ぶどうは有機農法の「ビオディナミ農法」で栽培されています。ワインの醸造は可能なかぎり手作業でおこなわれています。, ラズベリーのようなチャーミングな風味、バラや紅茶、甘いスパイスの香りがするエレガントなワインです。, この生産者はカファジャテ州最大の生産者のひとつです。「クマ」は有機栽培ぶどうを使用したオーガニックワインのブランド。クマとは、アルゼンチンの先住民の言葉でピュアという意味だそうです。, このワインは1000円程度なのにオーガニックというすばらしいコストパフォーマンスを実現しています。 ロクロは、アルゼンチン北西部の郷土料理で、トウモロコシをベースに、豆や臓物系の肉、玉ねぎ、カボチャなどを煮込んだシチューです。 北西部では、日常的に食べられる料理ですが、ブエノスアイレスを含むそのほかの地域では、主に革命記念日や独立記念日といった祝祭日のイメージが� アルゼンチンワインの品種特徴や主な産地、そしておすすめの銘柄を厳選してご紹介。アルゼンチンワインの魅力をたっぷりとお伝えします。, 「南米のワイン」と聞くと、思い浮かべるのはチリワインでしょうか。でも、南米のワインはチリだけではありません。チリの隣国アルゼンチンでも高品質のワインが造られています。, 今回は「アルゼンチンワインの産地」や「アルゼンチンワインの品種」などの解説を交えて、おすすめのアルゼンチンワインを紹介したいと思います。, アルゼンチンは乾燥していて日照量が多く、1日の寒暖差が大きいです。このような気候は非常にぶどう栽培に適しています。, また、アルゼンチンでは標高の高い土地にぶどう畑があるのも特徴です。それは標高の高いところでないと、ぶどう栽培には暑すぎるためです。アルゼンチンの南北にはアンデス山脈が伸びているので、ぶどう栽培地はアンデス山脈のふもとに広がっています。, アルゼンチンでは産地ごとにワインの特徴が異なります。産地の特徴を覚えておくと、お好みのワインを選びやすいです。, メンドーサ州はアルゼンチンワインの中心地。アルゼンチン全体の8割のワインはメンドーサ州で造られています。アルゼンチン山脈によって雨が遮られるため、こちらは乾燥した砂漠地帯です。, メンドーサ州と言えば、力強い赤ワインが生産されている地域です。高品質な赤ワインで有名なのが、ルハン・デ・クージョ地区の黒ぶどう品種マルベックです。そのほかに、マイプ地区のカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーも上質なワインです。, また、ウコ・ヴァレーというメンドーサで標高の最も高い産地では、酸と果実味のバランスが良い上質な白ワインが造られています。, サルタ州はアルゼンチン最北のワイン産地です。この地域は特に緯度が低く、赤道が近いので平地は非常に暑いです。そのため、アルゼンチンの中でも最高の標高の場所でぶどうが栽培されています。最も標高の高い地点では標高3,000メートルを超えます。, サルタ州と言えば、カファジャテという産地が有名です。香り高い白ぶどう品種トロンテスのワインが造られています。, リオ・ネグロ州はアルゼンチン南部の地域。世界でも最も南に位置するワイン産地のひとつです。こちらは平均の標高が他の産地より低く、夏の日中は気温が30度を超えることもあります。しかし、夜は南極からの冷たい風が吹き涼しくなります。, この絶妙な寒暖差を生かして、リオ・ネグロ州では冷涼な気候に向くピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランが造られています。, マルベックはアルゼンチンを代表する黒ぶどう品種です。マルベックの赤ワインは、非常に濃い色をした力強い味わいのワインです。タンニンがしっかりときいていて、カシスやブラックチェリーのような風味があります。, 標高の低い産地のマルベックは果実味があってボディ感が特に強いです。一方標高の高い産地のマルベックは果実のフレッシュ感が強く香りがより華やかです。, 単一品種でワインが造られることが多いですが、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロとブレンドされることもあります。, 桃やメロンのような豊かな果実味、ジャスミンのような華やかな香りがあって、適度な酸があります。, トロンテスは、果実のフレッシュさと華やかな香りを生かすため、たいてい樽熟成はされません。若いうちに飲むタイプのワインです。, トロンテスに合う料理は、タイ料理などのスパイシーなエスニック料理です。和食にも合いますが、その場合は薬味を多めにして香りがきかせた方がいいです。, アルゼンチンワインは安いのに美味しい銘柄も豊富です。その中でもおすすめを厳選してご紹介します。, アルゼンチンのワインは手頃なものなら1,000円程度で購入できます。以下に5,000円以内で購入できるアルゼンチンのワインをご紹介します。, カテナはアルゼンチンの有名ワイナリーのひとつ。1990年代にアルゼンチンワインを世界に認めさせたパイオニアです。世界的ワイン評論家ヒュー・ジョンソン氏が高く評価するワイナリーでもあります。, このワインは、カテナの売れ筋ブランド「アラモス」のマルベックです。メンドーサ州の複数の良質な畑のぶどうを手摘みで丁寧に収穫しワインを造っています。, カシスのような果実味と、樽熟成による香ばしいチョコレートのような風味が重なっています。, このワインのボトルにある星のような紋章を見たことがあるかもしれません。これはイタリアのトスカーナで有名なブランド「サッシカイア」のマークです。そうです、このワイナリーはサッシカイアのオーナーファミリーが経営しています。, このワインはチャクラが造るワインの中でも一番手頃なワインです。 日本ではなかなか味わえないアルゼンチンの料理を紹介。もっともポピュラーなアサードやパリジャーダといった牛肉料理だけでなく、チョリパン、ミラネサ、トスタード、エンパナーダといった軽食、ロクロやプチェーロといった伝統料理まで様々。 桃のような果実味とジャスミンの香りが感じられる、その名のとおりピュアな味わいのワインです。, 生産者トラピチェには130年以上の歴史があります。国内外のワインコンクールで何度も受賞経験のあるアルゼンチン屈指のワイナリーです。, 商品名にある「ブロッケル」はスペイン語で「盾」を表します。商品名にこの言葉を入れたのは、このワインが伝統を守る盾だからです。, 熟した洋ナシやリンゴの風味、樽熟成によるバニラの香りが楽しめるふくよかな味わいのワインです。, アルゼンチンワインは、チリワインほど輸入されていませんがネットでもコストパフォーマンスの良い商品を購入することができます。そして、恵まれた気候条件によって栽培にあまり化学薬品を使う必要がありません。, 上記のアルゼンチンワインの特徴をふまえて、ぜひお好みのワインをお試しください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。, 今話題のおすすめビオワイン7選!~ヴァン・ナチュール、ビオディナミなど自然派ワインの比較をまとめ~, JSA認定ワインエキスパート、JSA認定ワイン検定ブロンズクラス講師、WSET LEVEL2 AWARD IN WINES AND SPIRITS取得。化粧品メーカー、ワイン輸入販売会社などに勤務。ワインと小説を組み合わせた「官能朗読会」を東京都内で定期的に開催中。「官能朗読会」の詳細は, Winegram(ワイングラム)ではソムリエが本音で選んだ、本当に美味しいおすすめワインを紹介します。値段別、種類別、産地別、シーン別などの豊富な切り口から「今飲みたい一本」を。ワイン初心者にこそ飲んで欲しいワインが盛りだくさんです。. アルゼンチンのマルベックは、フランスのそれと比べるといくぶん穏やかな味わいである。アルゼンチン経済を救ったともいわれるマルベック、こってりとした肉料理と一緒にその豪壮な味を楽しんでみよ … アルゼンチン料理・グルメ. マルベックは、ポリフェノールの含有率が高く「黒ワイン」とも呼ばれるほど濃い色合いのワインを生むブドウ品種。ここではマルベックの特徴から、肉ワインといわれるマルベックと料理の相性などをご紹介しています。 アルゼンチンは乾燥していて日照量が多く、1日の寒暖差が大きいです。このような気候は非常にぶどう栽培に適しています。 ’にその豪壮な味を楽しんでみよう。, ボルドー原産、メルロ種に追われたマルベック, ■農学者によって19世紀にアルゼンチンへ, ■原産地のボルドーではメルロが主役に, アルゼンチンをワインの国とたらしめたマルベックの実力とは, ■なによりの特徴は、濃厚な色!, 好き嫌いが別れるマルベックのワイン、その楽しみ方, 毎月20日はワインの日!制定された理由は?. エビは世界でも人気の食材です。その中でも、アルゼンチン赤エビは、大きくて安くて美味しいという3拍子が揃っていて、家庭料理におすすめの食材のひとつです。鮮度がいいアルゼンチン赤エビはどのような料理にも向いていますので、レシピも含めてご紹介していきます。 アルゼンチンのワイン産地の特徴 「乾燥した気候」と「標高の高さ」 アルゼンチンはワイン生産量が世界で9番目に大きい国です。.