シリア, 19:37:31, 月曜日 09, 11月 2020 2011年に北アフリカの国・チュニジアで発生した反政府デモに端を発し、中東・北アフリカ諸国に拡大した「アラブの春」は、民衆が政治参加すらできなかった強権的な政治体制を持つ国に対して、始まった民主化運動です。 「アラブの春」によって、チュニジアやエジプトでは大統領が退陣、リビアでは反体制派との武力衝突を経た政権交代が行われるなど、かつてない大規模な政治変動となりました。 反政府運動に参加した人… 2019年春~2020年夏時点でシリア領土の7割前後を奪還した 。 なおアサド政権は内戦下でも、支配地域においては2020年7月までに3度の人民議会を実施しており、バース党による支配を維持している (2016年シリア人民議会選挙など)。 EET シリア内戦(シリアないせん)は、シリアで起きたアラブの春から続く、シリア政府軍とシリアの反体制派及びそれらの同盟組織などによる内戦である。 無料オンラインのFlash時計はあなたのウェブサイトに多くの訪問者をもたらす!あなたは色やオンラインフラッシュクロックのサイズを選択することができます シリア 世界のほぼすべての都市の先進的なクロックを選択! イドリブで移住及び紛争のデータに関する作業を続けているシリア介入調整局によって公表された報告によると、過去1か月間にアサド政権とロシアはイドリブで教育センター、市場、民間の住宅地を標的にした。, 報告では、アサド政権とロシアの停戦違反が新たな移住の波を誘発しているとも強調された。, 政権軍は時折違反しつつも停戦を大方順守している。2017-2020年には民間人およそ200万人がロシアと政権軍の攻撃でトルコ国境付近の一体に移住を余儀なくされた。, アルメニアがアゼルバイジャンの住宅地に大砲やミサイルを使って行った攻撃で、これまでに民間人93人が死亡、民間人407人が負傷した。, 新型コロナウイルス(Covid-19)感染症がもたらした危機が世界経済を深遠の瀬戸際に追いやる中でトルコの輸出をさらに増加させる能力が注目を集めている。, フランスのジャン・イブ・ル・ドリアン外務大臣が「フランスはイスラムを尊重している」と発言した。, トルコ・ラジオ・テレビ協会オフィシャルサイト 当サービスは、アナドル通信社(AA)、フランス通信社 (AFP)、AP通信(AP)、 ロイター、ドイツ通信社 (DPA)、 ATSH、EFE、MENA、イタルタス通信、 新華社の著作権資料を含んでおります。当サイトの資料及びニュースの無断利用を禁じます。TRTはこれらのコンテンツに対する責任を負いません。, //cdn.trt.net.tr/images/xlarge/rectangle/e883/a3f4/48ff/5fa7f90581b47.jpg?time=1604943459, /japanese/shi-jie/2020/11/09/siria-asadozheng-quan-torosianogong-ji-niyori1kayue-jian-nimin-jian-ren-25ren-gasi-wang-1524127. 夏時間は終わる 金曜日 30 10月 2020, 00:00 デイライト・セービング・タイム. 「GLOBE+」を一層お楽しみいただけるサービスをご提供します。, おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など 全著作権所有, 私はコードを24timezones.comで私のWebページ上のテキストやリンクを変更することなく提供される配置に同意します。私は24timezones.comでは、 大文字のコードが変更されているサービスを終了することを理解。. シリア の現在の時刻. シリアの現在の情勢は? シリア北部ラッカでの過激派組織「イスラム国」を掃討するために、米国主導の有志連合と現在も対立が続いています。 しかし、この対立によって発生する空爆と砲撃は、罪のない多くの民間人の命を奪っているのです。 2017年には民間人が1,600 シリアで続く内戦で同国の全蓄えを国民に対して行った戦争で費やしたアサド政権は、コントロールしている地域で人々の基本的ニーズを満たすのに苦労している。 当該の地域で現在長期間続く燃料危機はその他危機も招いている。 現在でも紛争が起こっている国は決して少なくありません。 そして、何年も何十年も解決せずに紛争状態が長引いている地域では多くの死亡者が出ています。 2019年10月時点で解決していない紛争(内戦)について解説します。 午前/午後 12 時間表示, 夏時間夏時間は始まる 金曜日 27 3月 2020, 00:00 標準時刻 2020年2月11日、イドリブ近郊を進むトルコ軍車両=ロイター. 中東で起きた民主化運動をきっかけに起きたシリア内戦は、2019年に入って9年目を迎えています。, 何年もの間、続いてきたシリアの内戦が今後どうなっていくのでしょうか。今回の記事では、シリア内戦についての解説から、現状と情勢について詳しく説明します。, 30秒で終わる簡単なアンケートに答えると、「紛争で苦しむ難民へ支援物資を届ける」活動している方々・団体に、本サイト運営会社のgooddo(株)から支援金として10円をお届けしています!, 設問数はたったの4問で、個人情報の入力は不要。あなたに負担はかかりません。年間50万人が参加している無料支援に、あなたも参加しませんか?, 2011年に北アフリカの国・チュニジアで発生した反政府デモに端を発し、中東・北アフリカ諸国に拡大した「アラブの春」は、民衆が政治参加すらできなかった強権的な政治体制を持つ国に対して、始まった民主化運動です。, 「アラブの春」によって、チュニジアやエジプトでは大統領が退陣、リビアでは反体制派との武力衝突を経た政権交代が行われるなど、かつてない大規模な政治変動となりました。, 反政府運動に参加した人々はSNSを駆使し民衆同士の繋がりを強固にし、かつてないスピードで国境を超えて拡大しました。, この流れは、中東の国・シリアにも飛び火。チュニジアとエジプトでの政変を受けて、シリアでも強権的だったアサド政権に対して政治改革を要求する声を上げたのです。アサド政権は憲法改正など一定の政治改革を行うことで市民の声に答えようとしましたが、民主化運動が激しさを増し、軍・治安部隊を用いて弾圧することになります。, 弾圧を受けた人たちの中から武器を取る人が現れ、革命闘争が開始します。2011年9月には「自由シリア軍」と言う武装組織が生まれ、その後も多くの組織が乱立。これにより長いシリア内闘争が始まったのです。, シリア内戦は今世紀最大の人道危機とも言われており、2011年3月以降国外へ逃れた人々は490万人、国内避難民も650万人に上ります。また、シリア国内では1,350万人が人道支援を必要としているのです。, その後、武装組織勢力は、ホムスやアレッポといった主要都市を手に入れようと戦いを繰り広げ、内戦が激化しました。2013年にはダマスカス近郊で毒性のあるサリンを用いた攻撃をアサド政権が行ったとの疑惑が浮上。これによって1,000人以上もの命が奪われました。, シリアの各都市を舞台に内戦が激化した関係で、2017年までにシリア国民の死亡者数は45万人を超えたのです。今までは反政府組織とアサド政権という構図だった戦いに、「ISIS(イスラム国)」やアルカイダ関連組織「ヌスラ戦線」などのイスラム過激派も台頭。内戦による混乱に乗じて、シリアからイラクにかけての広大な地域を制圧しました。, 長期化となったシリア内戦の影では、アサド政権を避難し同政権と戦う反政府組織を支持するアメリカ、そしてアサド政権を支えるロシア・イランの間での代理戦争にも発展しました。ロシアは、アサド政権に武器の供給を続け、パルミラやアレッポといった主要都市では2017年に入っても戦闘が続きました。6年にわたる絶え間ない空爆や戦闘が、今まで時間をかけて作ってきたインフラや社会基盤に取り返しのつかない打撃を与えたのです。, 2017年にアメリカのトランプ大統領は、アサド政権側の戦闘機が化学兵器を積んだとされる飛行場に巡航ミサイルを発射。2011年に内戦が勃発して以来、アメリカがシリア政府に初めて攻撃を行いました。, これらの目に見える闘争と国同士の代理闘争によって、シリア国民の半数にあたる1,200万人以上が家を追われました。周辺の国々に逃れた人々は560万人に及び、今も難民として避難生活を続けています。, シリア紛争が続く中で、障がいを負った子どもたちは社会から阻害され忘れられる危機にさらされています。2017年もシリア紛争は弱まることなく続き、2016年の1.5倍にもなる過去最大の子どもの犠牲者を出しました。2018年の1月と2月だけでも、暴力の激化により1,000人の子どもが死傷しています。, シリア国内で子どもたちが犠牲になる現状はあまりにも悲惨です。推定330万人の子どもたちが、地雷・不発弾・簡易爆発装置を含む爆発物の危険にさらされています。そして、150万人以上の人々が、戦争の影響によって治ることのない身体的障がいを負い、そのうち8万6000人が手足を失ったのです。, 政権と民衆から派生した武装組織の争いは、未来に希望を持った子どもたちの命までを奪います。このような現状を踏まえて「保険・栄養・教育・子どもの保護および水を含む包括的な基本的サービスへのアクセス改善」などの支援が早急に求められています。, 2017年に戦闘に駆り出された子どもの数は2015年の3倍にまで膨れ上がり、予断を許さない状況が続いているのです。, 2019年現在も、シリア北西部のイドリブ県やダマスカスなどで空爆が行われています。トルコ・イスラエルなどの近隣国との関係から派生した空爆など、現在も不安定な情勢が続いているのです。, 2019年8月にトルコ部隊が狙われた空爆について、トルコはシリア世間の後ろ盾となっているロシアとの合意に違反するとして批判。シリア国内のアサド政権と反体制派の闘争以外にも、それぞれを支えるロシア・イラン・アメリカなどによる代理戦争の解決も求められます。, 今回の記事では、シリア内戦の詳しい経緯と現在の情勢などについて解説しました。シリア内戦の解決にはまだ時間を要すことが想定されます。, アサド政権がシリア国内のほとんどを制圧したことから、2011年当初と比較すると紛争の激しさは落ち着いていますが、ロシアやアメリカを始め周辺諸国はそれぞれの思惑を持って紛争への関与を強め、終息する気配はありません。, グループメディア:BITDAYS | DELIGHTmedia | GANMA!ニュース, gooddoマガジンはソーシャルグッドプラットフォームgooddo(グッドゥ)が運営する社会課題やSDGsに特化した情報メディアです。日本や世界の貧困問題、開発途上国の飢餓問題、寄付や募金の支援できる団体の紹介など分かりやすく発信しています。. 最近のロシアとの関係悪化の一方、アメリカとは距離を縮めつつある。2月11日にはシリア特使が来訪し、「natoの一員として」のトルコへの支援を強調。その後の両首脳電話会談では、トランプ大統領はイドリブにおけるトルコの人道危機回避努力に謝意を伝えた。 メニュー. 新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人、北・東シリア自治局支配地域で254人(2020年10月31日) 保健省は新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者39人が完治し、3人が死亡したと発表した。 【シリア】 アサド政権とロシアの攻撃により1か月間に民間人25人が死亡 09.11.2020. 正確時刻 シリア (Syria), タイムゾーンを、クロック、夏時間の期間 2020 シリアの現在の時刻 23:23:13, 水曜日 04, 11月 2020 EET 午前/午後 12 時間表示 オンライン・クロック, Copyright © 2005 - 2020 24TimeZones.com. シリアの内戦は後述するアラブの春を契機とし、独裁政権から脱し民主化を訴える運動を起こしたことがそもそもの始まりだとされています。 シリアではアサド大統領による独裁政権が40年にも渡って続いていました。国民の不満は既にかなり溜まっており、中東に広がっていたアラブの春の動きを受け、民主化運動への契機が高まっていきます。 「GLOBE+」を一層お楽しみいただけるサービスをご提供します。, このWebサイトの全ての機能を利用するためにはJavaScriptを有効にする必要があります。, アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘に、世界が振り向いた 日本も無関係でないその背景, 死んだペットが10万ドルでよみがえる(文字どおり) クローン犬誕生の現場に立ち会った【動画あり】, 【募集終了】これからのビジネスコミュニケーションを考える「GLOBE+ TALK」10月3日(木)開催!. シリア北西部で学校や病院への攻撃が続いていることに関して、ユニセフ(国連児童基金)事務局長のヘンリエッタ・フォアは、以下の声明を発表しました。 メニューをスキップ.    バッシャール・アサド政権とロシアが停戦違反を続けるシリアのイドリブ地域行っている攻撃で、過去1か月間に民間人25人が死亡した。 ワールドタイム 現在ではクルド人勢力やトルコ支援勢力も加わり、宗教的そして政治的思惑が複雑に絡み合ってシリア情勢は混乱を極め、未だに内戦は続いている状態です。 こうした内戦の経緯により、多くのシリア難民が各国へ流入する事態となっています。 2011年から9年が経過する現在でもシリアの内情は混乱を極め、終わりの見えない内戦状態が続き、解決の糸口は見えていません。 (出典:法務省 「国別情報及びガイダンス シリア: シ … シリアで続く内戦で同国の全蓄えを国民に対して行った戦争で費やしたアサド政権は、コントロールしている地域で人々の基本的ニーズを満たすのに苦労している。, 地域で頻繁に見られるパン危機は、この2週間に深刻化して地域住民の果てしない試練となった。, 燃料危機のせいで首都ダマスカス、アレッポ、ホムスといった混雑した都市にある一部パン屋は行き詰まった状況になった。, 民間人数十万人を虐殺して権力の座に留まり続けようとするアサド政権は、現在コントロールしている地域にあるパン屋に小麦粉も供給できないでいる。, 政権のコントロール地域にいる家族は家にパンを持って帰れるようパン屋の前にできた長い行列で何時間も順番を待っている。, アルメニアがアゼルバイジャンの住宅地に大砲やミサイルを使って行った攻撃で、これまでに民間人93人が死亡、民間人407人が負傷した。, 新型コロナウイルス(Covid-19)感染症がもたらした危機が世界経済を深遠の瀬戸際に追いやる中でトルコの輸出をさらに増加させる能力が注目を集めている。, フランスのジャン・イブ・ル・ドリアン外務大臣が「フランスはイスラムを尊重している」と発言した。, トルコ・ラジオ・テレビ協会オフィシャルサイト 当サービスは、アナドル通信社(AA)、フランス通信社 (AFP)、AP通信(AP)、 ロイター、ドイツ通信社 (DPA)、 ATSH、EFE、MENA、イタルタス通信、 新華社の著作権資料を含んでおります。当サイトの資料及びニュースの無断利用を禁じます。TRTはこれらのコンテンツに対する責任を負いません。, //cdn.trt.net.tr/images/xlarge/rectangle/bd46/59f2/8125/5f8ea0e78ce63.jpg?time=1604943448, /japanese/shi-jie/2020/10/21/siria-asadozheng-quan-nodi-yu-depanwei-ji-gakuo-da-1512747. 保健省は新たに68人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者55人が完治し、4人が死亡したと発表した。 これにより、11月8日現在のシリア国内での感染者数は計6,215人、うち死亡したのは317人、回復したのは … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから248日目を迎えた。 ** イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路 … Read More, アサド大統領は2020年立法令第31号を施行し、徴兵法(2007年5月3日施行の立法例第30号)を修正し、兵役猶予者、在外居住者に対する補償金の金額を変更した。 AFP, November 8, 2020、ANHA, N … Read More, 保健省は新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者48人が完治し、4人が死亡したと発表した。 これにより、11月7日現在のシリア国内での感染者数は計6,147人、うち死亡したのは313人、回復したのは … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから247日目を迎えた。 ** イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザー … Read More, 保健省は新たに62人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が死亡したと発表した。 これにより、11月6日現在のシリア国内での感染者数は計6,102人、うち死亡したのは309人となった。 SANA(11月6 … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから246日目を迎えた。 ** イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるM4高速道路 … Read More, ハサカ県では、SANA(11月5日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市で学校の教員、職員、生徒が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による学校接収・閉鎖に抗議するデモを行った。 … Read More, 保健省は新たに76人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者52人が完治し、4人が死亡したと発表した。 これにより、11月5日現在のシリア国内での感染者数は計6,040人、うち死亡したのは305人、回復したのは … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから245日目を迎えた。 ** イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山 … Read More, ダルアー県では、シリア人権監視団によると、治安当局が拘束中の住民60人以上を釈放した。 ロシアの要請に応えた措置だという。 釈放された住民は数ヶ月から長くて数年にわたり拘留されていたという。 AFP, November … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから244日目を迎えた。 ** イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアリーハー市 … Read More, アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が、ダマスカス県のタキーヤ・スライマーニーヤ・モスクで11月2日から開催されている「製作者2020」展覧会を見学した。 SANA(11月4日付)が伝えた。 AFP, November … Read More, ハール市場運営委員会メンバーのウサーマ・カズィーズ氏は、シリア産の野菜、果物などの食料品を積んだトレーラーや冷凍車約30輌が連日ヨルダンとを結ぶダルアー県のナスィーブ国境通行所(ジャービル国境通行所)を経由して、サウジア … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから243日目を迎えた。 ** イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ … Read More, 保健省は新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者39人が完治し、3人が死亡したと発表した。 これにより、11月3日現在のシリア国内での感染者数は計5,888人、うち死亡したのは299人、回復したのは … Read More, 保健省は新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者40人が完治し、3人が死亡したと発表した。 これにより、11月2日現在のシリア国内での感染者数は計5,843人、うち死亡したのは295人、回復したのは … Read More, イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから242日目を迎えた。 ** ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配地域内で孤立していたハマー県内のシール・マ … Read More, シリア政府支配地域で新型コロナウイルスの新規感染者68人、北・東シリア自治局支配地域は部分的外出規制を15日間延長(2020年11月8日), シリア軍はM4高速道路沿線のアルナバ村(イドリブ県)にあるトルコ軍の拠点一帯を砲撃(2020年11月8日), アサド大統領は2020年立法令第31号を施行し、兵役猶予者、在外居住者に対する補償金の金額を変更(2020年11月8日), 新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人、北・東シリア自治局支配地域で237人(2020年11月7日), ロシア軍戦闘機が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方を13回にわたり爆撃する一方、ロシア軍所属と思われる自爆式ドローンがサルジャ村のシャーム解放機構の拠点を攻撃、ウズベク人戦闘員7人を殺害(2020年11月7日), シリア政府支配地域での新型コロナウイルスの新規感染者は62人(2020年11月6日), ハサカ県カーミシュリー市で学校教員、職員、生徒がシリア民主軍による学校接収・閉鎖に抗議するデモ(2020年11月5日), 新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で52人、北・東シリア自治局支配地域で269人(2020年11月5日), ダルアー県では、ロシアの要請を受け、治安当局が住民60人以上を釈放(2020年11月4日), シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアリーハー市、カファルヤー町、イドリブ市、そしてトルコ軍監視所を砲撃、子供4人を含む5人死亡、20人あまりが負傷、シリア軍側も兵士3人死亡(2020年11月4日), アサド大統領とアスマー・アフラス夫人が11月2日から開催されている「製作者2020」展覧会を見学(2020年11月4日), シリア産の野菜、果物などの食料品を積んだトレーラーや冷凍車約30輌が連日ヨルダンを経由してサウジアラビアへ(2020年11月3日), イドリブ県で「決戦」作戦司令室の砲撃によりシリア軍兵士2人死亡(2020年11月3日), 新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人(2020年11月3日), 新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で54人、北・東シリア自治局支配地域で130人(2020年11月2日), トルコ軍がハマー県ムーリク市の第9監視所からの撤退を完了、シール・マガール村の第10監視所からの撤退を続ける(2020年11月2日). 世界時計 シリア (Syria) - 現在時刻, 現地時間, 正確時刻, 公式時刻, 標準時刻, 世界の時刻. まず、この1カ月間にトルコ国境に接するイドリブ県で起きたことをざっと振り返ってみたい。, 2月3日にはアサド政権軍による砲撃で、トルコ軍兵士ら8人が死亡。それに怒ったトルコは、ロシアとアサド政権に対し、2月末までに、イドリブ県一帯に設けた停戦監視ラインの外側まで撤退するよう要求。間もなくロシアとの話し合いの場が持たれたが、その間も攻勢はやまず、10日にはアサド政権軍の砲弾で再びトルコ軍兵士5人が犠牲になった。, これを受け、トルコはイドリブ県への兵力増強を進め、これまでに戦闘部隊を含む約1万5000人が送られた。しかし、アサド政権軍の進軍は続き、すでにイドリブ県の30%以上を支配下に収めた。, トルコ軍とアサド政権軍の正面衝突もさることながら、周囲を驚かせたのはエルドアン大統領の痛烈なロシア批判だ。歯に衣着せぬ物言いで知られるエルドアン大統領だが、ことロシアに対しては神経を使ってきたからだ。, 「2月末までに撤退しなければあらゆる措置をとる」と、いわば最後通牒を突き付け、「アサド政権軍とロシア軍はイドリブで市民を虐殺している」とロシアの直接的関与を非難した。こうしたトルコの態度に、プーチン大統領は「トルコこそ両国間の合意を果たさずテロリストの拡大を許した。われわれがやっているのはテロリストの掃討だ」と訴え、情勢悪化の原因はトルコにあるとした。, トルコのロシア批判の裏には、さらなる難民流入と、「イドリブ後」への危機感がある。トルコは国内にすでに360万人以上のシリア難民を抱えており、もはや受け入れ能力は超えている。世論の反難民感情も高まっており、今や8割が受け入れに反対と言われている。国連は、昨年12月以降、イドリブでは約90万人が避難を強いられており、攻撃で病院や学校などが爆撃されていると訴えている。, トルコのもう一つの危惧は、「イドリブ陥落後」にアサド政権軍が、シリア北部でトルコが制圧した地域に攻め入るのではないかという点だ。そうなればトルコがシリアから全面撤退を迫られかねず、シリアの今後を話し合う上での政治的発言権を失うにとどまらず、シリア再興に向けた経済的利益までも取り損ねるとの危機感がある。, シリア内戦終結に向け、国連主導の協議が実のある成果を出せない中、シリアに既得権益を持つトルコ、ロシア、イランが中心となり2017年から進めたのが、3ヵ国会合「アスタナ・プロセス」である。, 3ヵ国は2017年5月、シリア国内にイドリブ県を含む4つの「緊張緩和地帯」を設定することで合意し、この4地帯ではあらゆる戦闘行為を禁止した。その中でも最大面積をもつイドリブ県では、主に北部にトルコ、中部にロシア、南東部にはイランが勢力範囲を保ち、南西部でアサド政権と過激派反政府組織が対峙するという複雑な状況が続いていた。しかし合意後もアサド政権軍の攻撃は止まず、18年にはイドリブ県を除く3ヵ所の緊張緩和地帯が陥落。反体制派が敗走したイドリブ県が、最後の砦となった。, トルコは3ヵ国合意に基づき、2017年10月から、イドリブ県を囲むように停戦監視のための12の監視塔を建設した。一方、ロシアとアサド政権軍にとっては、反体制派が一カ所にまとまることは、将来的なイドリブ奪還に向けた好条件となった。, 2018年9月には、トルコとロシアが、ロシアのソチでイドリブ県に関するいわゆる「ソチ合意」を締結した。主な内容は、イドリブ県の反体制派とアサド政権軍との間に幅20㎞の「非武装地帯」を設けるべく、トルコがその地域からテロリストを一掃するとともに、同地域の安全を確保するというものだ。だが、計画通りには進まず、合意は形骸化した。, その頃、トルコ南東部のシリア国境付近では、アメリカが支援するクルド勢力による越境砲撃が相次いでおり、トルコの関心は国内治安に直接影響を及ぼすその地域に向かっていった。, イドリブ情勢をめぐってトルコが強いロシア批判をくり返していることが驚きをもってみられているのは、ここ数年、トルコは「最もロシアに近いNATO加盟国」と呼ばれるほどロシアとは関係を深めてきたからだ。, 話は2015年にさかのぼる。ロシアのシリアへの本格介入が始まって間もない2015年10月、ロシア軍機によるトルコ領空侵犯が頻発、トルコは再三抗議したが収まらず、ついに11月、撃墜するに至った。, 領空侵犯を否定するロシアの怒りはトルコの想像以上で、間もなくロシアはトルコに対する厳しい経済制裁を課した。トルコにとってロシアはドイツに次ぐ2番目の貿易相手国であるだけに、トルコからの農産物輸入禁止措置や、年間500万人近い観光客をトルコに送り込んでいたチャーター機の運航中止などは、直接的にトルコ経済を打ちのめし、その損失額は80億ドル以上と試算された。, 経済界からの強い要望を受ける形で、エルドアン大統領は2016年6月、プーチン大統領に公式謝罪。その後、制裁は段階的に解除され、同年7月の政府転覆を狙ったトルコのクーデター未遂事件時は、プーチン大統領が真っ先にエルドアン大統領に電話をかけ支持を表明。事件の背後にはアメリカがいたと噂されており、こうしたロシアの態度に世論もなびき、いわば「雨降って地固まる」形となった。こうした背景の中で、アメリカやNATOから猛反対を受けたロシア製地対空ミサイルシステム「S400」購入の議論も進められていた。, 最近のロシアとの関係悪化の一方、アメリカとは距離を縮めつつある。2月11日にはシリア特使が来訪し、「NATOの一員として」のトルコへの支援を強調。その後の両首脳電話会談では、トランプ大統領はイドリブにおけるトルコの人道危機回避努力に謝意を伝えた。, アメリカの支援表明は、この地域で拡大するイランの影響力拡大への懸念がある。イランは2011年の内戦ぼっ発時からアサド政権を支援。シーア派民兵を多数送りこみ、湾岸地域からイラク、シリア、レバノンに至る「シーア派の三日月」と呼ばれる地域での影響力拡大を狙っている。イドリブは地中海へのアクセス地点としても要衝である。こうした野心を警戒するのは、シーア派民兵がこの地域で勢力を増せば、アメリカの盟友イスラエルへの脅威にもなるからだ。, 懸念はそれだけではない。シリアのユーフラテス川東側地域では、これまでのトルコ対アメリカの構図が、今やロシア対アメリカの様相を呈している。昨年10月にトランプ大統領が突然シリアからの米軍撤退を宣言した後、米軍勢力範囲だったこの地域はロシア軍に明け渡された。その後アメリカは再び政策を変更、一部部隊の駐留が続いているが、北東部の要衝カミシュリの空軍基地を含む複数の基地もロシアに引き渡され、ロシアはそこから偵察機やドローンを頻繁に飛ばすようになった。検問所などでの両国間の小競り合いは徐々に増えており、アメリカは神経をとがらせている。, 「イドリブ後」を懸念しているのはアメリカも同様だ。ロシアとアサド政権軍がこの地域に向かってくると危機感を抱いている。「過激派組織イスラム国からの防衛」目的の油田地帯も、「ロシアとアサド政権軍からの防衛」になるのは時間の問題とみられている。, こうした状況の中で、中東への関与に否定的で、これまでも突然の政策変更を表明してきたトランプ大統領の反応に、関係者は気をもんでいる様子だ。, アメリカの歩み寄りの一方、NATOの反応は鈍い。シリア内戦悪化により、NATOはトルコの要請に応じ2013年にトルコ南東部の計3か所にミサイル防衛システム「パトリオット」を設置。だが、アメリカとドイツが担っていた2か所は、2015年末に「配備場所の再編」(アメリカ政府)、「現在の脅威はミサイルを保持していないイスラム国」(ドイツ政府)などの理由で撤去された。, 当時、NATO内には、ウクライナとロシアの緊張を受け、東ヨーロッパへのミサイル配備を重視すべきとの声も多かった。また、ロシアとの関係改善以降、トルコは制空権を押さえるロシアから事実上の「承認」を受ける形で、シリア北部で単独軍事作戦を行ったり、ロシアからのS400購入を決定したりすると、NATOとトルコの距離が離れていった。, ロシアのタス通信は2月17日、NATO加盟国外交官の話として、「トルコ軍兵士の死は悲劇だが、トルコの単独軍事行動で起きたもの」とし、NATOとしてのトルコ支援に否定的な見方を報じた。, トルコ政府は2月末までに、ソチ合意に基づきトルコが設置した12の監視塔の外にアサド政権軍が撤退することを求めているが、主要幹線道路など重要拠点を制圧し続ける今、政権軍が大幅な撤退に応じることは見込めないだろう。トルコはロシアとアサド政権軍の攻撃で深刻な人道危機が発生していることを訴え、国際世論を味方につけようとしているが、思うように支持は広がっていない。一方のアサド大統領はイドリブ県での進軍継続を明言。トルコとの全面衝突も辞さない姿勢を示している。, トルコは戦闘部隊を含む約1万5000人の兵をイドリブに投入したものの、制空権を握っているのはロシアだ。シリア国内でロシア空軍の拠点であるラタキアの基地にはS400も配備されており、その南部タルトゥス海軍基地ではロシア軍艦がトルコ軍機の領空侵犯を見張っている。モスクワで行われていた両国間の今月2回目の会合は、成果を出せないまま18日に終了した。, シリア情勢を巡ってトルコの通貨リラの下落圧力も高まっており、トルコはこれ以上のリラ安を防ぐべく、ロシアとの全面衝突は回避したい。エルドアン大統領の「越境攻撃は時間の問題だ」などとする威勢のいい発言はトルコ国内向けであり、ロシアとの落としどころを見つけるべく躍起になっている、と見る識者もいる。, 一方のロシアもNATO加盟国トルコとの全面戦争は望んでいないとみられる。また、内戦終結後はシリア再建の中心的存在になることをもくろんでおり、トルコと連携して進めてきたアスタナ・プロセスの成果は維持したい。, ロシアとトルコの間で停戦合意に至るとすれば、現状に近い形で行われるとみるのが現実的だろう。トルコ国境と、イドリブを南北と東西につなぐ2つの主要幹線道路に囲まれた地域を安全地帯とし、トルコ管理の下で国内避難民を集める、一方で、ロシア、アサド政権軍がその外で過激派相手に対テロ掃討作戦をするなどのシナリオがありうる。, 劣勢挽回が見込めない中、トルコとアメリカとの交渉では、パトリオット配備についても協議されているとみる専門家もいる。トルコ国境に配備することで、両国がそれぞれ抱く「イドリブ後」の懸念も緩和される。だが、アメリカからは具体的な支援策について、いまだ聞こえてこないのが現状だ。, エルドアン大統領の設定した期限まであと1週間。今週、両国間の第3回目の協議が行われる。同時並行でアサド政権軍の進軍は続くとみられ、既成事実が重なっていくほどトルコの選択肢は狭められていく。, トルコ9代目大統領スレイマン・デミレルは、かつてこう言った。「トルコの政治にとって、24時間という時間は長すぎる」。2020年も、この言葉を実感する1年となりそうだ。, 東西の間で、西に東に揺れ動くトルコ。トルコの強みとは、魅力とは、課題とは。アナトリアの大地から、等身大のトルコと人々の息づかいをリポートします。, おすすめのニュース、取材余話、イベントの優先案内など