説『うちの執事が言うことには』実写映画化 - キンプリ永瀬廉主演、清原翔&神宮寺勇太出演. しかし私にはそれがLGBTや震災の事まで描いた本作のリアルであるのは良かったと感じた点です。, 誰かにとってそれは劇的な日かもしれませんが、ある人にとっては淡々とすぎる日だと思うと見終わったあとはなんとも言えない喪失感がありました。. ・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。 影裏. 陽の光の下、ともに時を過ごしたあの男の“本当”はどこにあるのか?, 空いていた時間もすぐに埋まり、酒を楽しく酌み交わす2人。 が良く分かりませんでしたが、これは小説でも同じみたいですね。, 終始、淡々と進んでいくので大どんでん返しや、実は典博が... ・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者様へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。, 1982年、岐阜県生まれ。2003年に『仮面ライダー555』で俳優デビュー。近年の主な出演作に、映画『日本で一番悪い奴ら』(16)、ドラマ『コウノドリ』(15・17/TBS)、ドラマ『ハゲタカ』(18/EX)、映画『パンク侍、斬られて候』(18)、映画『楽園』(19)、映画『閉鎖病棟 -それぞれの朝-』(19)などがある。2020年は本作のほか、映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』が11月公開を控える。, 1983年、東京都生まれ。1999年、映画『御法度』で俳優デビュー。近年の主な出演作に映画『舟を編む』(13)、映画『モヒカン故郷に帰る』(16)、ドラマ『カルテット』(17/TBS)、映画『散歩する侵略者』(17)、映画『泣き虫しょったんの奇跡』(18)、ドラマ『獣になれない私たち』(18/NTV)、ドラマ『歪んだ波紋』(19/NHK)、舞台『イーハトーボの劇列車』(19)などがある。, オフィシャルサイト 本格的な共演としては、今回が初めてとなる綾野さんと松田さん。劇中では、転勤で岩手の盛岡にひとりで移り住んだサラリーマンの今野秋一を綾野さん、そして慣れない土地で今野が心を許す同僚の日浅典博を松田さんが演じています。そこで、現場で感じたお互いの印象や自身にとって大切な出会いなどについて、語っていただきました。, 綾野さん 監督が大友啓史監督で、共演が龍平だと聞いていたので、それだけで受けようと決めました。, 綾野さん 人の想像のほうがはるかに生々しいので、映画になったからといって生っぽくなったというわけではありませんが、原作や原作者の沼田真佑さんに対する大友監督の敬意を感じることができる作品ができあがったと思いました。, 松田さん 今回、今野と日浅の関係性は原作とはだいぶ変わっているので、沼田さんがどう思うかなと気になっていたのですが、「おもしろかったです」とおっしゃってくださいました。繊細で感覚的な部分で思い切ったところもありましたが、そのお言葉を聞けてよかったです。, ―がっつりと共演したのは今回が初とのことですが、綾野さんから見た松田さんの印象を教えてください。, 綾野さん 龍平はクールな感じに見えますけど、実際はすごくかわいくて、チャーミングな人。それは彼特有の無駄のなさというか、忖度しない姿勢にも表れていますが、もともと僕は彼のそういうところが好きなんです。というのも、僕自身はわりと無駄が多くて、サービスしがちなタイプなので、それに比べると龍平はイイ男だなと思いますね。, 「俳優はいい環境で仕事をするべきだ」という考えもきちんと持っていますし、彼にしかできない表現を目の前で見せていただいたので、なぜ僕が松田龍平という人を好きなのかがよくわかりました。本当に、オンリーワンだなと。お芝居のなかでも、感覚だけではなく、ちゃんと自分が理解したうえで演じているという印象も受けました。, ―劇中では、日浅の「人を見るときは影の一番濃いところを見るんだよ」というセリフが印象的でしたが、現場で松田さんの新たな一面や裏の顔を発見したこともありましたか?, 綾野さん そもそも裏が悪くて、表が正しいというわけではないですが、以前からプライベートで会っていたこともあり、普段の龍平を知っていますから。, とはいえ、熱意を持っている人だという本質的な部分を先に知っていたからこそ、映画で共演するときには緊張しました。でも、本当にかわいい人なんですよね。ちなみに、僕のこともかわいいと言ってくれています(笑)。, ―どんなエピソードか非常に気になりますが、綾野さんから刺激を受けた瞬間はありましたか?, 松田さん かっちりとしたお芝居をしている印象がありましたが、今回は現場で起きるものを感覚でちゃんと受けてからお芝居するタイプなんだなと感じました。カットがかかると、すぐにいつもの綾野くんに戻れる。僕から見るとその切り替えがすさまじかったです。, 今回は、綾野くんと2人のシーンがほとんどだったので、綾野くんに応えるように演じることができればと。芝居のなかで気持ちのいい瞬間は何度もありました。, ―なるほど。松田さんはご自身の役を演じるうえで、意識したことはどんなことでしょうか?, 松田さん 今回は自分のなかで日浅や周りのことについて、いろいろとイメージして現場に入りました。ただ、日浅というキャラクターは、人から語られる部分が多いので、なかなか本質が見抜けないような人物。だからこそ、どう見られているかということは意識しましたが、考えるほどにいろいろな情報がありすぎて、悩みましたね。, たとえば、自分ではそう思っていなくても、他人の噂や会話に翻弄されることは誰にでもありますが、それに近い感覚になったことで、どう演じていいかわからなくなってしまったりもしましたね。, 松田さん 現場に持ち込んだものをいかに捨ててシンプルになるか、そしていかに純粋な喜びを感じられるかを考えました。現場で受けた印象を素直に表現したいという気持ちで挑んでいたと思います。, 撮影中は釣りのシーンなどで自然のなかに行くことが多かったので、街の雑踏を忘れて自然のなかで心を洗おうと思っていましたが、実際は川や虫の音が気になってしまって……(笑)。太陽に当たり過ぎて熱中症みたいになってしまったこともありましたよ(笑)。, そんなふうに自然の脅威にやられてしまいましたが、自分自身が情報過多の状態だと、どこに行っても結局は同じことなんだと知りました。だからこそ、より自然でいようと心がけましたが、その意識は誰に対してもフラットな日浅という人物像にもつながったと思っています。, ―本作では、今野が日浅と出会うことによって、変化していく様子も描かれていますが、これまでで自分を変えてくれた出会いとは?, 松田さん やっぱり映画ですね。役者というのは、ひとりでできる仕事ではないので、いろいろな人とたくさん関わり合いながらひとつの作品を作りますが、それを20年以上続けてこられたことは大きいと思っています。, もちろんその過程で、架け橋となってくれた人もいますが、映画自体や作品に救われてきたと感じているところです。結局のところ、僕はそんなに器用に演じられる役者ではないのかもしれないですが、いっぽうでは役者しかできないという感覚に陥ることもあります。, ただ、それでもいいんだと思える役と出会うことが多いので、僕は恵まれているなと。本当に、映画はおもしろいですね。, 綾野さん 僕も同じですね。デビューは『仮面ライダー555』でしたが、そのときに石田秀範監督から言われたのは、「君は映画が合っていると思うから、大きいスクリーンに合ったサイズの表現のままでいいよ」ということ。, 当時は、あまり意味がわかっていませんでしたが、観客にちゃんとセリフを届けて、その人物として生きようとしていればいいのではないか、と思うようになりました。, 僕の場合は、その環境のなかでどこまで自分を追い込むことができるのか、ということに挑んでいるところもあります。それは僕が陸上のアスリートだったからかもしれません。, ただ、そんなふうに挑戦することや自分の進化を常に問われている感覚を僕から奪わなかったのは、映画であり、役者であることだけだった気がしています。あとは、自分ひとりでいるわけではないというのも大きいですね。, 綾野さん 今回でいうと、今野が存在したのは日浅がいたからこそであり、幸せなことだったと思いますが、同じように僕も龍平からはものすごく影響を受けました。現場では大変なこともありましたが、本当に楽しかったです。, 龍平は自分のことを恵まれていると言っていましたが、それは彼がちゃんと鍛錬して作品に向き合ってきた証拠でもあるので、そういう彼とタッグを組んでひとつの作品に取り組めたことは、緊張すると同時にワクワクする経験でもありました。, 「ようやくこの2人が共演してくれた」とか「この2人がそろったら何か起こしてくれるかも」と喜んでくれる人もいると思っているので、すぐにでもまた一緒に作品を作りたいです。, 信頼感が漂う綾野さんと松田さん。お互いにかわいいと言い合う仲の良さだけでなく、俳優としてお互いにリスペクトし合っている様子が伝わってきました。今後、新たな共演作が誕生するのも楽しみにしたいと思います。, ミステリアスな展開に引き込まれながら、誰もが持つ光と影を映し出したヒューマンドラマ。裏に潜む葛藤や真実と向き合ったとき、再生への道を歩む主人公の姿に新たな光を感じ、心を揺さぶられるはずです。, 転勤で盛岡に移り住んだ今野が出会ったのは、同じ会社に勤める日浅。2人は遅れてきた青春を取り戻すかのように、一緒の時間を過ごしていた。いつしか、今野にとって日浅は慣れない土地で唯一心を許せる存在となる。, ところがある日、日浅が突然姿を消してしまう。ショックを隠せずにいた今野は、日浅の行方を探し始めるが、そこで見えてきたのは、これまで自分が見てきた彼とはまったく違う顔だった。あの男の“真実”とは……。, 『影裏』 ・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。 https://twitter.com/masamino_19, 米アカデミー賞の発表で映画界が盛り上がりを見せるなか、今週末も邦画、洋画ともに話題作が続々と公開されますが、そのなかでも注目を集めているのが芥川賞受賞作を豪華キャストによって映画化した『影裏』。今回は、主演を務めたこちらの方々に、お話をうかがってきました。, © 1945-2020 by Magazine House Co., Ltd. (Tokyo). 映画『影裏』綾野剛×松田龍平にインタビュー、初共演の2人が語る“素の顔” - 芥川賞受賞作を映画化 767 2965 Page: 芥川賞受賞作を綾野剛、松田龍平主演で実写映画化した『影裏』あらすじやネタバレラストあり。感想や独自評価。小説を読んでいない前知識ない状態だとlgbtや震災も出てくるのでびっくりするかも? 典博が心を大きく占めていることを感じながらハグしてお別れします。, 震災の影響でお金が必要になった西山は典博にお金を貸していたことを思い出し、返してもらおうと連絡を入れますが繋がらず。 それを見て確かにそこに典博がいた事を感じる秋一。, 数年後、思い出の釣り場に足を運ぶ秋一。 JAPANのサービスであり、ヤフー株式会社が株式会社GYAOと協力して運営しています。. 影裏(2020)の映画情報。評価レビュー 381件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演:綾野剛 他。『日本で一番悪い奴ら』などの綾野剛と『舟を編む』などの松田龍平が共演した、沼田真佑の小説が原作の人間ドラマ。主人公が失踪した親友を捜すうちに、彼の闇の部分に踏み込んでいく。 聞けばノルマがあと1件足りないこと。ノルマ未達だと契約解除されてしまうことを知り、契約をすることに。, 典博は不機嫌で秋一の「ニット帽がみっともない」「駐車の位置が悪い」など普段では言わないような心無い発言から秋一は傷つき、ついにはこれがきっかけで友人関係は断絶してしまいます。, 福島は性別適合手術を受けており、見た目も女性らしくなっていました。 また、イタリアとイギリスへの留学経験から、現在は日・英・伊・仏のマルチリンガル目指して猛勉強中! 「松田家長男」と呼ばれるのはもう終わりです。 比べることはできませんが、どうしても父親や兄弟と比較されてきた役者。 『日本で一番悪い奴ら』などの綾野剛と『舟を編む』などの松田龍平が共演した、沼田真佑の小説が原作の人間ドラマ。主人公が失踪した親友を捜すうちに、彼の闇の部分に踏み込んでいく。監督は『るろうに剣心』シリー... 我慢できずに勤務先の会社へ連絡します。 All Rights Reserved. ・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。 何事も無かったかのように一服する典博。, ある日、典博は秋一に互助会のプランに入ってくれと頼みます。 2020年2月15日 8時0分. 配給:ソニー・ミュージックエンターテインメント 芥川賞受賞作を実写化した映画ですが、人間の持つ影の部分を丁寧に表現している点は原作が大事にしている点だと感じたので良かったです。 しかしそれが、今野が日浅と会った最後の日となるのだった—。, 数か月後、今野は会社帰りに同僚の西山(筒井真理子)に呼び止められる。 世界の松田龍平に時間が経つごとに大きくなっていく影に引き込まれてしまうかもしれません。, 松田龍平演じる典博の影ばかりが予告では強調されていますが、綾野剛演じる秋一も親しい人にしか打ち明けることのできない影の部分が存在します。, 予告を観て良さそうと思って観に行きました。 脚本:澤井香織 原作:沼田真佑「影裏」(文藝春秋) 「第157回芥川賞」を受賞した沼田真佑の小説『影裏(えいり)』が待望の映画化。物語に惚れ込んだ大友啓史監督がメガホンを取り、主演には監督と製作陣の熱望により綾野 剛、松田龍平がキャスティングされた。 tokyo女子部のアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。WHAT’s IN? 配給協力:アニプレックス 山田孝之&綾野剛&千葉雄大&窪田正孝…円熟味も色気も増し増し!30代俳優のいま 2020.2.2 Sun 12:00. 音楽:大友良英 仕送りや学費を払い続ける父親すら騙していた事実を知るのです。, 兄も訪ねますが今は何を考えているのか分からないと言われます。 日浅の足跡を辿りはじめた今野は、日浅の父親・征吾(國村隼)に会い「捜索願を出すべき」と進言するも、「息子とは縁を切った。捜索願は出さない」と素っ気なく返される。, さらに日浅の兄・馨(安田顕)からは「あんな奴、どこでも生きていける」と突き放されてしまう。, そして見えてきたのは、これまで自分が見てきた彼とは全く違う別の顔だった。 <綾野剛「影裏」インタビュー>人生で影響を受けたもの明かす「“共有する”ということが本当の付加価値」 0. 西山は日浅が行方不明、もしかしたら死んでしまったかもしれないと話し始める。, そして、日浅に金を貸してもいることを明かした。 日々試写で観る新作の感想など、随時つぶやいてます♪ 誰も知らない典博の影が強調されるだけでした。, 秋一と典博を繋いでいた事実の契約書。 というのが率直な感想です。, 松田龍平演じる青年の影の部分がなぜこうなったのか? という様な展開を期待している人にはガッカリかもしれません。 綾野剛、松田龍平の“苺エピソード”に「かわいらしい人」ギャップで会場魅了! 第157回芥川賞受賞の同名小説を映画化した『影裏』(2月14日公開)の完成披露試写会イベントが1月30日に新宿バルト9で開催され、綾野剛、松田龍平、大… 2020年1月30日 20:17 さっき龍平は、「自分は恵まれている」と言いましたが、彼が鍛錬を積んできたからこそすばらしい作品に出演し続けられていて、本作にも出会えたんだと思います。今回、彼からたくさんの刺激を受け、とても楽しい時間を過ごすことができました。またすぐにでも一緒にお芝居をしたい。そういう機会が早く訪れてほしいです。, 森を歩いたり川で釣りをしたりなど、今野と日浅が自然の中で遊ぶシーンは映像の美しさに目を奪われました。, 松田 盛岡はすばらしい場所でしたよ。一度、「雑踏を忘れて自然の中でのんびりすれば、心が洗われるのではないか」と、ふらっと森へ行ったことがあったんですが、「癒されたい」という気持ちが強すぎたのか、日に当たりすぎて熱中症みたいになってしまいました(笑)。, 劇中に「人を見るときはその裏っかわ。影の一番濃いところを見るんだよ」というセリフが出てきますが、一緒に過ごして知ったお互いの裏の顔はありますか?, 綾野 共演しても印象は変わらなかったですね。プライベートが裏だとしたら僕は龍平の裏の顔を先に知っているわけですが、すごく熱意を持って仕事に取り組んでいる人です。一見朴訥(ぼくとつ)とした雰囲気ですが、実はチャーミングでかわいいんですよ。, 松田 かわいいエピソードがあるんですけど、ここでは言えません。そっと心の奥にしまっておきます(笑)。, 【応募に関する注意事項】 というのがストーリーが進むに連れ分かってくるのはさすが大友監督だと観る価値ありです。, しかし出演者の中村倫也さんや安田顕さんがもっと出てくるかと期待している人にはガッカリすると思います。 今野秋一(綾野剛)は、会社の転勤をきっかけに移り住んだ岩手・盛岡で、同じ年の同僚、日浅典博(松田龍平)と出会う。, 慣れない地でただ一人、日浅に心を許していく今野。 ・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。, ※個人情報の取扱いについて 綾野剛「なぜ松田龍平を好きなのかがわかった」現場で感じた理由 2020.2.13 米アカデミー賞の発表で映画界が盛り上がりを見せるなか、今週末も邦画、洋画ともに話題作が続々と公開されますが、そのなかでも注目を集めているのが芥川賞受賞作を豪華キャストによって映画化した『影裏』。 https://eiri-movie.com/, 映画宣伝マンを経てライターに転向し、海外ニュースや映画紹介、インタビューなどを中心に執筆。この連載では、新作映画を紹介しつつ、自身の体験談と主観満載でお届けします。