Pinterest. 「柴崎春通 水彩画講座」へようこそ。Youtube動画「水彩チャンネル」でお馴染みの柴崎春通が透明水彩やスケッチに役立つ技法の数々をあなたに直接伝授します。千石教室あと3名で定員です。 2020年10月 . AnyMind Group / Senior Executive, Communications. 2020年1月31日、金曜日。今日は銀座の 画廊 ( がろう ) 「るたん」にて開催中の、 柴崎 ( しばさき ) 春通 ( はるみち ) 先生の個展に行ってきました。 何を隠そう僕は柴崎先生のYoutubeチャンネルを登録しているくらいので、その絵は――製作過程も含めて――何度もネット上で拝 … 16. 水彩画のコツ 水彩風景画 水彩クラゲ 初心者向け絵画 水彩画 アート 水彩画. Senior Executive, Communications, Motohiro Kazama. 柴崎春通 水彩画動画. 2020/05/23 - Pinterest で 191 人のユーザーがフォローしている Tokiwa Hagihara さんのボード「Harumichi Shibasaki 柴崎春道」を見てみましょう。。「春, 水彩画の基本, 画家」のアイデアをもっと見 … 2020年1月31日、金曜日。今日は銀座の画廊(がろう)「るたん」にて開催中の、柴崎(しばさき)春通(はるみち)先生の個展に行ってきました。何を隠そう僕は柴崎先生のYoutubeチャンネルを登録しているくらいので、その絵は――製作過程も含めて――何度もネット上で拝見してきたのであります。それを実際に見られるとは・・・。, ここで説明しておくと、柴崎先生は1947年生まれ(今年で73歳ですね)の水彩画講師の方です。長年画家及び講師として活動されてきたのですが、2017年にYoutubeのチャンネルを開設してからは、日本だけでなく世界中の水彩画愛好家たちからも支持を集め、現在のところ登録者数は52万人を超えています。僕もちょっと真似をして画材を買い集め――といっても大したものではありませんが――そういう気分になったときにはたまに描いたりしています(今はなかなか時間が取れませんが)。, そしてその柴崎先生が個展を開かれる、というので、ちょっと迷いはしたけれど、とりあえず行ってみることに決めたのです。「ちょっと迷った」というのは、つまり明らかに今の僕は他人の作品を鑑賞している場合ではない、ということです。とにかく時間が足りない。アルバイトが終わったあとの数時間を、自分を成長させるために使うのは、むしろ当然の帰結なのです。しかし「ここで行かなかったら後悔するかもな」という思いもあり、意を決して出かけてみたのであります。, 結果柴崎先生には会えなかったけれど――実際に会えたらあれを話そう、これを話そう・・・と思い廻(めぐ)らしていたので――それでも画面上で見ていた作品を、直(じか)に自分の目で細部まで観察できたのはとても素敵なことでした。アクリル画も中にはありましたが、やはりこの人の真骨頂は水彩の筆遣(ふでづか)いだと思います。あとは思いきった省略。水の滲(にじ)みを活かしてあえて描かない。絵具(えのぐ)を重ねて作る油彩画とは違って、水彩画はスピードが重要になってきます。偶然のかすれ、偶然の滲(にじ)み、あるいは偶然の撥(は)ね・・・。そういったものを意図的に組み合わせて先生の水彩画は描かれています。あえて細部を描き過ぎないこと。水に仕事をさせること。必要であればモデルに寄りかかり過ぎるのではなく、ものの位置をちょっと変えてしまうこと。なぜなら我々は写真を撮っているのではなく、絵を描いているのだから・・・。, そうやって出来上がった作品からは「動き」が感じ取れます。実は僕は柴崎先生のほかに、アメリカ人のGary Tuckerという人の水彩画も好きで、チャンネル登録しているのですが、この二人の作風には似通ったものがあります。細部よりも全体的なコントラストを重視すること。常にスピード感を持って描くこと。人物の顔を描き過ぎないこと・・・。, そう、人物です。柴崎先生や、Gary Tuckerの風景画には、往々にして非常に小さく人間の姿が描かれています。彼らは顔を持たず、時には膝から下の脚がありません(それはつまり歩いている途中だ、ということを示唆しているのですが)。しかしそれがまたいいんだな。彼らは普通の生活を送っているはずなのに、すごく孤独に見えます。それはおそらく、あくまで全体の風景の中で見ると、単なる添(そ)え物に過ぎないからなのだと思います。もっともだからといって手を抜いて描かれているわけではなく、そこには紛れもない生命があります。彼らは自らの卑小(ひしょう)さを受け入れつつも――あるいは受けれていないのだろうか? 正確なところは本当は分かりません。でも少なくとも僕の目には受け入れているように見える――それぞれの生活を淡々と送っています。そこでフォーカスされているのは、他人とのふれあいではなく、むしろ個人として生きることの寂しさのようなものです。哀(かな)しさのようなものです。この世に生まれた以上、我々はおそらく死ぬまで孤独なのです。家族や恋人がいたとしてもなお、です。僕は彼らの絵からそういったことを感じ取ります。, そしてもう一つ重要なこと。「ではそのシーンを見ているのは誰なのか」ということです。その視点の切り取り方。もちろん見ているのは柴崎先生であり、Gary Tuckerです。しかし同時に我々自身でもあります。テクニックは誰かに学べるかもしれないけれど、その切り取り方だけは個人的に--つまり自分だけの力で--学び取るしかありません。あるいはそれは「学ぶ」ものではなく、先天的なものなのだろうか? もっとも凡人としての僕には細かいところまでは分かりません。しかしたしかにいえるのは、それが明らかに小説の技法にも結び付いてくる、ということです。視点の切り取り方。その独自性。何にフォーカスするのか?, これはちょっとこじつけに聞こえるかもしれないけれど、ほかの部分、たとえば筆遣(ふでづか)いの勢いを大切にするところとか。細部よりも全体のバランスを重視するところとか。意図的になり過ぎないところとか。そういったところも往々にして小説に適用できるような気がします。あるいは背景にあるビルの窓の数は、実際にはもっとずっと多いのかもしれない。左奥の山の稜線(りょうせん)は、本当はもっと細かく折れ曲がっているのかもしれない。でもそんなことはどうだっていいのです。おそらく我々は普段の日常においてそうやって世界を認識しているように――つまり背景の山の稜線(りょうせん)は、ぼんやりとした緑色の滲(にじ)みのようなものにしか見えないのではないか――なにもすべてが正確である必要はないのでしょう。「客観世界」と呼ばれる世界の中を、我々は独自の視点でもって生きています(主観世界)。優れた画家の視点に触れることによって、ほんの少しだけ僕らは自分の世界の見え方を移動させます。そして戻ってきたときには、ちょっと違う気分になっている。その違いが結構重要なのです。, 結局柴崎先生の絵を見て――会場はとても小さなところでした――以前に出版されていた画集をパラパラとめくったあと、ほとんどほかに何もすることなく、Uターンするように帰ってきました。買い物をする金銭的な余裕がない、というだけでなく、僕には時間の余裕もないのです。これはたしかライブマジックについて書いたときも思っていたことだけれど、僕はたぶん少し傲慢になりつつあるのだと思います。あまりにも長く他人の作品を鑑賞することには耐えられないのです。僕は自分のことをやらなければならない。帰ってくるところはいつも一緒です。ときどき自信を失うことはあるけれど、それでもなんとかやるべきことをコツコツとやり続けなければならない。だってほかにできることなんてなんにもないのだから。, それでも京王線に乗って帰ってくるとき、向かいの窓から見える空は柴崎先生の絵のように見えました。その直前に銀座を歩いているときも、人々はみな柴崎先生が描いた顔のない人に見えました。それはもちろんポジティブな感覚です。ものの見え方が少し移動したのです。あの空はジョーンブリアンに、薄めに溶いたコバルトブルーだな・・・。ウェットインウェットで少し滲(にじ)ませて・・・。雲の下の部分は濃いプルシャンブルー(先生はよくこの色を使います)。明るいところはより明るく。暗いところは思い切ってずっと暗く・・・。, ということで、合わせて数時間、ほとんど移動に費やしてまた自分の部屋に帰ってきました。そしてこの文章を書いています。電車の中で僕が考えていたのは、あるいはこうやって物理的に移動することが今の自分には必要だったのかもしれないな、ということです。考えてみればろくに遠出もしてこなかったし、ほとんど同じパターンで日々を送っていました。決してスムーズとはいえないけれど、それでもアルバイトをして、走って、残りの時間を小説(あるいは曲作りetc…)に使う。そういった規則性を、あえて自分に課してきたのです(そしてこれからも課し続けるでしょう)。しかしさすがにたまにはそういった自分の固定化されたシステムを、相対化してみたいと思ったのかもしれない。自分がやっていることの意味を、少し離れた地点から見直してみたいと思ったのかもしれない。そんなことを考えていました。, でもまあ、結局のところ移動している間は僕は一ミリも成長できないわけです。このように文章を書いてさえいれば、あるいはちょっとくらいは成長できるかもしれない。自分の文体のようなものを作り上げる助けにはなるかもしれない。しかし電車の中でただじっと目をつぶって、いろんなことを考えたり考えなかったりする。京王線の出口から降りて、なぜか間違ってJRの改札に入ってしまう(行きの新宿駅の話。たしか数年前にも同じ失敗をした・・・)。画廊の入っているビルがなかなか見つからず、うろうろし続ける・・・(だって近くで工事をしていたんだもの・・・)。, でもまあ、そんな感じでうまくいかないことはあるにせよ、それもまた外に出ることの醍醐味(だいごみ)だといえなくもないでしょう。部屋にこもって意識を集中することが僕の本業であるとは思うのだけれど、たまには新鮮な空気を吸うことが必要になります。そこでいろんな人の顔を見て、いろんな人の靴を見る(なにしろずっと電車に座っていたので)。いろんな街の匂いを嗅ぐ。正直大体うんざりして帰ってはくるにせよ、そういったことが人間の――というか少なくとも僕の――精神にとっては重要なことなのでしょう。あとはまあ、とにかく自分のことをやるだけです。それでは。, +  If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more, https://www.youtube.com/channel/UCPiQ_mEXdEbB-3Yhiq7gq5w, https://www.instagram.com/shiba_watercolor/?hl=ja. こんにちは、Communications(広報・PR)のカザマです。AnyMind Groupは日本のマーケットにおいても、積極的にYouTuberをはじめとするクリエイターマネジメント・サポートを行っています。皆さんにも我々がサポートしている素晴らしいクリエイターたちを知っていただくべく、今後、積極的にインタビュー記事なども発信していきたいと思います!今回は2019年より専属クリエイターとしてサポートをさせていただいている”Watercolor by Shibasaki”こと、柴崎春通氏のインタビューをお届けしたいと思います。普段は千葉県を拠点に活動している柴崎氏。今回は東京・銀座のギャラリーで個展を開かれるとのことでマネジメントチームと合わせ、僕もお邪魔させていただき、いろいろとお話しを伺ってきました!73歳という年齢にも関わらず、自身のYouTubeチャンネル上で積極的に活動を行い、日本と世界に52万人以上のフォロワーをもつ柴崎氏。また2020年からはTikTokアカウントも開設し、まだまだ活動の幅を広げる彼のモチベーションは一体なんなのか?イベントレポートと合わせ、彼のパーソナリティにも迫ってみたいと思います。, 今回、四季折々、そして日本の絵から海外での情景まで、いろいろと作品を持ってきたんですが、新しくテーマとして置いているのはYouTubeの自分の動画の中で反響の多かった絵について結構持ってきましたね。, ありがたいことにたくさんいらっしゃいます。日本でいうと、北海道の網走や九州など、それから香港や北京、シンガポールから来てくださった方もいました。一目、柴崎を見ようとわざわざ来てくださった皆様には本当に感謝の思いでいっぱいです。, 元々、ずっと絵は描いているんですが、はじめはオイルで絵を描いていたんですが、水彩画の魅力に気づいて、どんどん水彩画を描くようになっていきました。自分でも描きながら、人に絵の描き方を教える仕事がどんどん増えていきました。本当に日本各地いろいろなところで教えていましたし、遠隔でのクラスもありました。, きっかけは息子からの問いかけでした。「お父さん今、世の中にはYouTubeというものがあってね。お父さんが直接教えられる規模感って、どんなに頑張っても1000人くらいじゃない?でも、YouTubeを使えば世界中にお父さんの思いや作品が届けられるんだよ。一回、動画でやってみない?」この話を聞いて、なんだか面白そうだなと思ってやってみたのがはじめたきっかけですね。, それがYouTubeに対して、抵抗は全くなかったんですね。講談社をはじめとして、今までも多くの講座をやっていたんです。直接も教えていましたが、ビデオ教材のような形で、動画を撮影しながら絵を描いたりもしていたものですから、カメラの先にいる生徒に向かって常に講座を行っていたので、要領は同じでした。, 2017年3月に開設をしたのですが、お話ししたようにしたように息子がきっかけでしたが、制作や運営に関しても全くの手探り状態で、息子と二人三脚でやっていますね。私は編集はやっていなくて、いろいろな方に助けていただきながら運営しています。できるだけ、オープンマインドな形で画面の向こうの視聴者さんのことを考えながら、語りかけるようには作るようにしています。また半数くらいの方は日本でなく、海外の視聴者さんもいらっしゃるので、そういった方のことも考えて動画は作るようにしていますね。でも、まだまだ改善の余地はあると思うので、もっともっと進化したいとは思っています。, いえ、そこだけは息子には触らせていないです。(笑)いろいろ、提案してきてくれているんですが、そこは絵描きとして譲れない部分です。, 40数年、講師をやってきて、一度たりとも同じテーマをやったことはないですし、YouTubeも同じでできるだけ喜んでもらえるようなものを常に考えたいと思っていますね。絵も大体は1時間で全て描きあげてしまいます。そうでないと慣れてらっしゃらない方が数時間かけてもできなくなってしまうので、あんまりよくないなぁと思っていますね。, 最近、「質問相談コーナー」という企画を始めて、皆さんの相談や悩みにお応えするようになりました。主に絵に関するものがやはり多いですが、その他には進路相談などもありますね。, 最近はYouTube以外にもInstagramやTwitterもはじめています。1月からはTikTokも始めてみましたが、早速YouTubeのコメントにもTikTokから来ましたという人がいて、面白いなぁと思っているところです。, はい、おっしゃる通り。日本に限らず世界も含め、いろいろなお声をいただきますね。若い方なんかだと「こんなおじいちゃんが欲しい」「声を聴いてると落ち着く」「これで勉強して学校のコンクールで最優秀賞をもらいました。」だとかはシンプルに嬉しいですよね。, あとは「学校の美術の授業で観ました。」というお声もいただいて、先生方にも見ていただいているのかなとか。中高年層の方だと「描いている様子、絵が出来上がっていく様子を観て癒される。」「何十年ぶりに絵を描いてみたくなった」「一緒に旅行に連れて行ってもらえたかんじ」「元気に描いている様子を見て、励みになる」(ご病気をされている方々より)など、少しでも私の活動が見てくださっている方のためになっているなら、それが何よりも大きな喜びです。コメントを見るのは楽しみの一つです。皆さんのお声が私の支えになっていますね。常に感謝の気持ちを持っているので、見てくださっている方から頂戴したコメントはなるべくお返しするようには心がけています。, ー 最近はYouTube意外にTikTokなどもAnyMindでサポートさせていただいていたり、まだまだ活動の幅を広げていかれると思うのですが、今後やっていきたいことはありますか?, 実はまだまだやっていきたいことはあるんです。水彩画以外にも、例えば料理とかね。実はこっそりスマートフォンに撮り溜めていたりします。息子からすると、絵描きのイメージがあるからと少し難色を示されているんですが。(笑)でも私としてはもっと生の柴崎を皆さんにお届けしたいという思いがあります。あとは水彩画もそのひとつという考え方なんですが、”日本の行事をとても大事にしている”んですよね。失われていっている日本の文化を残していきたい、生きている句読点としてそういうのをちゃんとやっていきたいという思いが強くあります。正月に竹を切って門松を作ったり、お月見にお団子を用意したり、季節季節を迎えていくのが楽しいんですよね。そういったことをYouTubeを通して、日本にも世界にももっと伝えていきたいという思いがあります。まだまだアイデアは自分の中にいっぱいあります。, あとはAnyMindさんとの動きも含めですが、海外への思いは強いですね。過去を振り返ると、海外には40ヵ国くらい行っているんです。スケッチとなると、やはり目で実物をみて描きたい。今は過去にいったものを元に描いているが、体調が回復したら、海外で生の絵を描いていきたいなと思っています。, でも、やっぱり初心は忘れず、何よりも絵を描く楽しみを沢山の人々にお伝えできたら嬉しい。こうやって、お仲間の輪をどんどん広げていきたいと思いますね。, 今回の個展について、YouTubeクリエイターの最新ニュースを届ける国内最大級のYouTuberニュースメディア「LogTube」さんにもご取材いただきました。近日公開予定ですので、またアップされましたらお知らせさせていただきます!, いわゆる若年層のYouTuberとは一線を画す、73歳のクリエイター柴崎氏に今回インタビューさせていただきました。実力はもちろんのこと、水彩画に取り組む姿勢、そして動画の構成などへのこだわり。まさしく本物のクリエイターであると感じたとともに、人間としての温かみも強く感じる本当に素晴らしい方でした。コンテンツの面白さや動画の魅力だけでなく、深みのある人間性も、柴崎氏が世界で支持されている理由であると今回のインタビューを通じて、強く感じました。今後も海外展開や制作・ビジネスのサポートを含め、今後もAnyMindでサポートさせていただきます。最後に柴崎氏を担当している弊社マネジメントチームとの3ショットで今回の記事を締めたいと思います。, 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(聞き手・文:Motohiro Kazama / Communications, AnyMind Group), 柴崎氏へのご取材依頼、案件のご相談などは下記までご連絡ください。moto@anymindgroup.com (Communications/広報・PR:カザマ), 【アカウント】YouTube :https://www.youtube.com/channel/UCPiQ_mEXdEbB-3Yhiq7gq5wTikTok :https://vt.tiktok.com/FafhoY/Instagram :https://www.instagram.com/shiba_watercolor/?hl=ja.