特に考えなければいけないのが左打者対策。右打者には得意のツーシームを多投(投球割合33.5%)していることもあってか、被打率は.217。一方、左打者にはツーシームをほとんど投げておらず(投球割合9.5%)、スライダーを多投(投球割合16.4%)。その結果.295と打ち込まれている。 ロッテ期待の左腕・中村稔弥 ”亜大ツーシーム”の奪空振率は山﨑康晃以上 . 中村のツーシームも落差があり、見た目はシンカーやフォークのような軌道だ。特筆すべきは奪空振率の高さ。本来打たせて取るツーシームの特性を考えれば、奪空振率は九里の7.7%が妥当な値と言えるが、亜細亜大出身投手の奪空振率は軒並み高く、中でも中村の.22.5%はダントツだ。 ロッテ期待の左腕・中村稔弥 ”亜大ツーシーム”の奪空振率は山﨑康晃以上(spaia)昨季の経験を糧に飛躍を ルーキーイヤーの昨季は主にリリーフとして10試合に登板。プロ初勝利を挙げるな … ロッテ期待の左腕・中村稔弥 ”亜大ツーシーム”の奪空振率は山﨑康晃以上 . 2020年プロ野球・千葉ロッテマリーンズ記事まとめ. プロ入り初勝利を挙げた8月24日のソフトバンク戦は、3回1/3を投げて3失点という内容だったが、左打者の柳田悠岐と中村晃にほぼ完璧にとらえられた一発を浴びている。「スライダーの精度を向上させる」「左腕が左打者に投じる際に有効なチェンジアップをマスターする」など、対策の方向性は色々と考えられるが、まずは直球の威力を増すことが変化球を生かすという意味で優先事項になるだろう。 昨季の経験を糧に飛躍を. ルーキーイヤーの昨季は主にリリーフとして10試合に登板。プロ初勝利を挙げるなど1勝1敗3ホールドの成績を残すも、防御率4.32と打ち込まれるケースも散見されたロッテの中村稔弥。 2020/04/08 17:00. 被打率は.263と今後改善の余地があるが、ツーシームで20%以上の奪空振率は圧巻。打たせて取るというよりも、山﨑同様に三振を奪えるツーシームだ。, 直球は平均球速が138.3kmと決して速くないが、リリースポイントが見えにくくキレがある。直球の投球割合は56.6%と半分以上を占めるが、被打率は.185と優秀。現状の速さでもある程度通用しているため、今後球速がアップした時が楽しみだ。直球の威力が増すことで、得意なツーシームがよりいっそう生きるだろう。 平沢大河、安田尚憲、藤原恭大がレギュラー掴むのはいつ? 福浦ら歴代高卒野手の転機は5年目, 課題はその他の球種。スライダーの被打率は.429、カーブの被打率は.600、フォークの被打率は.400と、どの球も打ち込まれている。各球種ともに投球割合が低いため、少し打たれると被打率が高くなりやすいということもあるが、直球とツーシーム以外にも自信を持ってカウントや空振りがとれる球を持っておきたい。 ロッテの中村稔弥はルーキーイヤーの昨季、主にリリーフとして10試合に登板。プロ入り初勝利を挙げるも、防御率4.32と打ち込まれるケースも散見された。武器は奪空振率.22.5%を誇る縦に落ちるツーシーム。今季は直球を磨き、貴重な左腕としてさらなる飛躍に期待したい。 サイト内の記事・写真・アーカイブ・ドキュメントなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。, 平沢大河、安田尚憲、藤原恭大がレギュラー掴むのはいつ? 福浦ら歴代高卒野手の転機は5年目, 平沢大河、高橋純平、小笠原慎之介、オコエ瑠偉、森下暢仁 97世代ドラ1たちの現在地. 2019亜細亜大出身投手ツーシーム成績 . 抜群のコースに収めてきたツーシームが、少しだけ浮いた。 8回無死。 ロッテ中村稔弥投手(24)は打者24人目に初安打を許し、ノーヒットノーランの快挙を逃した。 7回まで2四球のみの投球をしていれば、さすがに気になる。 直球の威力が増せば、空振りが取れるツーシームとの2球でリリーフとして通用するだろうし、他の球種を磨いて投球の幅を広げれば、先発やロングリリーフとしても面白い。起用法を色々と試したくなる投手であることは確かだ。 Copyright© SPAIA | スポーツデータAI予想解析メディア All Rights Reserved. 4月8日(水)17時0分 spaia Ⓒspaia. 昨季の経験を糧に飛躍を. 左腕不足と言われて久しいロッテ投手陣。中村が独り立ちすれば、投手陣の厚みとバリエーションが広がる。今季は、全ての面でのレベルアップに期待したい。 ロッテ・中村奨吾、復活の鍵は原点回帰 強く踏み込む勇気を取り戻せ, 武器は、亜細亜大仕込みの独特な軌道のツーシーム。一般的には打者の手元でボール1個分程度変化させ、芯を外して打ち損じを狙うものだが、通称「亜大ツーシーム」と呼ばれる球は、落差が大きくシンカーの軌道に近い。 左腕不足と言われて久しいロッテ投手陣。中村が独り立ちすれば、投手陣の厚みとバリエーションが広がる。今季は、全ての面でのレベルアップに期待したい。 dメニューニュースを適切に表示するために、JavaScript設定をONにしてご利用ください。, ルーキーイヤーの昨季は主にリリーフとして10試合に登板。プロ初勝利を挙げるなど1勝1敗3ホールドの成績を残すも、防御率4.32と打ち込まれるケースも散見されたロッテの中村稔弥。 中村のツーシームも落差があり、見た目はシンカーやフォークのような軌道だ。特筆すべきは奪空振率の高さ。本来打たせて取るツーシームの特性を考えれば、奪空振率は九里の7.7%が妥当な値と言えるが、亜細亜大出身投手の奪空振率は軒並み高く、中でも中村の.22.5%はダントツだ。 平沢大河、安田尚憲、藤原恭大がレギュラー掴むのはいつ? 福浦ら歴代高卒野手の転機は5年目, 課題はその他の球種。スライダーの被打率は.429、カーブの被打率は.600、フォークの被打率は.400と、どの球も打ち込まれている。各球種ともに投球割合が低いため、少し打たれると被打率が高くなりやすいということもあるが、直球とツーシーム以外にも自信を持ってカウントや空振りがとれる球を持っておきたい。 nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。, nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての. 貴重な左腕として、昨季の経験を糧に今季は飛躍が期待されている。オープン戦では2試合(投球回4)に登板し4安打を浴びるも、1失点、防御率2.25。得意の縦に落ちるツーシームで三振を奪うなど、まずまずの投球を見せていた。 2020年プロ野球・千葉ロッテマリーンズ記事まとめ, ISMS認証登録番号:ISO/IEC 27001認証取得 No.ISA IS 0311. ロッテの先発陣はある程度枚数が揃っていることもあり、中村は今季もリリーフとしての起用が想定される。だが、先発陣には若手が多く、シーズンを通してローテーションを守れるか未知数な部分も多い。先発左腕は小島和哉だけという現状を踏まえると、中村に先発登板のチャンスが巡ってくる可能性も十分にあるだろう。 ルーキーイヤーの昨季は主にリリーフとして10試合に登板。プロ初勝利を挙げるなど1勝1敗3ホールドの成績を残すも、防御率4.32 ロッテ・中村奨吾、復活の鍵は原点回帰 強く踏み込む勇気を取り戻せ, 武器は、亜細亜大仕込みの独特な軌道のツーシーム。一般的には打者の手元でボール1個分程度変化させ、芯を外して打ち損じを狙うものだが、通称「亜大ツーシーム」と呼ばれる球は、落差が大きくシンカーの軌道に近い。 プロ入り初勝利を挙げた8月24日のソフトバンク戦は、3回1/3を投げて3失点という内容だったが、左打者の柳田悠岐と中村晃にほぼ完璧にとらえられた一発を浴びている。「スライダーの精度を向上させる」「左腕が左打者に投じる際に有効なチェンジアップをマスターする」など、対策の方向性は色々と考えられるが、まずは直球の威力を増すことが変化球を生かすという意味で優先事項になるだろう。 亜細亜大出身のソフトバンク・東浜巨やDeNAの山崎康晃、広島の九里亜蓮、阪神の高橋遥人も、投球を組み立てる上でツーシームが軸となっている。 貴重な左腕として、昨季の経験を糧に今季は飛躍が期待されている。オープン戦では2試合(投球回4)に登板し4安打を浴びるも、1失点、防御率2.25。得意の縦に落ちるツーシームで三振を奪うなど、まずまずの投球を見せていた。 ロッテの先発陣はある程度枚数が揃っていることもあり、中村は今季もリリーフとしての起用が想定される。だが、先発陣には若手が多く、シーズンを通してローテーションを守れるか未知数な部分も多い。先発左腕は小島和哉だけという現状を踏まえると、中村に先発登板のチャンスが巡ってくる可能性も十分にあるだろう。 平沢大河、高橋純平、小笠原慎之介、オコエ瑠偉、森下暢仁 97世代ドラ1たちの現在地 被打率は.263と今後改善の余地があるが、ツーシームで20%以上の奪空振率は圧巻。打たせて取るというよりも、山﨑同様に三振を奪えるツーシームだ。, 直球は平均球速が138.3kmと決して速くないが、リリースポイントが見えにくくキレがある。直球の投球割合は56.6%と半分以上を占めるが、被打率は.185と優秀。現状の速さでもある程度通用しているため、今後球速がアップした時が楽しみだ。直球の威力が増すことで、得意なツーシームがよりいっそう生きるだろう。 特に考えなければいけないのが左打者対策。右打者には得意のツーシームを多投(投球割合33.5%)していることもあってか、被打率は.217。一方、左打者にはツーシームをほとんど投げておらず(投球割合9.5%)、スライダーを多投(投球割合16.4%)。その結果.295と打ち込まれている。 お客様のブラウザはジャバスクリプト(JavaScript)に対応していないか無効になっています。詳しくはサイトポリシーをご覧ください。, 抜群のコースに収めてきたツーシームが、少しだけ浮いた。8回無死。ロッテ中村稔弥投手(24)は打者24人目に初安打を許し、ノーヒットノーランの快挙を逃した。, 7回まで2四球のみの投球をしていれば、さすがに気になる。「8回に意識しました」とお立ち台で告白し、ファンを笑わせた。8回途中1安打無失点。見事な今季2勝目だった。, 制球が落ち着いていた。カウント3-1になったのは、打者24人中2人のみ。「前回の投球はバランスが悪かったので、しっかり練習してやってきました」。, 投球後、体が右側に倒れていたことに気がついた。「それで制球も乱れていたので、右足で立つことを投げ終わりに意識したのがよかったと思います」。軸がしっかりしたフィニッシュは見栄えも良かった。, 10個のゴロは、ほぼ内野手の正面に転がり、10個のフライは定位置近くに上がり続けた。二塁を守る中村奨は「しっかりと投げ切っていたので、打者が打たされていたのかなと思います」と言った。井口監督も「彼らしい打たせてとる投球だったんじゃないかな」と安心して見ていた。, 8回先頭まで93球。「8回もしっかり投げきりたかった」と、最後までマウンドにいられなかった悔しさは残る。それでも堂々と胸を張り、しっかり腕を振ってベンチへ歩く中村稔に、スタンドからは惜しみない拍手が送られた。【金子真仁】, (C)2020,Nikkan Sports News. 平沢大河、高橋純平、小笠原慎之介、オコエ瑠偉、森下暢仁 97世代ドラ1たちの現在地 ルーキーイヤーの昨季は主にリリーフとして10試合に登板。プロ初勝利を挙げるなど1勝1敗3ホールドの成績を残すも、防御率4.32 亜細亜大出身のソフトバンク・東浜巨やDeNAの山崎康晃、広島の九里亜蓮、阪神の高橋遥人も、投球を組み立てる上でツーシームが軸となっている。 直球の威力が増せば、空振りが取れるツーシームとの2球でリリーフとして通用するだろうし、他の球種を磨いて投球の幅を広げれば、先発やロングリリーフとしても面白い。起用法を色々と試したくなる投手であることは確かだ。