期」とすれば、パリバ・ショックが起きた同年8月から2008 年9月中旬までが金融 市場の「混乱期」、そして、リーマン・ブラザーズが破綻した同年9月中旬以降が「金 融危機」の時期と区分することが可能であると考えられる。9月中旬までの問題は、 次ページ ». これからの時代を経済的に困窮することなく生きるには、「経済センス」を磨くことが不可欠です。経済コラムで多くのファンを持つ経済評論家の塚崎公義氏が、身近なテーマを読み解きます。第16回は、新型コロナ不況への対応がリーマン・ショックの対応より困難な理由を解説します。 コロナショックの大波紋 「経済的な死者」の急増を阻止する対策が必要だ 政府の新型コロナ経済対策はどうあるべきか.