やはりアメリカの一般市民が戦死者に心から敬意を表しているのです。 もう一つの驚きはワタシと妹がこれまで受けていた教育と、テレビやドラマからの作ってきたアメリカのイメージとの違いです。 * 【動員数が多いからだと思います】 * 【アメリカの各戦争の戦死者】 * 【1位】 【南北戦争】 (1861年〜1865年) 戦死者数 36万4511人 動員兵士数 221万3363人(北軍のみ) * 【2位】 第2次世界大戦 (1941年米参戦〜1945年) 戦死者数 40万5399人 動員 … ノトマ・ベイというアメリカ海軍に護衛空母が実在して、 ジェームスという名前のパイロットは、ジェームス・ヒューストン中尉 という名前のパイロットしか存在せず、1945年3月3日の硫黄島の戦いの 時に飛行機が父島付近で撃墜されて戦死していた。 個人情報保護方針  特定商取引法に基づく表示, このサイトにはどなたでも自由にリンクできます。掲載されている文章・写真・イラストの著作権は、それぞれの著作者にあります。 米国史上最大の戦死者をだした南北戦争。南部人も北部人も、いかに死を迎えるべきか、戦争の現実を直視することを余儀なくされ、同時に国家と文化を再定義することになった。死への対処は米国人の基本的な仕事となった。, 「国家のために流した血が、どのようにあがなわれるのかを国民に知らしめることは、その後の戦争において世界中が直面した課題である。アメリカがそれをどう処理してきたのかを本書は詳細に検証している。われわれ自身の戦争の歴史を考える上でも、有益な示唆を与えてくれる一冊である。」(北海道新聞10.12.19付 梯久美子 評), 「南北戦争の戦死者の総数は62万人とされている。これは、独立戦争から朝鮮戦争に至るまで米国が戦った数々の戦争における戦死者を合計した数にほぼ匹敵するという。本書は、「南北戦争での大量死は、死に意味を与えることを要求したのである」という問題意識に答えようと、当時の記録を兵士や家族の手紙や日記に至るまで綿密に検討し、戦場に横たわる兵士の死体などを含めた記録写真や、新聞・雑誌に掲載された挿絵も収めた、まことに密度の濃い歴史叙述書である。」(日本経済新聞10.12.19 東京大学名誉教授 本間長世 評), 「20世紀のアメリカが第一次大戦から最近のイラク戦争まで、自国の兵士たちを幾人も戦死させることになったのだが、ときにそれはアメリカがつけを払っているのかもしれないと著者は指摘し、「生存者さえも別の人間になった」ことを今も理解しえずにいると問いかける。私も同年代のベトナム戦争に従軍したアメリカの友人の苦悶の表情を見ているだけに、本書の歴史的視座にうなずける。」(朝日新聞10.11.28付より), 「靖国神社や千鳥ヶ淵戦没者墓苑や戦没者遺骨収集事業。それらの雛形は南北戦争の米国にあったのか。近代国家と戦争と鎮魂の歴史は本書抜きに語れない。」(読売新聞10.11.28付 片山杜秀 評), 「南北戦争の死の衝撃検証 同国人同士の途方もない規模の殺戮が米国社会にどのような衝撃をもたらしたのか、戦場の「死」を検証したのが本書である。兵士たちは死とどう向き合ったか、敵を殺すという任務をどう正当化したか、家族たちは兵士の死をどう受け入れたか、宗教は戦争や戦死をどう説明し、人々はどう納得したのか。著者は兵士や家族の手紙、各地の戦闘をめぐって書かれた数々の記録や報告、報道記事などの資料を基に、戦場の死を文分析している。」(「京都新聞」10.11.14付、「徳島新聞」10.10.24付。藤田博司 評より), お問い合わせ  会社概要  アクセス  リンク やはりアメリカの一般市民が戦死者に心から敬意を表しているのです。 もう一つの驚きはワタシと妹がこれまで受けていた教育と、テレビやドラマからの作ってきたアメリカのイメージとの違いです。 アメリカがそれをどう処理してきたのかを本書は詳細に検証している。われわれ自身の戦争の歴史を考える上でも、有益な示唆を与えてくれる一冊である。」(北海道新聞10.12.19付 梯久美子 評) 「南北戦争の戦死者の総数は62万人とされている。 この記事は、先述のとおりLast Letters Homeというドキュメンタリーを取り上げていて、その中から兵士が家族に当てたメールや手紙、またそれを受け取ってから戦死を知った家族の心境(取り乱しや拒絶)を紹介しています。, コラムニストによれば、このドキュメンタリーはイラク戦争を支持したり反対するものではなく、犠牲者やその家族の避けることのできない悲しみや想いを描き、人々に再考を促すといいます。また、戦争の現実がアメリカ人と隔たりがあるのは遺憾なことで、この痛みをもっと広く分かち合うべきだとしています。そうすることで、今後は不必要な戦争に反対することの助けになるかもしれないからです。このドキュメンタリーは、一部のアメリカ人の非常に深い痛みを多くのアメリカ人が理解し、共有する第一歩となる、といっています。, 確かにみんなで同じ痛みを共有すれば、そんなつらいことはするな!といえるでしょう。しかし現状では、不必要な戦争に(公では)反対することさえもできないということでしょうか。それはなぜなんでしょう?それとも、イラク戦争はやはり「必要な戦争」ということなのでしょうか・・・。, お、良いねぇ、アシスタント小川。 彩流社の社員によるもの、上記以外のものの著作権は株式会社彩流社にあります。, 【紹介】『「地域の人」になるための8つのゆるい方法』――「西日本新聞」(2020年2月1日). 現在のアメリカの人口にあてはめると、全人口の2%、600万人が戦死したに等しい。南軍の戦死者は北軍の3倍。戦える年齢に達した南部白人男性の5人に1人が戦死した。そして、市民も5万人が犠牲に … 「それはなぜか」とあきらめでなく問いたいところです。マスコミのイラク報道がひどい情報封鎖状態にあるなら、そのすき間をつく小メディアがあって良い。ドキュメンタリーは深読みすればよい。楽観視はできませんが。, メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません), 平体由美/小野 直子編著『医療化するアメリカ―身体管理の二〇世紀』に拙稿を寄せました. 戦死して行かざるを得なかった道は、遺族や本人が選択した道だったとでも言うのですか。 戦後60年を経て、改めて取り出してつくづくと読んでみると、人間を 「物」 のように見て扱ってきた時代の様相が … なんでベトナム戦争は米軍 の戦死者が多いのですか? アメリカでは、ベトナム戦争では従軍記者などによる比較的自由な取材・報道が行われたが、それが激しい厭戦気分や反戦運動と敗北に影響したとの意見も存在し、湾岸戦争やイラク戦争では戦死者・戦傷者などの映像や写真は厳しく規制された 。 12日のNTタイムスのコラム Death Comes Knocking です。この記事は、先述のとおりLast Letters Homeというドキュメンタリーを取り上げていて、その中から兵士が家族に当てたメールや手紙、またそれを受け取ってから戦死を知った家族の心境(取り乱しや拒絶)を紹介しています。