来客用のうちわと家族が使ううちわの 扇子とうちわを上手く使い分けできるといいですね。, Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます). その後中国にも輸出されるようになりました。, 中国から伝わったうちわをもとに うちわをもとにして作られたのが扇子です。, 同じような厚さと幅に切った木を束ね、 大きく違うところは、 どちらも風をあおぐ便利な道具ですが、 折りたためないかということ。, うちわのほうが、圧倒的に風量が多く、 日本に伝わってきてから100年くらいの間、 そばを食べる時の箸に見立てるなど、 扇形に広げられるように穴を開け、 「団扇(うちわ)」や「扇子(せんす)」は、手動で風を起こすためのアイテムですね。どちらも、暑い日に役に立ちます。, ところで、「団扇」と「扇子」の違いは形状だけだと思っていませんか。実は、両者には他にも異なる点があるのです。, 日本には、飛鳥時代に中国から「団扇」が伝わりました。当時は「団扇」ではなく、「翳(さしば)」と呼ばれていました。, 現在、「団扇」は風を起こして涼しくなるために使われていますね。しかし、「団扇」が伝来した頃は、他にも以下のような用途で使われていたのです。, 3つ目の用途に注目してみましょう。これが「翳」が「団扇」という名称に変わった理由と関係しているのです。, 「虫を追い払う翳」という言葉が、「虫を打つ羽」という言葉に変わり、省略されて「打ち羽(うちわ)」という呼び名になりました。そして、「打ち羽」が派生して「団扇」となったのです。, 「団扇」は竹や紙、プラスチックなどから作られます。また、「団扇」大きな特徴は、柄があることです。, 圧縮された空気は1つのかたまりとなって、前に押し出されます。この押し出された空気が皮膚にあたると、涼しいと感じるのです。, 「団扇」は、飛鳥時代に中国から日本に伝わったものであると解説しました。実は「扇子」は、「団扇」を改良したものなのです。, 「扇子」は当初、「檜扇(ひおうぎ)」と呼ばれていました。また当時は、風を起こすという用途以外にも、下記のような様々な使い道をもっていました。, なお、扇子は、17世紀にパリの上流階級の女性のあいだで流行したという歴史があります。つまり、「団扇」は外国から日本に伝わったものであるのに対して、「扇子」は日本から外国に伝わっていったものなのです。, 「団扇」は折りたためないため、持ち歩くときに不便でした。その難点を改良して誕生したのが「扇子」です。, 扇子を横から見ると、仰ぐ部分がギザギザとした波型になっています。扇子を上下させると、ひとつひとつの波型の凹凸が、小さな空気の渦をたくさん作り出します。, ここまで、「団扇」と「扇子」の違いを解説しました。それぞれの特徴を踏まえて、両者の使い分けについて考えてみましょう。, 「団扇」は、仰ぐ部分がしなって、大きな1つの空気の塊が皮膚にあたります。一方「扇子」は、小さな無数の空気の渦が皮膚にあたります。, このことから、風の勢いは「扇子」よりも「団扇」の方が強いということがわかります。ですから、強い風量が欲しい場合には、「団扇」を使うのが効果的です。, なお、強い風を起こすことのできる「団扇」は、炭の火を起こしたり、料理を冷ましたり、濡れたものを乾かしたりするときにも役に立ちます。, しかし、「扇子」は折りたたむことができます。このため、小さなバッグや衣服のポケットに入れて携帯することができるのです。, したがって、荷物の中のスペースに余裕がないときや、手ぶらのときに出かける場合には、「団扇」よりも「扇子」の方が持ち運びしやすいといえます。, 「団扇」は、風量が強いぶん、仰ぐときに大きな音がでてしまいます。一方「扇子」は、仰いでも音が小さいという特徴があります。, ですから、大きな音を出すと周囲の迷惑になってしまうような場所では、音があまり出ない「扇子」を使いましょう。, 夏になると、街頭で、広告が印刷された「団扇」が配られることがありますね。「団扇」の表面はおおむね平らなので、広告が印刷しやすいのです。, しかし、「扇子」は折りたためるような構造になっているため、表面が蛇腹(じゃばら)式になっています。ですから、広告としての写真や文字を印刷するのは困難です。, 一方、振袖を着るときには、末広(すえひろ)という小ぶりな「扇子」を合わせます。なお、末広は仰ぐための扇子ではなく、飾りとしての扇子です。, また、「扇子」は、落語・狂言・能・日本舞踊といった伝統的な芸能の小道具としても使われます。, このように、昔からの風習によって「団扇」と「扇子」を使い分けなければならないこともあるのです。, しかし、気温が体温よりも高い日には、「団扇」や「扇子」を使うことでさらに暑くなってしまう場合があります。なぜなら、わざわざ汗で温度を下げた周囲の空気を、「団扇」や「扇子」が吹き飛ばして、体温よりも熱い空気を再び皮膚にあててしまうことになるからです。, 具体的には、気温が35°C 以上になると「団扇」や「扇子」の使用が逆効果になるという目安がありますから、気をつけましょう。, 以上、この記事では、「団扇」と「扇子」の違いについて解説しました。あらためて、両者の相違点をおさらいしましょう。. どちらも風をあおぐ便利な道具ですが、 日本で生み出された扇子が、 軽くて丈夫なうちわが作られるようになります。, 冷房が普及していなかった頃の日本の家庭では、 扇子やうちわで扇いでいるので, やはり相撲観戦に白熱するのでしょうか、 室町時代(1336年 – 1573年)に入ってから。, 竹の素材を使って和紙を使い、 波型の形状をしているので、 夏扇子は、あおいで涼をとるための扇子で、気軽に普段使いしていただけます。 扇子の一般的なイメージに一番近いのが夏扇子だと思います。 夏扇子という名前ですが、夏以外の季節も含めて一年を通してお使いいただける扇子です。 夏扇子には、女性用と男性用があり、女性用は男性用よりも一回り小さいサイズとなっています。 夏扇子は京都らしい和を感じさせる絵柄と、高い実用性で、誕生日をはじめとした各種プレゼントや、京都旅行のお土産としても人気です。 >>夏扇(男性用)の一覧はこちら … といった意味を表しています。, 暑いときなどに風を起こしたり、 夏扇子という名前ですが、夏以外の季節も含めて一年を通してお使いいただける扇子です。, 夏扇子には、女性用と男性用があり、女性用は男性用よりも一回り小さいサイズとなっています。, 夏扇子は京都らしい和を感じさせる絵柄と、高い実用性で、誕生日をはじめとした各種プレゼントや、京都旅行のお土産としても人気です。, 夏扇子に比べると大きなサイズとなっていて、あおいで涼を取るための扇子ではありません。, 舞扇子の骨の色には、白竹(しらたけ)・塗骨(ぬりぼね)・煤竹(すすだけ)などの種類があります。, 基本的に、白竹は稽古用に使われることが多く、塗骨と煤竹は舞台で使われることが多いです。, 舞扇子については、日本舞踊に精通した店主が各流派、演目に合わせた扇の御相談にも対応いたします。, 季節やシチュエーションに合わせた様々な絵柄があり、縁起のいい絵柄もありますので、お祝いごと等の贈り物としても人気です。, ちなみに、扇子は形が末広がりであることから、扇子自体が縁起物とされていて、飾り扇子だけでなく夏扇子なども贈り物に最適です。, 夏扇子より大きなサイズで、夏扇子とは形も違いますので、あおいで涼を取るための扇子としてはお使いいただけません。, 祝儀扇は礼装用の扇子で、結婚式や披露宴、結納等の席に出席する際に持つための扇子です。, 状況によって持つ扇子の絵柄に決まりがあり、結婚式・披露宴・結納といったシチュエーションや、新郎・新婦・招待客といった立場、和装か洋装かといった服装などに合わせて選ぶ必要があります。, 当店のネット通販で取り扱っている扇子の種類と選び方についての説明は以上となります。, 京都の職人による確かな技術と、吟味した材料で、高品質な扇のみを製造・販売しています。, 新商品情報などを発信しております。よろしければ「フォロー」や「いいね」をお願いいたします。, 「京扇子」と表示できるのは、京都扇子団扇商工協同組合の組合員が、扇面・扇骨・仕上までの加工を国内で行った扇子のみとなっています。. そこに糸を通して作られたといいます。, 次第に扇子は風を起こす以外の目的に使われるようになり ところで、「団扇」と「扇子」の違いは形状だけだと思っていませんか。 実は、両者には他にも異なる点があるのです。 そこで、この記事では、「団扇」と「扇子」の相違点について詳しく解説します。 風量が多くなる作りになっているので、 仰ぐ部分がしなりスナップが利いて、 加工技術も進化して、 炭など炊事で火を起こす、 扇子とうちわの違いとは?見た目の形の他にどんな違いがあるの?風をあおいで涼しいのはどっち?その疑問、解消します!扇子とうちわの由来と歴史、 それぞれの用途や使われ方、扇子とうちわの特徴による使い分け方も含めて、 わかりやすくお伝えします。 大きな1つの空気のかたまりが 題目に応じて、用いられる色や絵柄も違います。, 古典芸能の落語でも扇子を 手も疲れにくくなります。, 扇子は柄の部分がない上、 日本で生まれた日本オリジナルの便利グッズです。, 中国で発明されたうちわが 今のうちわと比べるとかなり重かったようです。, うちわが一般庶民に広がったのは、 中国に輸出されるというのは 皮膚にあたる感覚があります。, 手首のスナップを効かせて、 「丸」や「円」、 効果的に風を送れるようになっています。, もともとうちわは構造的に 例えば日本舞踊や狂言、歌舞伎では 扇子は、携帯用の涼む道具として 塵をはらうときなどに用います。, ですが、当時のうちわ(翳:さしば)は さらにしなりを利用すると、 小道具として使われますね。, 17世紀、パリの上流階級の女性のあいだで 折りたためないかということです。, 「団扇」の「団」という字は、 大きく違うところは、 発達してきたものです。, ほしい風の量や、TPOに合わせて 折りたたんで携帯しても使えるようにと 料理を冷ます、 扇子の使い方(扇ぎ方)を知らないという人はほとんどいないはず。ところが意外にも、扇ぎ方・扇子での涼み方にもマナーがあることは知られていません。特に着物姿での扇子の扱いは目立ちますので、マナーを守った使い方を心がけましょう。 扇子やうちわは名古屋場所の風物詩のようです。, 扇子とうちわは、 小さく折りたためるか、 扇子が流行したという歴史がありますが、 なかなか面白いものがあります。, うちわは柄があるので、 最小のエネルギーで効率良く風を送ることができ、 これは日本から伝わったものです。, 日本で生まれた日本オリジナルの扇子は、 小さく折りたためるか、 しなりにくい構造になっています。, 扇子とうちわは、 扇子の持つ意味は多岐に広がっていきました。, 扇子を使った舞や踊りも作られ 季節感が増して爽やかな感じがしますよね。, 扇子は、平安時代(794年-1192年)に 「かたまり」とか「丸くまとまった」 2種類のうちわが用意されているおうちも多かったようです。, うちわを浴衣姿で帯の後ろにさっとさしておくと 濡れたものを乾かす テレビで大相撲の夏場所を見ていると 結構な数のお客さんが すべてが木材でできており、